「KURAU Phantom Memory」Vol.6
Vol.6(13~15話)の感想です。
月から脱出するクラウとクリスマス。宇宙海賊に
襲われるなどの波乱の後、クラウの母の故郷である
スイスに。そこで、リナクスの少年と出会う。
という展開です。
今回もめまぐるしく展開する3話ですが、脚本の
質は悪くないと思います。また、15話のリナクスの
少年のエピソードはポイントですね。
この少年(イヴォン)自体は、変なヤツという感じ
なのですが「対」を失ったリナクスの悲壮さを良く
表していると思います。
・・・ということは(リナクスとして)クラウの、
体を父に返すというの目的を達成した後の、
クリスマスのこと考えると・・・
という展開になるのでしょうね。
あと、GPOとリナクス研究の関係、というのも
今後の話のポイントになるのでしょうね。
このあたりの作品の根幹になる設定は、さじ加減を
間違うと作品自体が薄っぺらくなるので、この
ハードルを何とか越えて欲しいですね。
# 越えなくても「百合」としての評価はあまり変化
# しないのですが、やはり作品の完成度は高い
# 方がよいですよね。
さてさて、「百合」的にはやはり、15話が良いです。
リナクスの少年にやられたクラウをかばう、
クリスマスがけなげで、強くて良いです。
あと、14話のラブラブっぷりとか(笑)
やっぱりこの2人は良いです。観てるとなんだか
幸せな気分になります~
おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
としておきます。
だんだん終わりが近づいていますが、観終わるのが
惜しい気分になってきています。
作画は・・・かなり修正している印象です。
違和感を感じる部分は残っていますが、破綻して
いる箇所はないと思います。
以前の感想はこちら。
●「KURAU Phantom Memory」Vol.1,2
●「KURAU Phantom Memory」Vol.3
●「KURAU Phantom Memory」Vol.4
●「KURAU Phantom Memory」Vol.5
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