「魔法少女隊アルス」VOL.7
Destiny35~40(最終回)までの感想です。
なるほど・・・「光の魔法」はそういうものでしたか・・・
前回書いたように「パッとでてくる」ようなものなら
いかにもコドモダマシっぽい感じがするのですが、
まあ、そのあたりは杞憂に終わりました。
(褒め称える程度でもないですが)
さて、「百合」的には・・・
37話でアルスの父が消滅してしまい、アルスが意気消沈。
そんなアルスを見て、シーラが後ろから抱きしめる。
というシーンがとても良かったです。
38話、40話(ラスト)でも良いシーンはあるのですが、
個人的には37話のシーンが一番好きですね。
この作品の「百合」的な評価は、当初の予想通り
という感じでした。友情ものとしてはそれなりに良くでき
ていたと思いますが、この作品の当初の「子供向け」の設定が、
この作品を「そこまでの作品」にしてしまっていると感じます。
(もちろん、制作者サイドの意図は達成していると思いますが)
ただし話としては結局、勧善懲悪だし、アルスがオイシイところを
全部持っていっていますよね。子供向けを優先するなら、当然の
配慮だと思いますが、明らかに大人の鑑賞を意識した作品なら、
シーラをもっと活躍させていたと思うのです。
シーラがもっと動けば、「百合」度は自ずとアップした
はずなのに・・・と考えると、ちょっと残念ですね。
ということで、最終巻おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
とします。この作品では最大値です。
「百合」として鑑賞すると失望するかもしれませんが、
冒険アニメとしてはなかなか面白い作品でした。
「百合」を期待せずに鑑賞した方が、楽しめると思います。
過去の感想はこちら。
●「魔法少女隊アルス」VOL.1 ●「魔法少女隊アルス」VOL.2
●「魔法少女隊アルス」VOL.3 ●「魔法少女隊アルス」VOL.4
●「魔法少女隊アルス」VOL.5 ●「魔法少女隊アルス」VOL.6
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