「爆裂天使」第4~12巻
やっとレンタルで全部鑑賞できたのでまとめの感想を
書きます。
ううむ。結局最後まで、当初のもやもや感を払拭できずに
突き進みましたね・・・。
この作品って、キャラクターとかちょっとしたビジュアル
とか悪くない要素もたくさんあったと思うのですが、結局
料理の方法を最後まで誤っていたと感じます。
前にも書きましたが、本当に私がお子様の頃みていた、
オトコノコ向けロボットアニメの脚本という感じでした。
行き当たりばったりというか・・・。格好良く、重く
しようとしている意図が空回りしているというか。
最後辺りになってようやく敵のボスが出てくるなんてのも
アナクロな展開ですよね。
まあ、悪いことばかり書きましたが、23話(ラス前)は
とても良かったです。メグがジョーに二人だけで生きて
いこうと切望するのです。かなりグッときました。
しかし24話(最終話)ですべてが台無しに・・・。
ジョーが死んだという仄めかしは、まあ良いとしましょう。
私はハッピーエンド原理主義でもありませんし。
でも、その後がいけません。
個人的には強い女性キャラは大好きですよ。でも、人形は
嫌いです。最後のメグはどう考えても納得いきません。
話を気持ちよく終わらせるために、メグというキャラを
利用したように思えてなりません。
やはり、ここまでメグというキャラを描ききれていなかった
のが敗因でしょうね。キャラクターにもっと魂を入れて
欲しかったです。思えば、メグってマスコットのような
扱いしかされていませんでしたよね。
だから、最後の彼女の転身も理解できないのです。
23話を観て、最後の巻だけでもDVD買おうかな・・・と
思ったのですが、あきらめました・・・(溜息)
おすすめ度は、23話は・・・
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です。シリーズ通しては、
■■■■■□□□□□
というところです。
過去の感想は以下です。
●「爆裂天使」第1,2巻
●「爆裂天使」第3巻
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