「うた∽かた」第八話~第十一話
BOX2のDISK1(第八話~第十一話)の感想です。
第一印象は・・・うほっ!「百合」っぽくなってきました。
しかし・・・。
第八話のある事故をきっかけにして、一気に一夏と舞夏の
関係がクローズアップします。
揺らいでいた一夏の心が、舞夏を信じるという方向に傾く、
というのは「百合」的にもとても良いです。
# それでも押し(というか表現)が足りないような気もしますが。
第十一話も良いですね。一夏を助ける舞夏・・・
終局が近くなってきて、話の盛り上げも巧いと思います。
しかし・・・この作品は、本当に「百合」を意識した作品
なのでしょうか?
表面的にはその可能性は高いと思います。しかし、私は、
第九話で馬脚を露わしてしまった、と思います。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、「百合」が
好きで、ある程度の知識を持っている人なら、あの二人が
親密になったことにはしないと思うのです。
あれは「百合」としてはやってはいけない展開ですよね。
# ・・・何故かを説明するのは難しいですね。
# 喩えれば、徳川家康が諸国漫遊して、印籠で悪人が
# ひれ伏すような時代劇を、新しく造るようなものだと
# 思います。ちょっと違うか(汗)
話は確かに面白くなってきていると思いますが、「百合」
的に成功する期待は、かなり小さくなったと思いました。
ということで、8~11話の感想は
■■■■■■■□□□
とします。
過去の感想はこちら。
●「うた∽かた」第一話~第四話
●「うた∽かた」第五話~第八話
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