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2005.12.19

「学園アリス」9

第23~26話の感想です。

いよいよラストです!

サーカス(実は毛利玲生率いるグループ)がやって
きて、学園は大混乱。果たして事態は収拾するの??
という大詰めのエピソードがメインです。

まあ、「百合」とは直接関係ないのですが、シリアスな
展開はそれなりに楽しめたと思います。所々に光る演出も
ありますし。

ただ・・・せっかくのストーリーなのに、作画が
ほとんど追いついていませんね。ストーリーも国家が
背景にあるにしては、地味かなという感じもしました。
(まあ、掲載誌を考えたら当然かも)

あと、アリス学園の執行部のことや、蜜柑の母のことも
語られずじまいでしたね。残念。

で、この大詰めのエピソードの後に、アニメ版最終回用の
エピソードがあるわけです。

26話「友情は☆エンドレス」です。

蛍がアリス学園を去るという噂。
蜜柑は居ても立っても居られません。ない頭で思い巡ら
せた結果とは・・・

という話です。蜜柑が蛍との友情とはなんだろう?
おばあさんになっても蛍について行くのか?と考える
シーンは好きですね。

蜜柑の決断は、「百合」的には決して良いものでは
なかったですが、最後に蜜柑が蛍に別れの手紙を
差し出すシーンは、本当に泣きそうになりました。

でも、なまじ25話までシリアスだったので、オチが
ある可能性を失念していました(汗)

まあ、最後の最後にこのエピソードを創って
くれただけで嬉しかったです。

9巻のおすすめ度は
■■■■■■■□□□
とします。本当は8にしたかったのですが、恋愛感情
を否定
しているととれるので-1しました。
でも26話は観る価値はあると思います。
シリーズ全体を通しては
■■■■■□□□□□
とします。楽しくて、シリアスもある程度楽しめ
ますが、やはり作画がキビシイです。

そういえば漫画版は全く未読でした。どんな感じ
なのかなあ・・・と思いつつも、あのまま続いても
蜜柑と棗(♂)の関係が深くなるしかないような・・・
と思うと、読むのがコワイですね。

過去の感想は・・・
「学園アリス」1「学園アリス」6
「学園アリス」2「学園アリス」7
「学園アリス」3「学園アリス」8
「学園アリス」4
「学園アリス」5

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コメント

はじめまして、ギンガムと申します。
こちらのブログは百合作品、百合情報を探す参考に
いつも楽しく見させてもらっています。
実はブログにコメントを書き込むのがほとんど
初めてで、失礼があったらお許しください。

私は学園アリスの原作コミックは途中まで読んで
いたのですが、最初の方は百合度は高いように
感じました。
テレビシリーズで取り上げられていたエピソードも
原作版では一歩進んだ表現になっていました。
例えば学園祭で蜜柑が王子様役をやることになって
しまった時(第19話「開演☆眠れる森の白雪姫」)、
衣装に着替えた蜜柑を見た蛍のせりふとか、
後夜祭(第20話「ラストダンスは誰と☆」)での
ダンスシーンの演出など、常にクールでニヒルな
蛍が、蜜柑にだけ見せる素顔には深い愛情が
見て取れます。
(テレビシリーズでは、蜜柑が蛍に抱きついたり
写真にキスしたりかなり頑張っていましたけど
ちょっと一方的だったような?)
原作は、学園祭周辺(単行本で言うと5巻くらい)
までは良いのですが、その後シリアスな展開が
入ってくるに連れて、棗や流架が蜜柑と近づいて
きて百合度は下がっているような気がします。
(私も最近は読んでいないのでどう展開したかは
わからないのですが。)
原作者の人は百合にはあまり抵抗ないみたいなので
そっち方向の進展を期待したいです、けど、やはり
難しいのでしょうか。

まとまりない文章を長く書いてしまいました、、、。
今後百合がますます発展することを祈りつつ、また
こちらのブログも陰ながら応援しております。
では失礼します。

コメントありがとうございます。

>学園アリスの原作コミック

なるほど。原作の大まかな印象がつかめました。

確かに、以前は「百合」系の情報サイトでも
原作コミックの名前はよく見かけていました。
最近は、優良な「百合」作品が多く出ていることも
あってか、影が薄いように感じていました。

やはり最近は「百合」基調というわけではない
ようですね。

少女漫画の世界では、「百合」はやりにくいので
しょうね。漫画版「マリア様がみてる」も非常に
良い出来なのに、「マーガレット」本来の読者層に
受けているかと言われると、かなり疑問ですし。

しかし、原作者に「百合」の芽があれば
最後に大逆転の可能性もあるわけで・・・

なんだかんだ言っても、原作はチェックしておき
たいと思います。幸い、近所に貸本屋があるので
年明けくらいには・・・と思います。

貴重な情報、ありがとうございました。

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