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2004.01.18

「ヤミと帽子と本の旅人」(2003)

もちろんアニメ版の感想です。

どうしてこのアニメが私の地方でも見れたのだろう。不思議だ(笑)
まあ、ケーブルTVだったのだけど。

私が見たのは1~7話、12,13話です。
今回はこの範囲で感想を書きます。8~11話が飛んでいますが、あの7話で
引いてしまったわけではありません(笑)

以下、ネタばれ注意!!
あと、批判的言辞を弄するので、この作品が好きな人は
読まない方が良いかもしれません。


この作品の印象としては、最初はかなり良いと思ったけど、
結局エロゲーの呪縛から脱することはなかった、という感じです。

つまるところ、何故いろいろな世界の話をしたのでしょうね?
これはエロゲーでは意味のあることです。つまり、お手軽に
バラエティに富んだ美少女を登場させることができるわけですから。
# もちろんムヒヒシーン(笑)も思いのまま(苦笑)

しかし、この作品を見るにつけ、いろいろな世界が、作品の
意味合いをぼかしているようにしか思えなかったです。
むしろ、それぞれの世界を軽化させ、全体の世界観も
あやふやにしているような印象さえ感じました。

「百合」的にもそう。最初は、主人公・葉月の一途な想いに
惹かれるものがあったのだけど、話が進むと、一途というより
単純馬鹿という方が近いと感じてしまいました。

最後のキスシーンもトホホでした。
唾液ブリッジなんて古過ぎるんですよね。
そりゃ「くりいむレモン エスカレーション」(1984)のときはショッキングな
映像ではありましたが、あれから手垢がつくまで使い古された
エロ表現をあえてやる、というのはどうしたものでしょう。
まともな表現者としての資質を疑ってしまいます。

ラストの処女受胎(?)も中途半端だなあという印象しか持たなかったです。
女が満足するのは赤ん坊だろうという、安直思考が働いているような
気さえします。
だいたいイブは、そりゃもう軽~く世界をどうにでもできる存在でしょ?
こういうの自体軽過ぎると思います。

そんなしょうもないことするくらいなら、葉月が死ぬまでの間
初美のまま一緒にいてあげるというオチの方がずっと良かったなあ。

葉月は1話や7話でも判るとおり「初美の女としての躰」を求めていた
わけですよね。しかしそれを知ってながら拒否して、
子供として転生しようなんて、納得いかないですね。
なんだかキレイゴトで済ませようとしているように思えるのです。

まあ、かなり厳しい評価をしましたが、1話やあの7話も嫌いではないのです。
7話なんて、よくあれだけ踏み込めたなあと感心したものです。
でも、やっぱりエロゲーの呪縛には敵わなかったようです。
残念ながら。

もっと葉月を人間として描いてほしかったです。
# キャラクター設定がいかにも空っぽぽいんですよね・・・。

惜しい作品だけに、つい厳しく語ってしまいました。
しかし、なんだかんだ言ってもDVDは買うつもりでいますが(笑)

# そうそう、あの光源処理はウザかったですね。
# DVD版は改善されているかなあ。

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