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2004.01.05

「MAKA-MAKA」Vol.1(2003)

岸虎次郎・作、JIVE・刊です。

これは、かなり不思議な作品だと思います。
まず、この作品で表現したいことは何か。
レズビアンものとして、セクシャリティ?・・・完全に違う。
ゲイ文化をライト感覚に?・・・違う。
単に女同士の組んずほぐれつ?・・・2人のいちゃつきっぷりは見ていて気持ち良いけど、
エロ表現としてはが中途半端な気がする。
あと、キャラクターのプロフィールはちゃんとしているけど、
2人の関係性が良く分からない。
という風に、テーマが不明瞭な感じがするのです。

この作品に近い表現で、しっかりセクシャリティを表現している作品があります。
やまじえびね・作「LOVE MY LIFE」(2001)祥伝社・刊です。この作品は、
SEX描写を多めにしつつも、ゲイ文化やセクシャリティを
まじめにとらえて漫画にしていると思います。(まじめすぎる感じもするけど)

男性作家と女性作家の違いなのか、似て非なるものという
言葉が実にぴったりな2作品だと思います。

まあ、言ってしまえば、結局この作品は、女同士の組んずほぐれつを
描きたかったけど、掲載誌の関係上、性器描写をするわけにもいかず、
それで、こういう(中途半端な)表現になっただけでは?ということになりそうです。
(プロフィールなどは、単に味付けで)

でも、それだけだったら、アニメを観て育った私としては
うるし原智志「ラグナロックシティ」(2001)Gakken・刊の方が好きだなあ(笑)
エロのグレードもちょうど同じくらいだし。

ただ、この作品はまだ化ける可能性を秘めていると思います。
化けるとしたら、主人公二人の関係を、メンタルな切り口で表現してゆく
というところでしょう。
この作者にそれができるかどうかは、私にはまだ見当がつきません。
# うるし原智志には出来ない、という見極めはすぐできますが(笑)

ちょっと楽しみにしつつ、続編を期待しましょう。
# でも無理かなあ。エロ表現からメンタルな表現にしてゆくのは
# 商業作品としてはかなり危険な賭だし、作者がそこまで「百合」に
# 傾倒しているかどうか、これも微妙(消極的否定)だと思うからです。

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