2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

リンク

« 雑誌「まんがタイムきららMAX」2005年6月号 | トップページ | 「CLOTHROAD」2 »

2005.06.07

「Re:キューティーハニー」「人」の巻

シリーズ通してのインプレッションは・・・予想以上に良い!
でした。

3巻は今まで抑えていた、庵野色を全開していますね(笑)
この庵野色自体、ある意味ネタっぽいですが。

正直言って、話はありきたりっぽかったのですが、
「キューティーハニー」などという古い作品を、いかにも
最近の作品のように伏線張りまくるような料理方法より、
これはこれでよかったのかもしれません。

また、毎回書きますが、アニメ本来の動きの面白さ
あちこちにあって、私のようなロートルアニメファンの方が
楽しめると思います。

そして、肝心な「百合」ですが、これが本当に予想以上に
よかったです。実は、前回のハニーとなっちゃんの友情展開は、
ネタであり、3巻目は「百合」っぽくないのではないかと
思っていました。

が、見事に、良い方向に裏切られました。

ハニーが捕らえられ、それを助けようと、全てを投げ打って
敵に立ち向かうなっちゃんは、めちゃくちゃかっこよかったです!
そして、ハニーはその純粋さゆえに、なっちゃんの愛情を
素直に受け入れるのです(泣)

表現が非常にアニメ的だし、ハニーはお馬鹿だし、はっきり言って観る
人を選ぶようなところもありますが、私は素直に感動しました。

そして、ラストシーンも・・・!

2巻の映像特典で、バディものを目指しているという内容の
インタビューがあったのですが、私はハニーとなっちゃんでは
力の差がありすぎるのでバディものにはなりにくいのでは?
と思っていました。でも、力技でバディものにしちゃいましたね。

「力の差」に対する答えはないものの、ラストシーンは
非常にうれしかったです。

3巻のインタビューを見る限り、シリーズ構成の中島かずき
が「百合」に貢献しているように感じました。
庵野氏だけだったらこれほど「百合」にはならなかったのでは?
と思います。

おすすめ度は、
■■■■■■■■□□
です!
アニメ的な作品が好きで、お色気に免疫があるなら
■■■■■■■■■□
を付けられます。

恋愛感情ではない「百合」ものとしてはトップクラスの作品
だった
と思います。個人的には、
「カレイドスター」第一期>「Re:キューティーハニー」≧「カレイドスター」第ニ期
という評価です。(話の面白さより「百合」で考えた場合)

ハニーとなっちゃんが活躍する、オリジナルの続編が出ない
かなあ・・・

過去の感想はこちら。
「Re:キューティーハニー」「天」の巻
「Re:キューティーハニー」「地」の巻

« 雑誌「まんがタイムきららMAX」2005年6月号 | トップページ | 「CLOTHROAD」2 »

コメント

今晩は
華奢なハニーが 大柄なジルに抱かれる姿が
とても美しいです

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「Re:キューティーハニー」「人」の巻:

« 雑誌「まんがタイムきららMAX」2005年6月号 | トップページ | 「CLOTHROAD」2 »