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2005.12.18

「最後の制服」1

袴田めら・作、芳文社・刊

今年の「百合」シーンを語る上で、この作品ほど
重要なものは他にないと思います。
実は、発売されたのは夏だったのですが、この
作品の重要度から、なかなか感想が書けず・・・
年末になってしまいました(大汗)

大好きな作品ほど、自分の中で完結すればそれで
良いと思う悪い癖があるのだと思います(汗)

さて、この作品を一言で語るのは難しいですが、
「百合」の歴史に残る、珠玉の名作と断言する
ことはできます。

「きららキャラット」誌に掲載された第一話から、
女の子を王子様に見立てるエピソードというのも
レベル高いですよね。これだけで超期待したの
ですが、その後期待を裏切らないエピソード
連発ですから!

時にコメディ調でありながら、さっと深い心理
描写に翻るような、巧さも感じます。
そういう変わり身の巧さが、この手の作品では
よくある、読むのが辛くなるというマイナス面を
巧く回避していると思います。
(掲載誌から考えて、当然かもしれませんが)

それにしても本当に、好きな人のちょっとした
言動で、心を揺り動かされる、紡や藍に非常に
感情移入させてくれます。

どのエピソードも、心底ドキドキさせ、「百合」
好きであることの幸福感に浸らせてくれます。

しかし、その中でも個人的に一番好きなエピソードは
「どちらかの息の根が止まるまで」です。

変な表現ですが「切なさの爆発力」を感じました。
ああ、胸がいっぱいです(感泣)

また「クリスマスなんて大嫌い」で、紡が中学時代
を思い出すのですが、どうやら親友・ゆうこを
好きだったらしいことも表現されています。
こういうのも本物(のレズビアン)っぽくて、良い
意味で重みを感じるエピソードですよね。

はあ(溜息)本当に「百合」好きで良かった(感泣)

おすすめ度は、文句なく、
■■■■■■■■■■
でしょう!誰がなんと言おうと!

「きららキャラット」誌での連載もまだ続いて
いますし、この作品がまだまだ読める幸福!
作者の袴田めら氏に、最大級のありがとう
言わせていただきます!

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コメント

最後の制服、そういえば単行本の感想はまだだったのですね。
私はこちらのブログで最後の制服を知りましたので、なんだかそんな感じはしないのですよ。

この作品は所謂ラブラブな話というものはなく、まさに様々な切なさを味合わせてくれるのが魅力だと思います。
いや勿論ラブラブ話も読みたいのですが。

そういう意味で【月の持つ陰り】【魔女の毒薬】の連作が私としてはお気に入りです。
おそらく報われることはないだろう思い、それもあまりにも幼い恋。
なんというかこう……たまらない感じです。

ホントこの作品を知る機会をくださり、ありがとうございます。

コメントありがとうございます。

>私はこちらのブログで最後の制服を知りましたので、なんだかそんな感じはしないのですよ。

「キャラット」「MAX」で各話の感想を書いていた
からかもしれませんね。

このブログがお役に立ったようで嬉しいです。

>【月の持つ陰り】【魔女の毒薬】

この連作も良いですよね。楽しい中にも切なさが
あるというのも巧いです。

>ホントこの作品を知る機会をくださり、ありがとうございます。

こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます。
励みになります。

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