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2004.08.03

「フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に」1

今田隆文・作、富士見ファンタジア文庫・刊

読む前は判らなかったのですが、この作品
登場人物がほとんどアンドロイドなのです。

実は個人的には、アンドロイドものってあまり
好きではないのです。アンドロイドとは言っても
実際に動かすのは(人間である)作者だし、
アンドロイドという設定だけで、読者にある種の
哀れみというか感情移入というか、そういう感情を
引き出そうとする、作者の下心が見えてしまう
場合が多いからです。

この作品もほんの少し、そういう部分があると思います。
が、鼻につくという程度ではないのが幸いです。
また、「ゆるやかな終末」はお話としては魅力的だと
感じました。

「百合」としては、主人公(?)ヒヨリとフィリシエラの
保護者関係ですね。フィリシエラになつくヒヨリの
姿が素直に可愛いです。
フィリシエラにつらくあたられるシーンも良い
と思います。

しかし、どうやらフィリシエラは人間の男(ずっと寝てる)
に気があるみたいだし、ヒヨリは(まだ)ただの甘えん坊
という感じだし、「百合」的に感情移入できるか
どうかは微妙だと思います。

今後、ヒヨリがどのように自立するか、それでも
フィリシエラへの想いを保っているかによって
「百合」としての評価も決まってくると思います。

なんにせよ次回に期待です。

おすすめ度は、次の展開に期待を込めて、
■■■■■■■■□□
としておきます。

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コメント

はじめまして。いつもレビュー参考にさせてもらっています。
今田隆文氏(今度から「七月隆文」というペンネームに
変わるそうです)のオフィシャルホームページ
http://www.h7.dion.ne.jp/~train/
によると、「フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に」は
1巻で打ち切りだそうです。
(日記の7/28あたりを参考にしてください)

切ないというか、透明感のあるお話で個人的にも気に入って
いただけに、残念です。

コメントありがとうございます。

>1巻で打ち切りだそうです。

これは残念ですね・・・。

それにしても、発売されてすぐなのに
もう打ち切りが決まるなんて、ライトノベルって
思った以上に厳しいんですね。
背表紙にも「1」と書いていたのに・・・。

ヒヨリが自立していくところが読みたかったです。

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