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2004.01.22

「伴先生」(1938)について

今日は、「百合レビュー」ではありません。
と言うのも、この作品は「百合」と言うにはちょっと
はばかられるからです。

個人的には、クリスタ・ウィンスローエ「制服の処女」(1930年代)
のような作品を期待したのですが・・・吉本新喜劇でした(笑)
いやまあ、なんというか話の展開というか、ご都合主義で
最後には全て丸く収まるところが、似てるなあと感じたのでした。
もちろん、「百合」的にもイマイチ・・・

# かなり感情移入すれば「百合」といえない事もないけど。

この作品って、「屋根裏の二處女」から18年後の作品で、
このころは吉屋信子も「百合」と言いますか、エスからも
離れてしまったのだなあ、とちょっと寂しく感じたのですが・・・

嶽本野ばら氏の解説を読んで、まさに目から鱗です。
実は、この国書刊行会の前2作の解説って、「なんだかなあ」という
ところもあったのですが、この作品の解説はなかなかです。
# この解説だけでも読む価値はある、と個人的には思います。

「伴先生」こそ、吉屋信子先生が到達したある種の極致なんですね。
テーマは「少女の尊厳」
実際、この作品での少女達の描写ときたら、本当に
吉屋信子の愛情を感じました。

「百合」好きの私としては、「美少女の尊厳」
テーマに据えたいですね。
# ここで「美少女」とは虚構内の少女を指します。

# アニメ「少女革命ウテナ」(1997)のテーマは、実はこれだなんだ
# という感じもします。

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