「舞-HiME」第2巻
矢立肇・原作、木村暢・文、メガミ文庫・刊
普通、アニメのノベライズはアニメを見終わるまで読まない
方針なのですが・・・第1巻を読んだところ、本編とあまり
関係なさそうだったので、今回も読んでみました。
で、読んだ感想ですが・・・読むんじゃなかった~!
(作品がダメダメだったわけではありませんよ)
この2巻は最初からシリアスです。前回のは一体何だったん
でしょう?という展開です(笑)
しかも、作品の核心部分もバレているし・・・。
まあ、読んでしまったものはしょうがないです。
でも、アニメ版の鑑賞は来年になるかも(汗)
さてさて、「百合」的には9話「深優・グリーア」と13話
「真白&二三」あたりが良い感じですね。
くしくも、両方ともお嬢様と小姓(メイド含む)の関係でしたが、
13話の方が良い感じだったと思います。
しかし、どちらも軽めの文体だし、感情移入するという
レベルには達していないと、個人的には感じました。
そうそう、番外編の「舞-HiME一座特別公演『西遊記』」は
ちょっと面白かったです。「西遊記」で「白波五人男」の
有名なシーンをやるというのは良いセンスだと思います。
静留が猪八戒を演じる理由も笑えました(笑)
おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
というところでしょうか。
前回より「百合」度が低かったので、この点です。
この小説版では静留がメインの話はなかったのですが、
ある意味、無くて助かりました。
過去の感想はこちら。
●「舞-HiME」第1巻
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