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2004.12.01

「ぱらどっくすティー・パーティー」(1987)

皆川ゆか・作、講談社X文庫・刊

「なつかしの百合物件シリーズ」と題しまして(笑)過去の名作(?)
感想を書きましょう、という企画です。
要するに、読むものがなくなった場合の穴埋め企画です(笑)

第一弾は、皆川ゆか・作「ぱらどっくすティーパーティー」
一般的には少女小説に分類される作品です。

初版がでたのは1987年。私は7,8年前に入手しました。
記憶に間違いがなければ、「ティーパーティー・シリーズ」全20巻
いまだにちょっと探せば10巻分くらいは(全部で)1000円以下で買えると
思います。しかし、全巻集めるのは至難の業だと思います。

「百合こころ」では、全巻の感想を書くつもりです!
(うわー、2,3年かかるかも。「百合」的オイシミがない巻は
さらっとしか書きませんが)

・・・

主人公は、何の取り柄もない高校生・後野まつり。まつりは
超常現象研究会というサークルに所属することになるのですが、
毎回、奇怪摩訶不思議神秘的面妖な事件に巻き込まれるのです。
一癖も二癖もある仲間達とともに、不思議な事件を解決出来るでしょうか?
・・・というような内容です。

後になるほど壮大な展開になっていき、最後には・・・はっきり言って
スゴいラストが待ちかまえています(笑)

全編にみなぎる80年代パワーなんでもあり世界観
そして、まつりと蘭の恋の鞘当て(?)が魅力の作品です
(笑)

この第一巻は・・・全巻通してのまつりのパートナーである、鷲橋蘭が
転校してくる。ちょうどその頃、学校内で、現実に存在しないはずの
動物が出現する不思議な事件が続発する。この事件の真相は?
というような内容です。

30歳台の人間はすぐ判ると思いますが、この作品は高橋留美子
「うる星やつら」にかなりインスピレーションを得ていると思います。
#「うる星やつら」自体は、「百合」要素はほとんどありません。
# 念のため。

まつりの友人で超能力者の新島栄(♀)は、超常現象研究会会長・
志摩逍遙(♂)の押しかけ恋人だし(ラムと諸星あたる)、超常現象
研究会には木刀を振り回す庵野音衣(♀)がいるし(面堂終太郎)、
蘭は男勝りの腕っぷしで、一人称は「オレ」だし(藤波竜之介...
女性キャラです)、あまり取り柄がないまつりは三宅しのぶを
彷彿とするし。蘭のファンクラブ会長・一番合戦克造(イチマカセ
カツゾウ)は「メガネ」だし。

要するに、さこの作品は「うる星やつら」の、三宅しのぶが主人公で、
藤波竜之介がしのぶに熱愛
という感じの設定なのです。
実際、「うる星やつら」の原作でも、しのぶと竜之介がデートするという
話がありますし、同人誌でも意外と人気カップルでした(笑)

・・・こう書くと「百合」的に非常に良い作品だと思われるかも
しれませんが・・・実は、そうでもないというのが、この作品が「百合」
としてあまり評価されない所以かもしれません。

そのあたりは追って説明していくことになると思います。
(いつになるやら)

とにかく、この第一巻は、後半より蘭が女っぽいし、早くもまつりに
マジぞっこんだし(笑)、まつりもまんざら悪い気はしていないし、
この巻だけ読めば、かなり期待してしまうと思います。

# あと、この作品、80年代のレズビアンブームの余韻も、
# 少し感じることができますね。

おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
としておきます。後半を知らなければ、
■■■■■■■□□□
はつけられると思います。

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