「Re:キューティーハニー」「地」の巻
ファーストインプレッションは・・・非常に良い!
でした。
2巻目は作画は少し落ちていますが、前回感じたアニメ
としての楽しさは今回も感じました。昔のアニメと今の
アニメを8対2の割合にしているのが、絶妙なテイストを
感じさせます。
大半がドタバタと見せかけて、実は、「デビルマン」の
ような孤独なヒーロー観を表現しているのも巧いですね。
そしてこの、孤独なヒーロー観が、一番肝心な「百合」的にも
良い効果を出しています。
夏子は期待通りの活躍をしてくれているのです!
個人的には、どうせお色気のついでの「百合」だろうと
タカをくくっていたのですが、良い方向に裏切られたという
感じです。
1巻から夏子を中心に描いていたことが、良い具合に
説得力を持たせたと思います。
イキナリだったら、お色気としか思えなかったでしょうね。
ところで、あのシーンって「十兵衛ちゃん」(1stシリーズ)を
少し彷彿としました。「百合」要素が全くないどころか
むさ苦しいシーンなのですが、とても巧い演出でした。
客観的に観ると、「ハニー」は僅差で負けてるかも・・・。
そうそう「総監督インタビュー」は興味深いです。
ハニーと夏子のバディ(相棒)ものにするという意図が
最初からあったようですね。
あと「百合」なシーンで喜ぶ私も「頭の悪い人」??(ガーン)
おすすめ度は、
■■■■■■■■□□
です。このまま夏子とハニーの友情が完遂するなら、
もっと嬉しいですが。さてどうなりますか。
過去の感想は以下です。
●「Re:キューティーハニー」「天」の巻
« 「コミック電撃帝王」VOLUME4 2005 WINTER | トップページ | 「変容風の吹くとき」(1987) »
この記事へのコメントは終了しました。
« 「コミック電撃帝王」VOLUME4 2005 WINTER | トップページ | 「変容風の吹くとき」(1987) »
コメント