2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 「Cotton」 | トップページ | 今週買った物など+検索順位 »

2006.01.27

「ロマンスの温度差」

怨念バッテリーというサークルの同人誌(小説本)です。
ライターは岡田桃子氏。実は2004年の冬コミの本です。

私がこの同人誌を某ショップの店頭で見つけたとき、
残り1冊でした。本当に運が良かったと思います。
買い逃していたら、かなり後悔していました。

読後の第一印象は・・・私、いままで岡田桃子氏を
侮っていました。まったく私の目は節穴でした(汗)
傑作だと思います。「百合」レベル超高いです。

お話の内容は、オーソドックスな学園ものと言えます。

主人公は滝川なお。中学時代は小猿のような娘だった
のですが、高校になって美しく変身。いわゆる高校
デビュー
です。高校になって変わった理由、それは、
目の敵にしていた(超美少女)藤枝ゆかりに勝つため。

なおはゆかりに対抗心を燃やしていたが、いつしか
自分の本当の気持ちに気づく。そして、ゆかりの
気持ちにも・・・。

とにかく、ドキドキさせてくれます。
ちょっとエロチックな描写もただのエロにならず
巧くドキドキさせる燃料にしていると思います。
そういうのにも非凡さを感じます。

キャラクター設定も巧いですよね。
なおは、ゆかりに対抗心を持っているだけあって、
熱い少女。対して、ゆかりは本当に気の抜けた
お人形のような風貌と性格。

この二人が相思相愛になるのです。ごく自然に。

なおの葛藤と、ゆかりを愛していると気づく過程は
非常に説得力があると思います。
岡田桃子氏って、こんなに心理描写巧かったんだ、
と感心しました。

正直なところ、文章にほんの少しの背伸びを感じる
ことがありましたが、全く些細なことです。

また、森奈津子氏の少女小説時代を彷彿と
するようなコミカルな部分と、ウエットな部分が良い
具合に同居していると思います。

(なおとゆかりの性格もそうですが)まさに、
「ロマンスの温度差」ですね。

ああ、校長室でのキスシーンは最高でした。
二人の震えが私の心に、ふるふると伝わってくる
ようです~!

なおがカミングアウトするシーンも良かったです。
これが、熱くて切ないのです。

というわけで、おすすめ度は
■■■■■■■■■■
です!

私に最後の1冊を残しておいてくれた「百合」の
神様に感謝です!!
まだ読んでいない方は是非どうぞ。

« 「Cotton」 | トップページ | 今週買った物など+検索順位 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/8370131

この記事へのトラックバック一覧です: 「ロマンスの温度差」:

« 「Cotton」 | トップページ | 今週買った物など+検索順位 »