「十兵衛ちゃん2」 7~9話
7話、フリーシャの正体が明らかになります。
しかし、思ったより「百合」的には進展はみられません。
自由とフリーシャの関係は、まだそれほど深くなかった
ので反応が少なかったという感じです。
あと、前回までは書きませんでしたが、アクション
シーンは前シリーズより良くなったと思います。
この作品は、基本的にアクションもギャグも静と動の
ギャップで演出していますよね。
前シリーズは、そういうノリがつかみにくいところが
あったのですが、今回はとても心地良く観ていられます。
そういう点で7話はとても良くできていたと思います。
8話。「百合」的には邪魔だった鮎之介が・・・という
展開。ラストはなかなかインパクトありました。
しかし、どうせ父親と同じく、復活しそうですが。
「百合」的には、自由の言葉や行動に、ほんの少し心を
動かされているフリーシャでしょうか。
フリーシャはまだ悪意があるし、和解できる時がくるの
でしょうか。という気になりますね。
9話。雑魚だと思っていた、喜多歩郎の過去が語られます。
雑魚だと思わせるところが、巧いところといえばそうですが
「百合」的にはほとんど見せ場は無しです。
このあたりになって、この作品のテーマが見えてきましたね。
やはり「こどものおもちゃ」(笑)というか、父親と子供の
関係をオーバーラップさせるというのは、実に巧いです。
さすが大地監督という感じです。
ただ・・・このままゆくと「百合」的には、並になりそう
な感じがしてきましたね。
すべては、自由とフリーシャの和解の仕方にかかっている
という感じです。
おすすめ度は・・・
■■■■■□□□□□
としておきます。
アニメとしてはおもしろくなってきましたが、「百合」
としては観るところが減ったので、この点です。
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