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2006年1月

2006.01.31

「コミック電撃帝王」VOLUME7 2005 AUTUMN

角川書店・メディアワークス・刊

今回も「百合」要素のある作品だけ・・・。

「いおの様ファナティックス」藤枝雅・作
自分の仕事がないことに不安を覚える絵兎。
いおの様のために何かできないかと行動するが・・・。
この作品は、「百合」キャラは多いのですが、それ
なりの重み
を持ったキャラクターはそう多くはない
ですから。絵兎が動かないと「百合」的に盛り上がり
ませんよね。
そういう意味で今回の展開は好感です。
あと、ボーイミーツガールが常態の「電撃」系作品
において、アタリマエのように女性キャラに彼女が
いる「いおの様」の世界。なんというか、胸がすく
思いです。

「SCAPE-GOD」高遠るい・作
読み終わって一言・・・ナニコレ(汗)
ギャグかシリアスか紙一重。たくさんのパロディ・
インスパイア。それらのごった煮てんこ盛り。
不思議な作品ですね。
まあ、それはそれで魅力なのですが、「百合」的には
後退の一途です(汗)

「はやて×ブレード」#番外 林屋志弦・作
まあ、いつものノリです。「百合」度は低いですが、
ちょっと良い感じの描写が入っていて、ほっとさせ
られます。
それにしても最近「はやて×ブレード」
「ストロベリー シェイク」が同じ作品に思えて来ます(汗)

ううむ・・・こんなところでしょうか。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
です。個人的には「いおの様」は期待できる
展開に傾いてきている印象です。
「SCAPE-GOD」は「百合」設定の意味がなくなって
きているような(汗)
「はやて×ブレード」は「百合」度は低いですが、
ワンポイントあるのが嬉しいですね。

前号の感想はこちら
「コミック電撃帝王」VOLUME6 2005 SUMMER

2006.01.30

「クラウ ファントムメモリー」2

富永浩史・作、MF文庫J・刊

アニメ版の鑑賞が終了したので封印していたノベライズ
の感想を書きます。

1巻はすでに読んでいたのですが、これがなかなかの
良作。しかも、あの「プリンセス・ベルクチカ」を書いた
富永浩史氏が執筆したと言うことで、期待はかなり
大きかったです・・・しかし・・・

読後の第一印象は・・・絵に描いたような尻すぼみ
です(汗)病気は「百合」にとっても天敵ですね。

お話はクラウとクリスマスがアメリカに渡るところから
スタート。いくつかの事件を経て、アニメ版と同じ
終局を迎えます。

ほとんどアニメ版と同じ展開です。しかし、微妙に
違ったりして、アニメ版のファンはそういうところも
楽しめると思います。
(イヴォンはアニメ版よりさらに凶悪です)

「百合」的にも、最初は結構良いのです。
クラウとクリスマスのいちゃいちゃに、あてられる
タグとか、タグとクリスマスの仲が良いのをちょっと
嫉妬するクラウとか。

アニメ版では細かすぎて語られない心理描写も
あったりして、楽しめました。

しかし、そこからがイケナイ

アニメ版も後半は、早い展開でかなりの情報量でした。
それでも説得力を持ってみせてくれたのですが、
ノベライズはストーリーを追うことで精一杯、という
印象でした。

「百合」的に最大の見所である、最後のクリスマスの
描写もイマイチですし・・・。

でも、後書きを読んで納得です。
富永浩史氏はご病気だったそうです。「脳に栄養が
行っていない文章」
と書かれていますが、失礼ながら
本当にそういう印象でした。

プロとしてそういう言い訳はどうだろう・・・と思い
つつ、この後「プリンセス・ベルクチカ」を書いて
くれたのですから、帳消しだと思うことにします。

それにしても、アニメ版の「百合」度の高さって、
ある意味、奇跡に近いものがあるなあ、と感じました。
「対」という設定だけは、あそこまで「百合」には
なりませんよ。普通。

やはりアニメ版は明確に「百合」にしようとした意図
を感じずにはいられません。
そのことが確信できただけでも良かったかもしれ
ません。

おすすめ度は、
■■■■■■□□□□
としておきます。

前巻の感想はこちら。
「クラウ ファントムメモリー」1

2006.01.29

「舞-HiME FIRST ATTACK!」

ブロッコリー・刊です。

さて、本編を鑑賞し終えたので、やっとアンソロ
コミックも解禁です。
・・・と言いつつ、一迅社のものは感想を書いて
いたりしますが(汗)

本日はブロッコリー版のコミックアンソロジー
「FIRST ATTACK!」の感想です。

えーと、例によって「百合」度が高い作品だけ
ピックアップします。

「すごいね遥ちゃん」渡瀬・作
遥と雪乃の絆を描いた作品です。遥は本編では
23話で退場となるわけですが、チャイルドに素手で
立ち向かうなど、格好良いところを見せてくれ
ましたね。この作品はその辺りを思い入れタップり
に描いています。
静留が遥と雪乃をくっつけるために黒幕になる
というのも良いですね。

「ある日の午後」あさき・作
なるき&静留の黄金コンビにスポットを当てた
作品です。二人の会話劇という感じなのですが、
静留の決意の強さを表現しています。
本編で静留が「切れ」た内情を解釈したような
作品です。
なるき&静留への思い入れを感じますし、なかなか
の傑作だと思います。

・・・というわけでこの2編のみです。

しかし、なるき&静留LOVE要素がある作品は
「HiME決定戦☆」山鳥おふう・作
「さけさけなつき」酒菜屋なかさ・作
「頑張れ男の子」上田リエコ・作
「行け!?ファミレス戦隊!!」あさのゆきの・作
4作もあります。このカップリングの
人気の高さがうかがえます。

おすすめ度は、
■■■■■■□□□□
というところかな。

それほど平均的な「百合」度は高くないですが、
「ある日の午後」だけなら
■■■■■■■■□□
はつけたいです。

「舞-HiME」のアンソロジー系の感想はこちら。
「舞-HiME コミックアンソロジー」

2006.01.28

今週買った物など+検索順位

今日は14点です。今週は中山可穂ウィークです(汗)

まずは・・・

「マリア様がみてる」5
長沢智・漫画、今野緒雪・原作、集英社・刊
「びっくりチョコレート」編です。
「紅いカード」は収録されていないようです。
記憶している限り、「マーガレット」本誌でもなかった
と思いますのでひょっとしてないの??まあ、鵜沢美冬
は登場しているので、ないことはないと思いますが。
あと、「マーガレット」では5号から連載再開ということで、
一安心です。

「まんがタイムきららキャラット」2006年2月号
「まんがタイムきららMAX」2006年3月号
芳文社・刊
「最後の制服」はすでに萌え4コマの範囲を超えて
いますね(汗)これから佳境になるのでしょうか。

「コミック電撃帝王」VOLUME8 2006 WINTER
メディアワークス・刊
「いおの様ファナティクス」はいおの様と絵兎の
いい話・・・と思いきや(汗)
私も今年に入って、咳がひどかったのですが、
コンタックより、アネトンがよく効きました。

「コミック電撃大王」2006年3月号
メディアワークス・刊
はい。もちろん「はやて×ブレード」ドラマCD
目当てです(汗)

「嫌オタク流」
太田出版・刊
面白そうなので、買ってみました。「百合」ネタも
あるかと思いましたが、ありませんでした(汗)
最近のオタクって自己批判するような動きがない
ので、こういう本は新鮮に感じます。

そして・・・

「サグラダ・ファミリア[聖家族]」
中山可穂・著、朝日新聞社・刊
「感情教育」
中山可穂・著、講談社・刊
「深爪」
中山可穂・著、朝日新聞社・刊
「白い薔薇の淵まで」
中山可穂・著、集英社・刊
「花伽藍」
中山可穂・著、新潮社・刊
「マラケシュ心中」
中山可穂・著、講談社・刊
「ジゴロ」
中山可穂・著、集英社・刊
「弱法師」
中山可穂・著、文藝春秋・刊

中山可穂という名前は「深爪」が発表されたとき、
「百合」系情報サイトで知ったのですが、読もう
読もうと思いつつなかなか機会がありませんでした。

最近、本格的なレズビアン文芸作品が読みたいと思って
いたのもありますが、メールである方に「感情教育」
おすすめして頂いたので、ちょうど良いと思い、一気
買いしてしまいました。

上記8作品のうち、「百合」的には見えないところも
ありますが、パラパラめくったところ、どれも面白そう
だったので、目についた側から購入してみました(汗)

一気読みは難しいので、今年ぼちぼち読んでみようと
考えています。「中山可穂かぶれ」になる可能性が
高そう(汗)

