ドラマCD「マリア様がみてる」1
ドラマCD版の感想です。
個人的に、昔は声優にハマっていたということもあり、
ドラマCDというメディアは結構好きで、「マリア様がみてる」も
アニメより、ドラマCDの方が嬉しいとも思っていました。
(実際、アニメより「ときめきテレフォン」版の方が先だったわけですが)
さて、このドラマCDは、原作1巻の半分くらいの内容です。
ドラマCD2巻で、原作1巻分ということになるようです。
個人的に、ドラマCD1巻で、原作1巻だと思っていたので、
良い意味で予想を覆された感じです。
「マリア様がみてる」という作品は、落ち着けば落ち着くほど
味が出ると思うので、長いのは結構なことだと思います。
内容は、アニメ版とほとんど同じで、アニメ版の音声をそのまま
CDにしたのかな、というようなところもあるのですが、
最後のトラック「水曜日の物思い、金曜日のバトル(前編)」は必聴です。
アニメ版でははしょられていた(というか、やれなかった?)、
祐巳のモノローグが、実に良い具合に表現されているのです。
祥子さまを想う、切なくも狂おしい心理描写。
これぞ私の求めている「百合」!!
アニメ版三話を観て、暗い気持ちになっていた私を、この
ドラマCDが助けてくれた感じです。
アニメ版で物足りなかった部分をドラマCDで補完するというのも
良いかもしれません。
あと、ドラマCD版の方が、演技は普通という印象を持ちました。
アニメ版もこういう感じで良かったのに。
(まあ、あれはあれで、ポリシーを感じるし、悪くはないけど)
このドラマCDは思いの外、良い出来だったと思います。
後半も楽しみです。
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