「ワールズ・エンド~Summer night Labyrinth~」
秋タカシ・著、ファミ通文庫・刊。
さて、このシリーズ3冊目です。
今回ダメなら、このシリーズ買うのをやめようかと
思っていたのですが、今回は何故か百合度大幅アップ
しています!
この作品は、メインの4人娘の交流を描いた作品なの
ですが、友情ものとしては中途半端だし、話の展開も
ダラダラ感があり、どうも煮え切らない印象がありました。
今回は、この4人娘が特殊な状況に追い込まれるという
展開が百合的にはいい方向に働いています。
個人的には今までほとんどミャクがなかったカーマインと
セレスの仲が非常に良かったのがうれしいです。
あと、妖精アルテラとイクシがちょっと意味深な関係で、
妄想が入り込む余地があります。
話的には、ぼやっとした冒険譚といういつもの雰囲気
なのですが、やっと主人公ルナの生い立ちに関する
情報が出てきたり、次回への伏線がちゃんと張れています。
というわけで、これで4巻も買うことに決定しました(笑)
ところで、どこが「Summer night」だったのでしょう??
さて、おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
こんなところでしょうか。いい感じではありますが、あと
一押しほしいところです。(それが一番難しいのですが)
過去の作品の感想は以下です。
●「ワールズ・エンド~Moonlight Illusion~」
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