では、検索順位です。
20060128
「極上生徒会」が一気に8位にダウン。ところで、
最近「極上生徒会」のDVDを一気鑑賞しています。
いつか、まとめのレビューを書くことになると思います。
5位、アニメ版が好調?の「かしまし」が入って
来ています。ところで・・・2話はビデオ録り失敗
してしまいました(汗)
そろそろHDDレコーダーにしたいところですが、地方
だとあまりメリットないんですよね。
9位「百合姫」も上昇していますね。ネット上では
良い感じで話題になっているようですし、本当に
今年は「百合」の良い年になりそうです。

2006.01.27

「ロマンスの温度差」

怨念バッテリーというサークルの同人誌(小説本)です。
ライターは岡田桃子氏。実は2004年の冬コミの本です。

私がこの同人誌を某ショップの店頭で見つけたとき、
残り1冊でした。本当に運が良かったと思います。
買い逃していたら、かなり後悔していました。

読後の第一印象は・・・私、いままで岡田桃子氏を
侮っていました。まったく私の目は節穴でした(汗)
傑作だと思います。「百合」レベル超高いです。

お話の内容は、オーソドックスな学園ものと言えます。

主人公は滝川なお。中学時代は小猿のような娘だった
のですが、高校になって美しく変身。いわゆる高校
デビュー
です。高校になって変わった理由、それは、
目の敵にしていた(超美少女)藤枝ゆかりに勝つため。

なおはゆかりに対抗心を燃やしていたが、いつしか
自分の本当の気持ちに気づく。そして、ゆかりの
気持ちにも・・・。

とにかく、ドキドキさせてくれます。
ちょっとエロチックな描写もただのエロにならず
巧くドキドキさせる燃料にしていると思います。
そういうのにも非凡さを感じます。

キャラクター設定も巧いですよね。
なおは、ゆかりに対抗心を持っているだけあって、
熱い少女。対して、ゆかりは本当に気の抜けた
お人形のような風貌と性格。

この二人が相思相愛になるのです。ごく自然に。

なおの葛藤と、ゆかりを愛していると気づく過程は
非常に説得力があると思います。
岡田桃子氏って、こんなに心理描写巧かったんだ、
と感心しました。

正直なところ、文章にほんの少しの背伸びを感じる
ことがありましたが、全く些細なことです。

また、森奈津子氏の少女小説時代を彷彿と
するようなコミカルな部分と、ウエットな部分が良い
具合に同居していると思います。

(なおとゆかりの性格もそうですが)まさに、
「ロマンスの温度差」ですね。

ああ、校長室でのキスシーンは最高でした。
二人の震えが私の心に、ふるふると伝わってくる
ようです~!

なおがカミングアウトするシーンも良かったです。
これが、熱くて切ないのです。

というわけで、おすすめ度は
■■■■■■■■■■
です!

私に最後の1冊を残しておいてくれた「百合」の
神様に感謝です!!
まだ読んでいない方は是非どうぞ。

2006.01.26

「Cotton」

紺野キタ・作、ポプラ社・刊

2003年10月に刊行された短編集です。
長いこと入手していなかったことを思いしだし、
急いで買いに行った本作です(汗)

読後の第一印象は・・・恋愛ものではありません。
でも、この感情は「百合」??

女子高生がOLになつく話です・・・と言ったら身も
蓋もないですが、大まかにはそういうことになります。

二人はある日、突然に出会います。OL・菜月は普通の
OL。結婚適齢期(?)にさしかかるお年頃(でも24歳)。
女子高生・理子は他人に対して気むずかしい所がある娘。

そんな理子がなぜか菜月にだけなつきます。
(え?・・・ダジャレじゃないですよ!!)

一見リアルな展開ですが、結婚を急かされるような
年頃の仕事を持った女性が、女子高生と知り合うことは、
ネットを通してなら可能かもしれませんが、実際には
かなりまれな出来事だと思います。

そういう意味で一種のファンタジーと言えるかもしれ
ません。・・・紺野キタ氏の絵がそういう風に思わせる
のかもしれませんが(汗)

菜月は自分より若い娘とのつきあいに、とまどったり
時に衝突したりしながら、やがて本心から理子を思い
やるようになります。

この作品での、菜月の気持ちの高ぶりは、「百合」の
それとダブって思えます。たしかに恋愛感情をである
という意味合いは感じませんが、大人の女性から見て、
等身大の「百合」
と言えるかもしれません。

「百合」というと(若い)女の子の恋愛感情である
という意味合いが大きいのは事実です。しかし本当に
キャラクターが大人だったり、恋愛感情ではない局面は
「百合」として成り得ないのか、という問題提起
しても面白い作品だと思います。

さすが、紺野キタ氏は良いところを衝いているなあ、
と感心しました。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
としておきます。

これからはこういう作品の方が希少価値が出てくると
思います。

2006.01.25

「KURAU Phantom Memory」

星樹・漫画、IRICOMIX・脚本、講談社・刊

漫画版の感想です。
アニメ版を観た後、読もうと思っていたのですが
忘れていた物件です。

読後の第一印象は・・・うう。「百合」じゃない
「KURAU」なんて「KURAU」じゃない~(泣)

お話としては、アニメ版でクラウとクリスマスが
スイスで隠れ生活をしている時期に近い状況です。
しかし、アニメ版のようにクラウの母方の親類
を頼っているのではなく、クリスマスと二人で
ささやかな生活を営んでいるという設定です。

それだけなら良いのですが、そこへ突然のちん入者

リナクスの力を使う、人間の少年イスカが現れます。
イスカはアニメ版のイヴォンを人間的にしたような
キャラクターで、悪いことに3人での生活が始まって
しまうのです(泣)

クラウとクリスマスは、イスカに気を遣って、
ラブラブできません(泣)・・・まあ、気を遣って
というのは私の妄想ですが、アニメ版の見所であった
二人のラブラブっぷりがほとんどないのです(号泣)

この作品は、漫画版の星樹氏やIRICOMIXに多くを
ゆだねたのではないかと思います。
星樹氏は確かに漫画としての絵は良いものを持って
いると思いますが、「百合」レーダーが反応しない
雰囲気の作風です。

というわけで、「百合」要素が希薄なのは、作者
が「百合」指向ではないから、と言えるかもしれ
ません。

話はそれなりにまとまっていると思いますが、
やはりクラウとクリスマスのラブラブっぷりが
ないと「KURAU」という作品の魅力は十分に発揮
できませんよね。

ということで、おすすめ度は、
■■□□□□□□□□
とします。

2006.01.24

「プーの一族」#3 夏とパンクとボクらの未来。

小山たまき・作、サークル「ぽぇM。」刊の同人誌です。

このシリーズ3作目2004年10月に発行された作品です。
実は最近まで3巻が出ていることを知りませんでした。
3巻はもうでないのかなあ、などと痴れ言を言っていた
のですが、ちゃんと出ていたのです。しかも、昨年の
冬コミでは4巻も出ていました。(もちろん買いました)

ううむ。反省しきり。

さて、このシリーズは、アパート・プー荘をねぐらに
している、プーな女の子達のお話。プーと言っても
ニートではないのですよ(汗)
彼女たちはみんな、それぞれにを持っているのです。

巻毎にメインで語られるキャラクターは異なるのですが、
みんな、「百合」なのです(汗)しかも、ほぼセクシャルな
要素が皆無という、真に清純路線な作品です。

また、このシリーズは基本的に、ゆるーく展開します。
プー荘でのゆるーい団らんは、このシリーズの読ませ
どころと言えるかもしれませんね。

今回は、可愛い服を創って生きていくことを目標に
している、「ボク」少女・ナーノと、最悪の出会いを
してしまう、パンキッシュ少女・香澄を中心に物語は
進みます。

今回はいつもと雰囲気が異なり、キャラクターは
動き回ります。カーチェイスあり、アクション(?)あり
飛行機にものります。このシリーズでこんな展開とは
とちょっと驚きました。

しかし、押さえるべき所はしっかり押さえています。

ナーノと香澄のが徐々に深まる様は、幸福で、時に
切ないのです。「百合」としてはオーソドックスですが
そういう、心情の描写が非常に良い感じで描かれて
いますし、女の子達の生活感がとても良い味付けに
なっていると思います。

あと、前回の感想で「表現的に拙く感じる部分がある」
と言うふうに書いたのですが、今回はあまり感じません
でした。作者も確実に腕を上げているということだと
思います。

ということで、おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■□
ということにします。

10点にしたかったのですが、もっと良くなるはず!
と思うので、余裕をみてこの点にしました。

このシリーズの過去の感想はこちら。
「プーの一族」#2 虹とダンスと大阪娘。

2006.01.23

「舞-HiME」9

第9巻(24~26話)の感想です。最終巻です。

第一印象は・・・ハッピー☆エンドです(汗)
これで良いのかという疑問を抑えて、サンライズ
らしいエンターテイメントの追求が結局はファンを
喜ばせるなら「それも真なり」と納得です。

