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2006.01.31

「コミック電撃帝王」VOLUME7 2005 AUTUMN

角川書店・メディアワークス・刊

今回も「百合」要素のある作品だけ・・・。

「いおの様ファナティックス」藤枝雅・作
自分の仕事がないことに不安を覚える絵兎。
いおの様のために何かできないかと行動するが・・・。
この作品は、「百合」キャラは多いのですが、それ
なりの重み
を持ったキャラクターはそう多くはない
ですから。絵兎が動かないと「百合」的に盛り上がり
ませんよね。
そういう意味で今回の展開は好感です。
あと、ボーイミーツガールが常態の「電撃」系作品
において、アタリマエのように女性キャラに彼女が
いる「いおの様」の世界。なんというか、胸がすく
思いです。

「SCAPE-GOD」高遠るい・作
読み終わって一言・・・ナニコレ(汗)
ギャグかシリアスか紙一重。たくさんのパロディ・
インスパイア。それらのごった煮てんこ盛り。
不思議な作品ですね。
まあ、それはそれで魅力なのですが、「百合」的には
後退の一途です(汗)

「はやて×ブレード」#番外 林屋志弦・作
まあ、いつものノリです。「百合」度は低いですが、
ちょっと良い感じの描写が入っていて、ほっとさせ
られます。
それにしても最近「はやて×ブレード」
「ストロベリー シェイク」が同じ作品に思えて来ます(汗)

ううむ・・・こんなところでしょうか。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
です。個人的には「いおの様」は期待できる
展開に傾いてきている印象です。
「SCAPE-GOD」は「百合」設定の意味がなくなって
きているような(汗)
「はやて×ブレード」は「百合」度は低いですが、
ワンポイントあるのが嬉しいですね。

前号の感想はこちら
「コミック電撃帝王」VOLUME6 2005 SUMMER

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