「KURAU Phantom Memory」Vol.5
Vol.5(10~12話)の感想です。
クリスマスがGPOに連れ去られる。救出に向かう
クラウ。そして、父と再会。クラウは自分が成す
べき目的を見据える・・・という展開です。
めまぐるしく展開する3話ですが、相変わらず
脚本は安定していると思います。安定、というか
生真面目な脚本だと思います。
私くらいの、ちょっと枯れた人間が鑑賞しても
追い立てられているという印象があまりないのは
好感です。
あと、この3話は今までになく、ウェットなエピ
ソードが多いです。クラウはいつも泣いている
印象です。ただ、絶望するような展開ではない
のは救われています。
さて、肝心な「百合」ですが、相変わらず良い
です~。クリスマスが拘束され、救出に向かう
クラウですが、クリスマスのこととなると全く
前後の見境がつかなくなります。
猪突猛進型のキャラクターは人間性に乏しいことが
多いのですが、先に書いたように、クラウは意外と
感情の起伏があって、人間的に感じます。
そういうのが良いですよね。
しっかり感情移入できるキャラクターになっていると
思います。これは良質な「百合」としては必要条件
だと思います。
さて、リナサピエンとしての目的を理解したクラウと
クリスマス。二人の向かう未来とは・・・
う~ん。良い展開です。
おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
としておきます。前回より低いですが、話の
出来は5巻の方が個人的には好きです。
あと、作画はかなり踏ん張っている印象です。
最初のレベルよりは1段低い感じは否めませんが、
それでも破綻していない範囲に収まっています。
10,11話は修正しているような感じでしたが、
12話は最初の頃を彷彿させる、綺麗な絵でした。
以前の感想はこちら。
●「KURAU Phantom Memory」Vol.1,2
●「KURAU Phantom Memory」Vol.3
●「KURAU Phantom Memory」Vol.4
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