それにしても、HiMEの祭りのルールって、黒曜の君に
は非常に不利ですよね。だって、決定権は女性にある
わけだし、次の世を創る野望があるなら最初から12人
のHiMEのうち最強の1人(チャイルドが大きい→黒曜の
君以外の誰かへの想いが大きい)に的を絞って、その
一人が勝ち残る前に、籠絡しておく以外の達成方法は
最初から存在しないような・・・。

かなり高いハードルですよね。

だから、黒曜の君にチャンスがあったとするなら、
21話で鴇羽舞衣を家に連れ込んだ時しかなかった
ような・・・(汗)
どうして食べちゃわなかったのでしょうね(下品で
すみません)

黎人さんって紳士なんだわ。(笑)

その点、「少女革命ウテナ」王子様は完璧だった
ですね・・・思い出したくもないですが(汗)

でも、このことが、一見システム上の類似性
感じさせる「舞-HiME」「少女革命ウテナ」
一番大きな違いかもしれませんね。

つまり、王子様の方がずっとゲームマスターという
存在に近いわけで、さらに言えば、黒曜の君はただの
に過ぎなかったと。

さて、肝心な「百合」としては・・・
なんと言っても25話
なつきが静留を止めようとして、意図的に相打ちを行い、
二人が消えることで、両想いだったことが証明される。
という展開です!
これは本当にアニメの「百合」としては歴史に残る名
シーン
と言っても良いでしょう。

この二人に感情移入する人が多いのも頷けます。

26話で再構成されたときの、なつきに甘え気味の
静留もオイシいですよね。静留って本当に良いキャラ
クターだと思います。切れたのはまだ納得できない
ところがありますが、感情の起伏が激しいキャラ
クターは、私も基本的に大好きです。

で、堂々のハッピー☆エンドにむけて突き進むわけ
ですが・・・「これで良いのでしょうか。神様」
と生粋のアニメファンとしての私が問うたところ、
エンターテイメントの神様は「これでいいのじゃ」
と胸を張ってのたまいました(汗)

確かに、最後までシリアスで通しても後味が悪いだけ
だし、ちょっと頭悪いくらいのハッピー☆エンドでも
しないと、救われない展開でしたよね。

個人的に、キツネにつままれたような、ほんの少し
納得できかねるところもありますが、なつきと静留が
シアワセならそれで良いかという思いです(汗)

この巻のおすすめ度は、
■■■■■■■■■□
とします。シリーズ通してのおすすめ度も
■■■■■■■■■□
です。やはりアニメとして良くできていると思い
ますし、エンターテイメントに徹しているので、
後味が悪いこともない。ハッピー☆エンドな作品
は往々にして、なにも残らないこともありますが、
「百合」好きなら、きっと何かが残るでしょう。

以前の感想はこちら。
「舞-HiME」1「舞-HiME」4,5
「舞-HiME」2「舞-HiME」6,7
「舞-HiME」3「舞-HiME」8

2006.01.22

「蒼い海のトリスティア 君が描く宝石の日々」

秋タカシ・作、電撃文庫・刊

読後の第一印象は、「百合」的にはそこそこです。
でも、オイシいイラストが多いので、目の保養
出来ます(汗)

トリスティア復興のため、帝都から天才発明少女
ナノカがやってくる。いくつかの大事件を乗り越え
トリスティアを復興できるでしょうか・・・という
話で、原作のゲームはプレイしていないですが、
原作に忠実な造りになっていると思われます。

ただ、今まで鑑賞したこの作品のノベライズやドラマ
CDより政治的な話も入って、純粋にライトノベル
としての出来は悪くないと思います。

「百合」的にはやはりナノカにあからさまな想いを
よせ、帝都から追いかけてくるネネが良いですね。
この作品では、珍しいことにネネと、ネネが恋敵と
認識しているフォーリィが和解(?)するエピソード
があったりします。

まあ、この作品のノベライズとしては平均的な
「百合」度
と言えるでしょう。

しかし、この作品の存在価値は「蒼い海のトリス
ティア」
というゲームの大まかな世界観がつかめる
所にあると思います。

つまり、ゲームをプレイせず、この作品の全体像を
つかむには最適
です(汗)

個人的にはこれを読んで、KONAMIノベルズ・刊の
「蒼い海のトリスティア 発明工房星降り日記」
「蒼い空のネオスフィア とらぶるでいず」
の順で
読むのを激しくおすすめします(汗)
(前者はもう入手困難かもしれませんが)

ということで、おすすめ度は
■■■■■■□□□□
としておきます。

2006.01.21

今週買った物など+検索順位

今日は9点です。今週は凄いですよ。奥さん!

「コミック百合姫」VOL.3
一迅社・刊
無事にVOL.3が発売されました。嬉しい限り。
ところで「百合姫ノベルズ」は注目ですよね。
数年来望んでいた、「百合」専門のライトノベル
レーベル誕生ですよ!
書き下ろし作品も出てくる
わけだから、コンスタントに本格「百合」小説が
読める時代が到来です!

でも、大丈夫でしょうか。一迅社さん。
と思ったので、今回も2冊買いました!!(汗)

そうそう、昨日、「テクノラティ」の検索ワード
は凄いことになっていましたよ。1位は世間を騒が
せている「ライブドア」2位はドーパミンに警鐘を
鳴らして(笑)話題を集めている「脳内汚染」
そして、なんと3位「百合姫」だったのです。
スゴイ!
# ちなみに、先ほど見ると8位になっていました。

●雑誌「Cobalt」2006年2月号
OVAの情報はそこそこでしたね(汗)
「かわいいフィギュアやファンシーなグッズ」
という商品展開もあるそうですね。これはちょっと
楽しみかも。
あと、短編「三つ葉のクローバー」も忘れては
いけません。

「ヤングガンガン」2006年No.02
SQUARE ENIX・刊
「ドラゴンズヘブン」13話
「ダンサー イン ザ ダーク」編最終回です。
そして、いよいよ単行本が発売されます。2月25日
1,2巻併せての発売です。まだ、それほど「百合」!
と言う感じではないですが、深見真ファンなら買う
ベシ!

「コミック キラリティー」Vol.2
Gakken・刊
昨年9月Vol.1が発売されたのですが、やっとVol.2
です。版も小さくなり、よりメディアミックス路線
が強調されています。で、これ、パラパラ見てると
「百合」らしいオリジナル作品があったので買い
ました。短編ですが、良い感じです。でも「百合姫」
作品と比べたら霞んじゃいそう。

「どり~む・まいすたぁ 夢は楽しく見たいです」
清水文化・作、富士見ファンタジア文庫・刊
主人公が女の子みたいなので買ってみました。
「百合」かどうかは微妙かも。キャラクターが
ロリいんです(汗)

●ドラマCD「学園アリス ラブ☆ポーション注意報」
現在放送されているWebラジオのドラマがちょっと
「百合」?要素あるようだし、1500円という安さ
も手伝って、購入してみました。track 3「禁断の
世界!?」
が楽しみかも(汗)
ま、まさか、棗(♂)と流架(♂)じゃないですよね(汗)
そうだと言って~!!

以下唐突に同人誌です(汗)

「揺れる想いのセレネイド」
CLOSET CHILDというサークルの同人誌です。
オリジナルメイドもの同人誌ですね。主人である
令嬢がメイドさんラブなのです(汗)
ところで、この作品、女装のメイドもいるので
要注意(汗)幸いなことに、令嬢が好きなのは女の子
の方みたいですが。

そして、本日の目玉商品!!
(「百合姫」も十分目玉ですが)

「ストロベリー シェイク Sweet」1
林屋志弦・作、一迅社、百合姫コミックス・刊
やっと単行本化です!表紙のエンボス加工がおいし
そうです(汗)
そういえば最初は4コママンガ調でしたよね。
カラーがちゃんとカラーなのも嬉しいです。

「くちびる ためいき さくらいろ」
森永みるく・作、一迅社、百合姫コミックス・刊
うう、こんな作品が単行本化するなんて、なんて
良い時代なんでしょう!生きていて良かった。
夢ならさめないで!!

ところで、この単行本のタイトル、絶妙です。
森永みるく作品を端的に表していますよね。
オビの「少女×少女 この世に残された最後の純愛」
というコピーも良いですね。

では、検索順位です。
20060121
なんと、「極上生徒会」3位に浮上。連邦の
モビルスーツは化け物か!?

8位にアニメが始まった「かしまし」もランク
インしています。9位「最後の制服」14位「ドラゴ
ンズヘブン」
等、作品のタイトルが多いのは
良い傾向だと思います。

そうそう!今日、街の本屋さんで、トンデモない
もの見つけました!
あの、吉屋信子先生の色紙です!!
「北原白秋の詩」がどうとか、という短文が流麗な
筆で書かれています。
こんな田舎町にこんなものを売っている店があった
とは驚きです。
折しも、「百合」ブーム第2波がやってきそうな
気配の昨今。吉屋信子先生はこの私に買えとおっ
しゃっているの??

