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2005.12.29

「KURAU Phantom Memory」Vol.9

Vol.9(22~24話)の感想です。

・・・いよいよ最後です。
全話鑑賞した印象は・・・

ううう、感動しました。
正直言って、この作品より良くできたアニメ作品は
多いと思いますよ。でもこの作品は、不思議な程
愛着を感じました。

ラストが近づくにつれ、最後まで観るのが惜しい
と思わせてくれました。

個人的には、こういう作品はあまりなかったと思います。

ウケたもの勝ちというアニメが多い中、なんというか、
作品から真面目さ、みたいなものを感じました。
そういうのが、感情移入させたのでしょう。

さて、話は・・・
改心を見せはじめたリナクス兄弟。しかし、GPO
との闘いのなかで、リナクスが溢れる事態が発生。
クラウとクリスマスは人間を守れるのか・・・
という展開です。

ラスト3話の演出は実に冴えていましたね。
クラウの葛藤、アヤカの葛藤など悩むキャラクターの
描写がとても良かったと思います。
作画も、非常に良かったですね。年を経た描写や、
女性的なクラウなど、アニメとして難しそうな表現が
バッチリ決まっていました。

さて、肝心な「百合」ですが・・・
そのためには、この作品の中核の「対」という設定を
語らねばなりません。

「対」は、最初から結びついた仲なのです。これが
ポイントです。

恋愛ものって、結びつきのない二人が、結びつくまでの
過程を描くものだといえます。しかし「対」にはその
過程がないのです。

これをどう評価するかでこの作品の「百合」としての
価値が変わってくると思います。

バディものとして見た場合は、期待以上のものを得ら
れると思います。いつもいっしょのクラウとクリス
マスの仲のよさは何にも換えがたいほどの美味しさが
ありますよね。

クラウとクリスマスのアイコンタクトや、スキンシップは、
通常のバディものではほとんど見られないレベルで、
本気で二人の間のを感じます。

恋愛ものとして鑑賞することは、前述の理由から、
難しい・・・と思っていました。でもそれも最終話
ラストの展開で考え直しました。

あの切なそうなクリスマスを見たら、考え直しますよ~(泣)

あれは、恋い焦がれています。はい!

ということで、シリーズ通してのおすすめ度は・・・
■■■■■■■■■□
とします。
もし、SF的な設定を素直に受け入れ、感情移入
できる方なら、文句なく
■■■■■■■■■■
とします!

ああ、本当に良い作品でした。堪能しました。
スタッフに感謝です。

以前の感想はこちら。
「KURAU Phantom Memory」Vol.1,2
「KURAU Phantom Memory」Vol.3
「KURAU Phantom Memory」Vol.4
「KURAU Phantom Memory」Vol.5
「KURAU Phantom Memory」Vol.6
「KURAU Phantom Memory」Vol.7
「KURAU Phantom Memory」Vol.8

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コメント

KURAU、、、良い作品ですね。
私は2クール目くらいから見始めたのですが、最初から
見ていなかった事を非常に後悔しました、、、。
なのでもう、すぐにDVDを買いに走りました
(でももったいなくてまだ見ていない(^_^;))。

後半の二人は追われることが多かったわけですが、
二人で身を寄せ合って、必死に互いを守る姿には
愛を感じましたね。私も、迫り来る追っ手が画面で
暴れるのを見るたびに”おまえら愛をナメんなよ!”
と叫んでやりたかったこと(^_^)。

でもあれは愛なのか、恋なのか、と考えると確かに微妙な
所かもしれませんね。クラウとクリスマスの見た目の
年の差も影響しているのかもしれません。
ちなみに私的にはあれはあれでオッケーだったり
します(^_^)。
見た目なんてさしおいて、相手のことが好き、相手の
ために何かしてあげたい、というのは素敵だなぁと。

しかし、見ている間に不安に思った事がありました。
それは、このストーリーの終わり方がどうなるか、です。
人間世界に出てきたリナクスは、物理学的にも、
社会性の点でも不安定なように見えます。同類
であるクラウとクリスマスもいずれそうなって
しまうのかな、なんて、思いが悪い方向へ、、、。
また気がかりに拍車をかけたのが、オープニングと
エンディング曲でした。OPの最初でこそ二人仲良く
見つめ合ったりしていますけど、OPの終わりでは
クリスマスが、EDの終わりではクラウが一人きりに
なってるんですよね。”あぁもうこれは二人が
引き裂かれる悲しい結末になるに違いない!”と
思い込んではらはらしながら見ていました。
本当は、、、という事で、あの終わり方は私も
感動しました。どれだけ環境が変わっても、相手の事を
思うと切なくなってしまう、というのには強い

愛情を感じてしまいますね。
それがすべて、”対”だから、ではなく、相手が
クラウだったから、クリスマスだったからそう思えた、
と考えたいです。
ほんと、KURAUは良い作品ですね。
まとまりのない事を長々と書いてしまいました、
お目汚しですね、、、。
失礼致します。

コメントありがとうございます。

>”おまえら愛をナメんなよ!”

おお。熱いですね。本当に応援してあげたい気持ち
になりますよね。

>クラウとクリスマスの見た目の年の差

私もOKです(汗)

それより、見た目が似ていることに引っかかりを
感じる方がいるかもしれません。
つまり、自己愛的な表現なのではないかと。

だから、「対」というSF的な設定がポイント
なんですよね。この設定に感情移入できるかどうか
でこの作品の評価が分かれると思います。

>このストーリーの終わり方がどうなるか

そうですね。私も最初はそうでした。

しかし、私の場合、このブログのコメントで心配
する必要がないということは教えていただいて
いたので、安心していました。

>どれだけ環境が変わっても、相手の事を思うと
切なくなってしまう

ですね。「対」という設定より、10年の重みを
しっかり表現できていたと感じました。

しっかりした感想ありがとうございました。

>おお。熱いですね。

お恥ずかしいです、、、(^_^;)良作なためかつい大きく
感情移入してしまいました。

>つまり、自己愛的な表現なのではないかと。

そうですね、リナサピエンの体内からリナクスが出現する、
という表現とか肉親を思わせる要素がありそうですね。

公式サイトか雑誌の紹介かの中で”対”を説明するのに、
”親子のような、姉妹のような、恋人のような”といった
文章があった気がします。
途中いろいろあったかもしれませんが、少なくとも最終話の
クリスマス達は”恋人”でしたね(^_^)。
最終話、感動でしたあ。

コメントありがとうございます。

>お恥ずかしいです、、、(^_^;)良作なためかつい大きく

いえいえ、熱いのは大いに良いことだと思います!
今年の「百合」シーンはフィーバーフィーバーですよ!

>”親子のような、姉妹のような、恋人のような”

いろいろな絆を見せていただきました。個人的には「対」は
「伴侶」という意味合いに近いと感じています。

>最終話、感動でしたあ。

大いに同感です。
今年もたくさん「感動」に出逢えますように。

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