うう・・・本当に買うかも。48000円ナリ。

2006.01.20

「コミック百合姫」VOL.2 (後編)

後半です。

「voiceful」ナヲコ・作
引きこもり女子高生とネット上の歌姫、という取り
合わせがなんとも現代的で良いですね。あと、絵柄が
良いです。コミック調の顔とちょっとリアルな体型
というアンバランス感がなんとも好きです。
夢と恋愛(?)の狭間ですれ違う二人。切ないです。
恋愛ものの普遍的なテーマですが、「百合」だと
尚嬉しいですね。

「真説ユリム童話」第2話「ラプンツェル」
実は原作はほとんど知りませんでした(汗)
そこで、青空文庫で読みましたが・・・なるほど。
やはり先に内容を知っていた方が面白かったです。
それにしても佐倉汐氏の絵は良いですね~。
見ているだけでシアワセになります。

「世界で一つだけの徒花」むっちりむうにい・作
学園ものと思いきや、ファンタジーでアクション
です。こういう作品の方がむっちりむうにい
らしいですね。「百合」アンソロではこういう作品
の方が珍しいので、ちょっと新鮮でした。あと、
ロングヘアの一見ゴージャス娘と、眼鏡っ娘という
カップリングも良いですね。

「初恋姉妹」東雲水生・作
千夏の積極的なアタックが功を奏し、榛菜も心を
開いてゆきます。ほほえましく見えるけれど微妙な
距離感
を感じさせる演出は良いですね。この作品
って「百合姉妹」の最初から続いているだけあって、
地味だけど丁寧な描写がとても良いと思います。
ときどき見せる榛菜の暗い一面は・・・?この作品の
核心部分ですね。この回、やっと過去の出来事に
関係するらしい?ことが暗示されます。
次回最終回ですか・・・

「百合×ユリ見聞録」森島明子・作
ドラマCD「初恋姉妹」のアフレコレポートマンガ
です。そういえば、千夏は中原麻衣さんだった
ですね。さきほどWikipediaを見たところ、「中原
麻衣」
のプロフィールに「恋姉妹」がありません
でした。ひょっとして、黒歴史?!
ところで、今日、ドラマCDの予約しました~!!

「百合姫の本棚」・作
小説編。「半魔」がちょこっとでも紹介されている
のは意外でした。「百合」を期待してこの作品を
読むのは自分ぐらいだと思っていました(汗)

「名もなき国の恋の歌」袴田めら・作
なんだか「あやかし忍伝くの一番」を思い出して
しまいました(汗)
泣き虫くの一とお姫様というカップリングが絶妙
です。また、くの一なのに東欧的なお姫様という
異国情緒と言いますか、そういうのが本物のおとぎ話
という雰囲気を醸し出していてGoodです。
しかも、そういう舞台であるのに「百合」の切なさ
シアワセ感をしっかり表現できています。
やはり袴田めらはタダモノではないです!

おすすめ度は、言うまでもなく
■■■■■■■■■■
です!!

VOL.1よりVOL.2の方が好みの作品が多いように
感じました。特に森永みるく「くすりゆびにキス
したら」
は凄いです。私もかなりの「百合」作品を
鑑賞してきましたが、これほどまで完成度の高い
正統派「百合」作品はそうそうお目にかかれないと
思います。
(私の地方では)今日発売だった、単行本を買ったの
ですが、店で最後の1冊でした。それなりの規模の
店なので、10冊は入荷していたと思います。
それが、即売り切れ。でも納得です。
こういう作品が「百合」ファンを増やしてくれると
良いですね。

あと、袴田めら「名もなき国の恋の歌」も新鮮
な感じがして良かったです。
「百合姫」「百合姉妹」時代に比べてずいぶん
バラエティ豊かなラインナップになったという
印象です。

2006.01.19

「コミック百合姫」VOL.2 (前編)

一迅社・刊です。

VOL.3はもう発売されてしまいましたが・・・
VOL.2の感想です(汗)

えーと表紙は・・・二人で手を組んでますよね。
おイモは二人で挟んでいる??一見リリカルな
絵ですが、ちょっと不思議です(汗)

綴じ込みは、峰倉かずや氏。さすがこのお方。男顔
二人ですね(汗)なんだか(エロマンガ家)SABE氏の
昔の作品のような雰囲気です。
でも、こういうキャラで真面目な「百合」話も良い
なあという気もします。

「First Kiss」蔵王大志・作画、影木栄貴・原作
オトナの雰囲気です。ビアン風作品です。
結婚迫られているけれど、諦めきれない想いがある
というのは、ビアンものの永遠のテーマですね。
それだけでは、良くあるのですが、オトナっぽい
キャラクターとほんの少し「百合」の雰囲気を
残しているというバランスは目新しいと思います。

「少女美学-彼女の決意表明-」CHI-RAN・作
どうせなら「彼女のマニフェスト」にすればいい
のに(汗)でも、総理大臣になって日本をレズビアン
天国にする、という野望は良いですね!
こういうキャラクター好きです。
あと、おとなしそうな眼鏡ッ娘が、女の子の下着
姿にムラムラというのも良いな~。私はこういう
のにエロチシズムを感じます。
ハッピーなラストも良いですね。

「百合の花粉は落ちにくい」
三浦しをん氏のコラムです。今回は、あの「おにい
さまへ…」
。確かに甘い「百合」ではないので、
最近の「百合」に慣れた方のお口には合わない
可能性もありますが、名作であることには変わり
ないですね。

「ことのはの巫女とことだまの魔女と」藤枝雅・作
今回はシリアス。でも、藤枝雅氏ってシリアスを
すると力みすぎ、と感じるのは私だけでしょうか。
作者の気持ちはとても伝わってくるのですが、表現
が追いついていないといいますか。
でも、藤枝雅氏のしつこい位のツーショット描写
は大好きです。甘やかな雰囲気が良いですよね。

「タイガーリリー」タカハシマコ・作
おお!実験的な手法の作品ですね。
想いがある限り、若いままでいられるという示唆が
とても良いと思います。
決してハッピーエンドではないですが、こういう
ギミックを凝らした作品は大好きですよ。
「百合」と言ってもある種の形に収束するだけでは
新しい展開は望めないと思いますし。

「南波と海鈴」南方純・作
あ、あれ?これって「百合」?(汗)
普通の雑誌に掲載されていたら、「百合」だと思う
のですが、「百合姫」だから「百合」っぽく感じ
ませんでした(汗)まあ、可愛いキャラクターだし
次に期待。

「くすりゆびにキスしたら」森永みるく・作
はあ・・・堪能しました(溜息)
ああ、なんて甘やかで切ないの~!!
ちょっぴりセクシャルなのもドキドキさせますね。
二人の「親密な関係」の雰囲気が実に良く表現
されていて、可愛い絵柄なのに、リアルに感じる
ことができました。
それにしても、森永みるく氏の作品って本当に
良いです~、転げ回りそうです(汗)
ここまで破壊力のある作品は「百合」アンソロ
といえど、そう多くはないでしょう。

「ストロベリーシェイクSweet」林家志弦・作
相変わらず樹理亜の妄想&もだえっぷりがおかしい
ですね。考えてみたら、樹理亜って少年マンガの
ラブコメの主人公という感じもしますが、落ち込み
っぷりは「百合」のそれだと思います。
ところで、蘭が自立に動き始め、蘭を目の敵のする
ライバル(?)も現れ、次回は新展開ですね。
この作品もドラマCDにならないかなあ。

・・・と長くなってしまいましたが、前半はこの辺で(汗)

2006.01.18

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第1話

「少年はその日変わった」です。

観ました~。第一印象は・・・あれ、放送が始まる
までにBGMが完成しなかったの??

まあ、これも演出なのでしょうが、ちょっと新鮮
でした。最初から軽いノリだと、あかほりっぽ
過ぎるからでしょうか(汗)

さて、話の展開は原作とほぼ同じです。
一番大きな違いは、なす菜が「(はずむ)が女の子
だったら良かったのに」とモノローグするシーンが
ない代わりに、女の子になったはずむを見て、喜ん
でいるような表情になるということ位ですね。

まあ、小さい配慮ですが、原作より意味深になって
いて良いと思います。

あと、この作品1クール(13話)みたいですね。
と言うことは放送開始までにほぼ全話造られている
はずなので、オリジナルの最終回を迎えることに
なるのでしょうか。

まあ、そうなったら「はずむの青春はまだ始まった
ばかり!」
で終わるのでしょうが(笑)、はずむが
男に戻りそうな原作より良いかもしれませんね。

と言っても、「元は♂」という事実は変わらない
のですが。

しかし、トランスジェンダーものでも、お客さん
さえ付けば、そのお客さんは「百合」に流れる
可能性も大きいわけで、この作品にはそういう役割
を担って欲しいですね。

# ただ、やっかいなことに性転換そのものを嗜好
# する人もいるのですが(汗)

大きな期待を込めず、漫然と楽しみましょう。
はずむが♂だと最初から判明しているのは、ある
意味、幸運かもしれません。
(へんな期待をしなくてすむので)

ああ、こういう気持ち、あかほりさとる氏には
判らないだろうなあ・・・

おすすめ度は、とりあえず
■■■■■■□□□□
としておきます。

2006.01.17

「舞-HiME」8

第8巻(21~23話)の感想です。

いよいよ大詰め。「百合」的にも見所が多い8巻

第一印象は・・・観ていて心理的に揺さぶられます。
ある意味トラウマになりそう(汗)でも・・・

さて、話は黒曜の君が覚醒する所から、静留キレる
などなど、いろいろな事が発生する展開です。
とにかく、広い引き出しから、いろんなものが
飛び出してきます。
鑑賞していて、やはりアニメは楽しいなあ・・・
と感じました。

もちろん、話の内容は重いのですが、展開の
バラエティーさは非常に面白かったです。

前の巻まで、周りに振り回されるだけの舞衣が
悪に目覚めた?とはいえ、一方向に邁進するという
のは、やっと主人公らしくなってきた、という気が
します。

「百合」としては・・・
母の秘密を知ってしまい、傷心のなつきを、静留が
かくまう・・・という展開ですね。
二人とも和服。しっとりとした雰囲気のまま、数日
の時間が流れる・・・という表現が良いですね。

ぶっちゃけ、艶っぽくてエロいのです(汗)
二人ともフェミニンな感じだし(汗)
ムラムラしますわ~(汗)

静留はこの期間、想いを高ぶらせていたのでしょうか。

ある事柄をきっかけに、キレてしまうのですが、
これがちょっと納得いかないのですよね。

静留の想いの深さの表現は良いと思うし、キレた事
自体はそれほど納得できないわけではないのですが、
キラすにもそれなりの準備が必要なのではないか
と思うのです。

だって、なつきに想いを知られたとはいえ、決定的に
二人の関係が破綻したのでもないのに。ですよ。

作品の大部分、静留を謎の多いキャラクターとして
描いていた関係上、説得力のある性格描写が十分に
出来ていなかったと言うことかもしれません。

最初から、静留は腹黒かったのかもしれませんが
それだったら、キレるより野望を燃やして、残りの
HiMEを殺ってやる、という演出の方が、個人的には
納得できるような気がします。

ただ、少々納得できないながらも、このシーンの
展開はかなりガツーンとキました~!
「同じ穴のムジナ」瞬殺するのですから。
こんなに「百合」的に動揺させられたアニメは、実に
久しぶりです。「少女革命ウテナ」以来かもしれません。

そういう経験をさせてくれただけで、この作品を
鑑賞して良かったなあと感じています。

それにしても、かわいそうなのは雪之。
「百合」も強くないと生き残れないのね・・・。

おすすめ度は、
■■■■■■■■■□
です。「百合」好きなら鑑賞する価値はあります。

以前の感想はこちら。
「舞-HiME」1
「舞-HiME」2
「舞-HiME」3
「舞-HiME」4,5
「舞-HiME」6,7

2006.01.16

雑誌「まんがタイムきららMAX」2006年1月号

芳文社・刊

11月中旬に発売された号です。
また2ヶ月近く開いていますが・・・(汗)

では「百合」ネタだけ。

「魔女のじゅもん」あらきかなお・作
ううむ、今月は「百合」ネタとしては微妙。
絵もちょっと荒れているような。
しかし、1月下旬単行本が出るそうで、これは
買います。

「落花流水」真田一輝・作
現在の「百合」作品の本命はこの作品かもしれ
ませんね。
今回は「百合」娘・秋穂が風邪。いつもは
「百合」行動しないのに、献身的な春河が
なんだか良い感じです。

「オオカミの手かします!」大和狸・作
今回はハチの仲間?が迎えに来るエピソード。
「小春さん……」がかわいい~。

「はなまるべんと!」大宮祝詞・作
今回も清水先生が良いですね。女の子好きで、
セミロングでいつもスーツ姿、なんだかマニアック。

「スズナリ!」石見翔子・作
今回はお風呂でイチャイチャ(汗)
うう、目の保養、目の保養。
ラストのママの意味深なセリフが良い!(汗)

「しらたま」あづまゆき・作
「百合」という程でもないですが、正統派?女子校
ネタです。正統派すぎてちょっとアレですが(汗)

「ひより日和」高藤アユミ・作
今回はウメちゃんがいつも通りの活躍!
学ランを上だけ着せて、膝をなでるとは、なんて
マニアック!

では、おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
とします。

「百合」的にはちょっと挽回した印象ですね。
これぞ「百合」!というレベルの作品はないですが
まあ、かわいく、ゆる~く楽しむならこれで
十分かもしれません。

2006.01.15

「ARIA」7

天野こずえ・作、Mag GARDEN・刊

先頃8巻が刊行されたのですが、今頃7巻の感想です(汗)

さて、読後の第一印象は・・・
あれあれ??思ったより良いです・・・(失礼な)

6巻の感想でも以前より良いと言う風に書いたの
ですが、実のところ、一時的なものだと思っていま
した。

しかし、7巻も6巻と同程度かそれ以上の「百合」度
になっていると思います。
アニメ版の方が良い、という認識でしたが、それは
改める必要がありそうです。

# と、言っても、「百合」の本道である、恋愛感情
# からはだいぶ離れていることは認識する必要が
# あると思いますが。

さて7巻のエピソードではNavigation31が一番良い
ですね。個人的には「ARIA」ベストエピソードかも
しれません。

「ARIA」という作品は、ネガティブシンキングな要素
はほとんどないのですが、このエピソードは藍華が
髪を短くせざるを得ない状況になって、落ち込み、
仲間の支えで、そこから立ち直るという、心情の
起伏
があります。

個人的に、こういうのは好感です。
髪に願掛けしているのも、女の子らしくて良いです。

ああ、これでNavigation35さえなければ・・・!(汗)
地底人なんて、地底人なんて、最低人と戦っていれば
いいのに~!

あと、Navigation32も良いですね。P.65のラストの
コマがちょっと意味深で良いです(汗)
目の保養、目の保養。

おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
としておきます。

過去の感想は下記です。
「ARIA」1~4
「ARIA」5
「ARIA」6

2006.01.14

今週買った物など+検索順位

今日は14点です。季節柄同人誌が多めです(汗)

「ARIA」8
天野こずえ・作、Mag GARDEN・BLADE COMICS・刊です。
アニメは「百合」的にはそこそこに終わりましたが
さて、原作は・・・無理だろうと思いつつも一縷の
望み
に賭けております(汗)

「舞-乙HiME」2
佐藤健悦・作画、秋田書店・チャンピオンコミックス・刊
漫画版はとりあえず買っています(汗)
それにしても発刊スピードが速いですね。さすが
少年マンガ

「これが私の御主人様」4
まっつー・原作、椿あす・作画、ガンガンコミックス・刊です。
10ヶ月ぶりの発刊です(汗)
実は・・・アニメのDVDは買い進めていません(汗)
でも、漫画版はチェックしております。

「そらとレイラの すごい ○○」RADIO CD COUR_3
それにしても、このシリーズ凄いですね。これでCD
36枚分
ですよ。「ストロベリー・パニック!」
WebラジオもCD化しれくれないかなあ。
あの萌え「百合」ショートストーリーだけでも(汗)

さて、これ以降は同人誌です。

「ロマンスの温度差」2
「ロマンスの温度差」3
怨念バッテリーというサークルの同人誌です。
これでやっと全部揃いました(汗)
2,3の方が、「百合」だと判りやすい表紙です。
結構本格的な小説なので、読むのが楽しみです。

「プーの一族」#3
「プーの一族」#4
サークルぽぇM。の同人誌です。
結構本格的な小説といえばこちらも。
実は昨年の夏コミで、#3が出ているのを知りません
でした。不覚です。でも、運良く両方とも入手する
ことができました。嬉!

「Diamond9!」diamond 4:ボールがアーチを描く空
すたじおいのPというサークルの同人誌です。
少女野球マンガです。
この作品も続いているのが嬉しいですね。

「in Excelsis」
Garden Blueというサークルの同人誌です。
ライターは水上カオリ氏です。
「百合」な感じのイラストで目の保養です(汗)
でも、今回、男性キャラもいつもより多め・・・

「memory」
whitepaperというサークルの同人誌です。
ライターはしろ氏です。
カラーイラストと散文で構成された作品です。
横開きがセンス良いですね。「百合」っぽい感じ
は多いですが、ヘテロ風味もあります。

「ふとももラッピングサービス」
Ko-wa's Innというサークルの同人誌です。
ライターはこーわ氏です。
ちょっとエロいです(汗)目の保養に(笑)
それにしても、お馬鹿な内容です(汗)

「アワユキ」
ほにゃらというサークルの同人誌です。
巫女さんものです。表紙はかなり「百合」っぽい
のですが、内容はそれほど「百合」でもないような。
ハズレでないのは確かですが。

「マイファニーバレンタインチロル#3 天使のユニゾン」
すなば薬局というサークルの同人ドラマCDです。
このシリーズ3巻目。このシリーズは結構期待して
いるのですが、今回はキャストを見る限り、「百合」
キャラがいないのです。ううむ。

では、検索順位です。
20060114
「ストロベリー・パニック!」パニックは今週は
収まりを見せています(汗)
4位「極上生徒会」はまたランクアップ。す、凄い。
ここまで粘るとは正直思いませんでした。
あと17位「いとうえい」18位「断罪者」と特定の
作品を検索している方が見受けられますね。

2006.01.13

「リリカル・ミステリー 春待ちの姫君たち」

友桐夏・作、集英社コバルト文庫・刊

このシリーズ2作目です。今回は学園もの
前作とのつながりは・・・なにもないようです。

読後の第一印象は・・・こ、今回は「百合」です
よね??(汗)

お話は・・・
女子校の中等部に通う、赤音と春来は親友同士
しかし、学園のカリスマ的存在の舞のせいで親友
関係は壊れてしまう。そして、春来がいなくなった
穴を埋めるように赤音の前に彩が出現する。
はたして、赤音と春来は親友に戻れるのでしょうか。
という感じです。

この作品は本当にリリカルなサイコスリラーものです。

「リリカル」「サイコスリラー」ですよ。
かなり難しい所を衝いた作品です。感心しました。
コバルト文庫のポテンシャルの高さを見せつけられた
ような感じもします。

ライトノベルでもサイコスリラーの作品はあると
思うのですが、そういう作品ってただただイタイのが
普通です。この作品も確かにちょっとイタイ内容ですが、
真の悪人はいないし、作品全体からちょっと甘酸っぱ
くて、リリカルな雰囲気が満ちているのが良いのです。

あと、話の構成が巧いですよね。舞が造った作中劇に
赤音と春来の関係をダブらせているのも巧いです。

カンジンな「百合」としては、もちろん赤音と春来の
親友をほんの少し超えたような関係です。
正直言って、その描写は多くないし、あまりおいしくも
ないです。

ただ、赤音の豹変に揺れ動く、周りのキャラクターの
心理描写が良いのです。私好みと言いますか。

まあ、「百合」的にはそこそこですが、私としては
とても憎めない作品ですし、前作に比べて「百合」度
も高くなっているので、おすすめ度は、
■■■■■■■□□□
とします。

このシリーズの過去の感想はこちら。
「リリカル・ミステリー 白い花の舞い散る時間~ガールズレビュー~」

2006.01.12

「アカイイト」のエイプリルフールネタ復活

ブログ「百合佳話」の開設おめでとうございます。
情報ありがとうございます。トラックバック返しですよ~

「アカイイト」の公式ページお正月バージョンになっています。
で、昨年のエイプリルフールをにぎわした、あのネタも復活!

実は私は、あの体験版をダウンロードし忘れていたので
この復活は嬉しいですね。早速GETさせて頂きました。

ところで今年は「アカイイト」の続編も期待されますね。
# でも「XRATED」なんてヤメテね(汗)

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」2

桂遊生丸・作画、あかほりさとる・原作、メディアワークス・刊

TVアニメも開始されたこの作品の感想です。
私の地方でも「ARIA The Animation」の後番組に
なっていますので、毎週チェックできるでしょう。

さて、2巻に入って、シリアス路線が出てきました。
やす菜ととまりがはずむを奪い合うという展開が
クローズアップしてきます。

ああ、これではずむが本当に女だったら・・・
と言うのが第一印象ですね。やはり(汗)

いや、まてよ、はずむが本当に女だとして、この
展開で楽しめるか・・・というと、また微妙です。

なんというか、優柔不断の主人公が、二人の女の子
の間で揺れるというのは、少年マンガのラブコメの
王道
ですよね(汗)

はずむのような女性主人公にはあまり感情移入でき
そうにないです。そして、そんな感情移入できない
主人公が好きな、二人に感情移入できるかというと、
これも微妙です。

やはり「百合」たるもの、リリカルでドキドキで
切なくも、揺るぎない太い線を持っていて欲しい

のです。

まー、本当に「百合」なら目の保養だけでも嬉しい
のですが(汗)

まあ、ポイントはラストシーンのはずむが男女
どちらになっているか、ですね。
「百合」としてのこの作品の評価が、そこに集約
されることでしょう。

まあ、あかほり氏は、オタクとして保守中道作家
ですから、自ずと予想できそうですが。
良い方向に裏切ってくれたら、あかほり氏を
見直したいです。

おすすめ度は、
■■■■■■■□□□
としておきます。原作があかほり氏でなければ
もっと高得点だったのですが(汗)

この作品の過去の感想はこちら。
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」

2006.01.11

「ARIA The ANIMATION」第13話

「その まっしろな朝を…」です。

あれあれ?12話いつ放送したの??
ひょっとして年末・年始のAM3:00とかとんでもない
時間に放送したのかなあ・・・地方ならあり得るけど。

ところで、公式Webページでは13話のサブタイトルは
「その カーニバルの夜」になっています(汗)

え?「カーニバル」??しかも「…」もないし。

さて・・・全話観終わった感想は・・・
ううむ、予想が外れましたね(大汗)

アニメ独自路線を予想していたのですが、結局は
原作と同程度の「百合」要素しかありませんでした。
ただ、男性キャラの扱いが最後まで原作より悪い
ということが不幸中の幸いでしょうか。

この作品がドラマツルギーを否定しているということ
は以前書きました。--とても個人的な意見ですが、
やはりドラマはあった方が良いと思います。

波風が立たない作品はどうも感情移入しにくいです。

逆にこの作品に感情移入できるのなら、これくらいの
「百合」要素でも妄想次第で良質の「百合」物件
に思える人がいてもおかしくはないです。

でも、最近の「百合」界の動向を見ていると、わざわざ
妄想する必要がないところまで来ているような気も
しますが・・・

ラストシーンの灯里とアリシアの雰囲気に萌える
ことができたのが、唯一の救いでした。

シリーズ通しての、おすすめ度は・・・
■■■■■□□□□□
としておきます。

この作品はある意味、包容力があって、鑑賞者に
ゆだねられる部分は多いです。だから、人によって
どのように感じるかは、本当に人それぞれでしょう。

しかし、が「百合」作品として観た時には、この
ポイントが妥当だと思いました。

・・・ううむ。この調子では第二期シリーズも期待
もできないかも・・・

過去の感想はこちら。
「ARIA The ANIMATION」第1話
「ARIA The ANIMATION」第2話
「ARIA The ANIMATION」第3話
「ARIA The ANIMATION」第4話
「ARIA The ANIMATION」第6話
「ARIA The ANIMATION」第7話
「ARIA The ANIMATION」第8話
「ARIA The ANIMATION」第9話
「ARIA The ANIMATION」第10話
「ARIA The ANIMATION」第11話

2006.01.10

「舞-HiME」6,7

第6,7巻(15~20話)の感想です。

第一印象は・・・予想はしていましたが、観るのが
つらい展開
です。しかし・・・

15話でシアーズ財団の敗退が確定。やはり当て馬
でしたか(汗)
しかし、それゆえ、アリッサと深優の負けっぷり
哀しげで、感情移入する要素は多いです。

このあと、HiME達は大いに揺さぶられることになる
のだけど、彼女らに比べたら、揺るぎない目的を
持っていたアリッサと深優の方がよほど格好良い
ですよね。

で、16話からいよいよこの作品の核心部分が始まり
ます。話の展開としては動的だし、鑑賞している
方も心理的に揺さぶられるし、アニメとしては良い
出来だと思います。

# 個人的には、もう少し日常生活の中で、心理戦
# 始まる展開の方が良かったような気もしますが。

それにしても・・・主人公・鴇羽麻衣のヘタレっぷり
がどうにもイタダケマセンね。DVD3巻の感想で「流さ
れている」
と書いたのですが、まさに流されていま
すね。自分の感情に流され、敵の罠に流され、男に
流され・・・なんだか、女版・碇シンジみたい(汗)

まあ、こういう主人公が居ても良いとは思うの
ですが、他のキャラクターがこのヘタレ娘に影響
されて流されるというのは、話の背骨を折りそうで
危なっかしいです。

対照的に20話までに、あまり流されなかった玖珂
なつきの方が、キャラクターとしての重みを醸し
出して
きています。

藤乃静留の存在感も少しずつ増しているし、良い傾向
です。

さてさて、観るのがツライ展開ではありますが、
続けて次のエピソードを観たくなるようなパワーは
感じます。アニメとして良作の証拠でしょう。

おすすめ度は、
■■■■■■■□□□
としておきます。やはり15話が大きいですね。
19話の妖しい静留も良いですが(汗)
そうそう、数カ所でなつきは本当は静留好き?
と思わせるようなほのめかしがあります。
これもポイントですね。

以前の感想はこちら。
「舞-HiME」1
「舞-HiME」2
「舞-HiME」3
「舞-HiME」4,5

2006.01.09

「プリンセス・ベルクチカ Proyekt-0」

富永浩史・著、ファミ通文庫・刊

昨年10月下旬に発売されたライトノベルです。
九条伊織様のコメントで知った物件です。
ありがとうございます。>九条伊織様

この作品、昨年の作品ベスト10を考えた後に読んだ
のが悔やまれます。もし、考える前に読んでいたら、
ランクインしていたと思われるからです。

ということで、この作品も今年のベスト10候補という
ことにさせてください(汗)

さて、お話は・・・
日本の女子校に通う、小鷹和智こと、ワーシャが
主人公。ワーシャは自分が東欧(辺り)の小国の姫の
血筋だという事を知る。
夏休みを利用して、祖国を奪還すべく、乗り込む
のだけど、罠にはまって、逃亡生活・・・
逃亡の途中で、現地の鷹匠の少女、アルフィアと
出会う。ワーシャとアルフィアの運命は?そして、
ベルクチカ計画とは?

という内容です。

内容はとてもマニアックな戦記物と言った方が良い
と思います。軽いノリな所もありますが、人が死ぬ
程度のリアルさ
は持ち合わせた作品です。

個人的には、メイド服戦闘集団が登場したり、
それなりにリアルな戦争物としては軽すぎるかな、
というアンバランス感は、確かに感じました。

ただまあ、作家の趣味のマニアックさと相まって、
とてもライトノベルらしい作品と言えばそうだと
思います。

2004年に高い評価をした、すずきあきら・著「蒼穹の
女神」シリーズ
(MF文庫J・刊)は、もう少しリアル感の
方に重心がありますが、マニアックという点では、
通じるものがあると思います。

で、肝心な「百合」なのですが・・・
まず、ワーシャはキス魔なのです(汗)男にはキスしま
せんが、女の子には誰でもキスします(汗)

それだけなら竹本泉・作「トランジスタにヴィーナス」
と同程度という判断しかできないのですが、ポイントは
アルフィアです。

ワーシャはアルフィアにもキスするのですが、その後
の二人の関係の変化が良いのです。
(詳しくは書きませんが)
たまに、ワーシャは本当にアルフィアを愛している
と感じさせるシーンがあるのが良いですよね。
アルフィアの心情の変化にも注目です。

ラストも良いですよね。こんなに「百合」としてハッピー
エンド
なライトノベルはそう多くはないですよ。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■□
とします。

とてもライトノベルっぽい作品だと思いますが、
「蒼穹の女神」を楽しめた方なら、間違いなく
楽しめると思います。

この作品を読んで、ファミ通文庫は期待できる!
と感じました。

2006.01.08

ドラマCD「マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物」

ドラマCDの感想はずるずると間が空いてしまって
いますね(汗)
今年はそういうことがないように努めます。

さて、聴いた第一印象は・・・
この作品って、こんなに良かったっけ?!
という驚きがありました。

話はすでにご存じと思いますので、ここでは言及
しませんが、よくあるバレンタインの嬉し恥ずかし
の話にしないところが、今野緒雪氏の非凡なところ
だと思います。

というか、良くある話なら「マリア様がみてる」
いう作品はそれほどヒットしなかったと思いますが。

このドラマCDでは、ふとしたすれ違いや誤解から
祐巳と祥子さまの関係がギクシャクする、という
ポイントを非常に巧く再現できていると思います。

祥子さまに叱責された祐巳に、非常に感情移入して、
話の展開は知っているのに、ドキドキし、叱られた
子供のようにウルウルしました(恥)
やっぱり私はMキャラに感情移入しやすいの
でしょうね(汗)

あと、他の登場人物の絡ませ方も絶妙です。
この頃の祐巳と他のキャラクターの距離感が
良く出ていると思います。
(これは原作が巧いのですが)

そして、小さな温室の、聖さまとのシーンで祐巳
は立ち直るのですが、この頃の聖さまは本当に
格好良かったですね~。祐巳がすがりつく気持ちが
わかります。

そういう弱い祐巳を久しぶりに見ると、最近の
祐巳って本当に成長していると感じます。

前回も書きましたが、やっぱり「マリア様がみてる」
は心底酔える作品です。

今年「ストロベリー・パニック」アニメ化という
話もあり、「マリア様がみてる」の次の世代に
なるかもしれない作品が出てきますが、この作品ほどの
完成度を超えるのはかなりの難行だと思います。

改めて「ウァレンティーヌス」を鑑賞してつくづく
思いました。

まあ、超える必要はないとも言えますが、個人的に
「百合」の目指す方向は、"こちら"が正解だとも
思うのですよね。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■■
です!確かに「百合」度としては初期作品からは
劣りますが、それでもこの点は堅いです。

このシリーズの感想はこちら。
ドラマCD「マリア様がみてる」1
ドラマCD「マリア様がみてる」2
ドラマCD「マリア様がみてる 黄薔薇革命」
ドラマCD「マリア様がみてる いばらの森~白き花びら」
ドラマCD「マリア様がみてる ロサ・カニーナ」

2006.01.07

今週買った物など+検索順位

今年最初の買い物リストですが・・・
年始のため少なめですね。しかし、例のアレ
あります(汗)

まずは例のアレです!

●ドラマCD「京洛降魔」
PS2ゲーム「アカイイト」のドラマCDです。ようやく
入手することができました。感無量です!
聴くのが楽しみ・・・なのですが、その前にゲーム
をしっかりプレイせねば。

以下は同人誌です。

「うた∽かた 原画集」II
「うた∽かた 原画集」III
アニメ「うた∽かた」はDVDは買いましたが、「百合」
的にはそれほど評価しませんでした。
しかし、心理描写とかは見るべき部分はあると思い
ますし、アニメっぽい絵が好きだったので(汗)これ
を買いました。
4話後藤圭二氏のコメントに「無駄にパンチラも
多くて作品的にちょっとチグハグ感がでてしまって
ちと反省です。」とあります。
ううむ。自覚されていたのですね(汗)
この作品、真面目ささえあれば「百合」的にはそこ
そこでも、愛着は持てたのに・・・と思うと残念です。
でも、パンチラとかが少ないとアニメ的に売り
少ないし・・・微妙なところですね。
「百合」であることで売れる時代になれば、この
作品はもっと良くなったと思うのですが。

「ロマンスの温度差」
怨念バッテリーというサークルの同人誌です。
ライターは岡田桃子氏。実は2004年の冬コミの本
だったのですが、「百合」要素ありと気づきません
でした(汗)
2005年冬コミでVol.3が出ているのを見て、ようやく
気づき、本日入手しました。
Vol.2,3は通販で申し込みましたので、来週には
ご紹介できるでしょう。

では、検索順位です。
20060107
す、すごい事になっています(汗)
「ストロベリー・パニック!」(これが正解)一色です。
ひょっとしたら昨年の「極上生徒会」並みに
なるかもしれません。
2位「たくみなむち」、作家名が2位になるのも
初めてかもしれません。

2006.01.06

「マイファニーバレンタイン チロル~春の号~」

Peach-pit.studio・すなば薬局というサークルの同人
ドラマCD
です。

さて、2巻目ぬるい軽いコメディのオムニバスという
感じの造りになっています。
明らかに美少女ものなので、聴く人を選ぶ作品だと
思いますが、エロや、ギリギリなネタもなく、古典的
声優ドラマ
という感じの作品に仕上がっています。

「百合」的には、主人公・奈津(♀)の憧れの先輩
にして、「百合」っ娘・小雪がちょい役だったので
「百合」的には後退した印象です。

個人的に奈津、美紀、小雪の明確な三角関係コメディ
を期待していたのに、ちょっと残念なところは否め
ませんね。

しかし、第四話『奈津の勉強会』第七話『春の日に
・・・』
ではなかなか聴かせてくれます。
奈津が好きなクラスメイト・美紀の告白シーンは
ドキドキものでした(汗)
ああ、良い耳の保養になりました(汗)

ところで、昨年の夏コミは続編が出なかったので、
もうオシマイかな・・・と危惧していたのですが、
冬コミでは無事にVol.3が発売されたようですね。

まだ買ってもいませんが、楽しみではあります。
でも、Vol.3には美紀や小雪が登場しないみたいで
かなり心配かも。

おすすめ度は
■■■■■■■□□□
とします。前回より後退ですが、ポテンシャル
あると思うのですよね。この作品。
もっと「百合」になさい!今年はチャンスですよ!

このシリーズの感想はこちら。
「マイファニーバレンタイン チロル PRELUDE-BOX」

2006.01.05

「ARIA The ANIMATION」第10話

「その ほかほかな休日は…」です。

えーと、11話を先に観てしまったので、今日は10話
という変則的な順序でお送りします(汗)

さて、内容は原作2巻の、雪虫の話と温泉の話を
ミックスした作品ですね。かなり違和感なくミックス
出来ていると思います。原作以上かも(汗)

11話では批判めいたことを書いたのですが、結局
この作品は、心理の深みにはまらないところが味
なのだと思います。
それならいっそ、10話の何も考えずただただ気持ち
いい演出
の方が、個人的には割り切っていて好きです。

それは良いとして・・・
「百合」的には低調です(汗)

原作もそうなのですが、藍華はアリシアと温泉に行ける
ということで、行く前ははしゃいでいるのですが、
温泉では何のリアクションも無し(汗)

アリシアに終始くっついているとか、意味深にお酌を
するとか、そういう「百合」的にオイシイところが
何か欲しかったですね(汗)

アニメ版は何かやってくれるのでは、と期待したの
ですが、これは外れました(汗)
まあ、藍華は原作では明確に「百合」キャラではない
からしょうがないのでしょうが・・・。

ところで、「ARIA The ANIMATION」は1クールで終了
するけれど、すでに続編が決定しているようですね。

このシリーズでかなり原作を消化しているので、
続編はどうするのでしょう・・・まさか、♂キャラを??!!

おすすめ度は・・・
■■■□□□□□□□
としておきます。まあ、温泉話だし、アニメ的には
オイシイエピソードなのですが「百合」的には
イマイチなので、この点です。

過去の感想はこちら。
「ARIA The ANIMATION」第1話
「ARIA The ANIMATION」第2話
「ARIA The ANIMATION」第3話
「ARIA The ANIMATION」第4話
「ARIA The ANIMATION」第6話
「ARIA The ANIMATION」第7話
「ARIA The ANIMATION」第8話
「ARIA The ANIMATION」第9話
「ARIA The ANIMATION」第11話

2006.01.04

「ガールズライフ」

木村卯月・著、新風舎、Jam Novels・刊

今年最初の感想はこの作品です。

昨年登場した「新風舎、Jam Novels」の「百合」
作品への期待度を占う作品です。

読後の第一印象は・・・こ、これは・・・
美少女ものと思いきや、やまじえびね風?
しかし結局は映画「百合族」?!

お話は・・・
同じ学園に通う、美紀と理恵はお互いに関心を
持っていたが、ふとしたことで知り合う。
仲良くなった二人だが、美紀には優しい彼(正人)
がいた。

という感じで、大半が彼女らの日常の描写になり
ます。よくあるライトノベルのようなアクション
っぽい展開は全くなく、ある意味、最近の少女
漫画や軽いレディース漫画っぽい内容だと思います。

それにしてもシロガネヒナ氏に絵に騙されました(汗)
イラストはかなり美少女ものっぽく、中身もまあ
そんなものだろうと思っていました。

しかし、蓋を開けると、やまじえびね氏の漫画
みたいなオトナの作品(に思えました)。
あの表紙を見ただけでこの作品を買った人はかなり
びっくりしたのではないでしょうか(汗)

そして、最後まで読んで、改めて考えると、やまじ
えびね漫画の深さは残らず、映画「百合族」位に
感じました。

# 中表紙のイラストが「百合族」のオープニング
# に思えてしまいます(汗)

「百合」として一番のネックはやはり正人の存在です。
個人的には、美紀が優しい正人と、気持ちを惹かれる
理恵の間で揺れ動く、というのは悪くないと思うの
ですが、人物の心理描写が甘いと思うし、さっさと
正人と(何度も)SEXしちゃうし、なんだかなーという
印象の方が強かったです。

美紀が正人にはっきり見切りをつけて、理恵に行く
というのなら、「百合」として評価できるのですが、
(いや、結果的にはそうなるのですが)どうも、納得
できないものが残りました。

確かに「百合」としてはハッピーエンドといえるかも
しれませんが、なんだか遺恨が残ります。

この作品は確かに「百合」ではありますが「百合族」
的な「百合」
だと思うのです。
つまり、先にエロありきで、「百合」にはそれほど
思い入れがあるように感じなかったです。

本当に「百合」指向の作家なら、あそこまで正人と
絡ませないと思うのですが、どうでしょう。
あれだけ濡れ場があれば、美紀に感情移入出来なく
なりますよね。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■□□
とします。

ライトノベルでこの内容という新鮮さが8点という
高い評価のポイントです。当然、普通に「百合」なら
もっと高評価だったのですが。

で、「新風舎、Jam Novels」の「百合」作品への期待
度なのですが、正直なところ微妙かな・・・と思います。

しかし、レーベルが出来たばかりなので、今年「百合」
ブームに火がつけば、案外やってくれそうな雰囲気も
あります。それに期待したいですね。

2006.01.03

アニメ「シムーン」

情報ありがとうございます > ギンガム様!
それにしても、このビッグニュースの連続!

ギンガム様はですか?!

では、あらためて公式ページをご紹介。

「シムーン」

「シムーン」というと私はYMOの曲を思い出して
しまいますが、あちらは"simoon"で、こちらは
"simoun"のようですね。

「百合姫」Vol.3から漫画版が連載されるという
ことですが、アニメ化を前提にした作品ということ
になるのでしょう。

もともと「百合姫」は「百合」アンソロジーの
ご多分に漏れず、学園ものが多いのですが、この
作品は数少ないファンタジーです。
その作品がイキナリアニメですから、裏事情が伺え
ます。

事情といえば、この作品は「百合姉妹」「百合姫」
になった影響。いわば、「一迅社色が出てきた」
と言えるのではないでしょうか。

それが福と出るか凶と出るかはまだわかりませんが
「百合姫」は確実に変わるということを示唆して
いるように思えます。

それにしても、今年は「百合要素のあるアニメ」
ではなく、そのままの意味で「百合アニメ」が2作も
創られるのですね・・・スゴイの一言です。

そうそう「シムーン」のスタッフですが、大和屋暁氏が
脚本で参加するのは興味深いですね。

何にせよ、今年は本当にスゴイです。
どんな「百合」作品に出会えるのか・・・
今からワクワクしています。

元日に、非常に良いニュース、ありがとう
ございました。 > ギンガム様!

2006.01.02

お正月モードpart.2

本日もお正月モードでございます(汗)

今年も学問の神様に初詣して参りました!

今年は2日のAM5:00に詣でたため、以下のような
状態でした。
昨年はひどい状態だったので、雲泥の差です。

やはり初詣は混雑時を外した方が良いですね。
屋台は閉まっている店も多かったですが、梅ヶ枝もち
はちゃんと買えました。

20060102A

今年も昨年の「百合」の大願成就を感謝し、今年の
「百合」の更なる発展を祈願いたしました。

「百合」について祈願しはじめてから、確実に「百合」
は発展しているように思います。さすがは学問の神様。

そして、こちらも恒例のおみくじです。

20060102B

ここで大吉を引いたのは恐らくはじめてです。
大吉は冒頭にあの有名な歌が載っているようです。

で、肝心の内容は・・・

「はしゃぎ過ぎたり、調子に乗り過ぎたりしないよう
心掛ける事が大切です」
・・・(汗)

今年は「百合」が隆盛しても、謙虚さが肝心のようです。

2006.01.01

明けまして、おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

本日はお正月モード(?)でお送りいたします(汗)

実家に帰ってきていますので、近所の海岸をデジカメで
写してみました。Finepix F11という機種です。

【ご注意】
下記の写真はそれぞれ3MBあります。
開く際はご注意ください。
また、無断使用はご遠慮くださいませ。

20060101A

遠浅の海岸です。この辺りは珍しい野鳥が飛来する
こともあり、バードウォッチャーも多い場所です。

写真中央のように、漁道があります。
道の上には、干上がったクラゲが沢山死んでいます(汗)

右側に見える白い桟橋は最近できたもののようです。
(実は見るまで知りませんでした)

ちょっと先に行ってみましょう。

20060101B

白い桟橋からさらに沖を臨むと、新空港が見えます。
陸から続く橋の並びがきれいですね。

今年の3月開港なのですが、はたして利用者は望める
のでしょうか。

20060101C

桟橋から、島を臨みます。
もっと潮が引けば、上陸もできるハズなのですが、
この時はできませんでした。

島の手前には、カキの養殖棚が見えます。

実は・・・私はカキは全くダメです(汗)

ということで、本日はおしまいです。
まあ、たまには良い・・・ですよね(汗)

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