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2006年2月

2006.02.28

「Venus Versus Virus」1

鈴見敦・作、メディアワークス・刊

昨年末になにげに良さそうだったので買ってみた
作品の感想です。

読後の第一印象は・・・こ、これは「断罪者
TETRAGRAMMATON LABYRINTH」
?(汗)
何というかプロットが似ていますよね。

さて、お話は一言で表現すれば、妖魔ハンター物です。
霊能力がある少女・スミレはふとしたことで、ハンター
を家業にしているルチアと行動を共にすることに。
・・・という話です。

「断罪者」は非常にクセのある作品ですが、中世ヨー
ロッパが舞台だとか、スプラッタ要素は差別化の役割を
果たしていると思います。
それと比べると、正直言って、この作品はヒネリがない
印象です(汗)

ただ、絵の完成度は高いと思います。そういう意味で
多分、「断罪者」よりずっと一般受けする作品だと思い
ます。

また、ルチアが良いですよね。眼帯して、クールなのに
意外と世話焼きお姉さんという雰囲気を持っているので
「百合」的には期待させてくれます。

バディものとしては良いセン行きそうな感じではあり
ます。しかし・・・そこまでが限界かなあという印象
もあります。
そういう意味では「断罪者」の方が将来性はあるような
気がします。

まあ、結局は春に発売される2巻次第ですね。
ルチアとスミレがどう絡むか注目したいです。

おすすめ度は・・・
■■■■□□□□□□
としておきます。

2006.02.27

「くノ一夜伽話 この印籠が目に入らぬか?」

綾守竜樹・著、キルタイムコミュニケーション・刊

「奈々の学園ライフ お姉さまをゲットせよ」に続く
レズオンリーエロ小説の感想です。

例によって本日の記事は15禁とさせて頂きます・・・

それにしても、レズオンリーのエロ小説が立て続けに
出版されたことはかつてなかったのではないでしょう
か。これも「百合」ブームの影響??

この作品の読後の第一印象は・・・
存外、良かったです。しかし、結局はエロの呪縛
とらわれている、惜しい作品です。

さて、お話は、
立身出世が人生の目的の女子高生、美由樹が主人公。
ある日、彼女の前に彼女を「姫」と称する3人のくノ一が
現れる。彼女らの目的とは・・・

というような話で、まあ、イカニモエロ小説、という
設定です(汗)

でも、この作品、意外と良いのです。
エロとしては全キャラの濡れ場はあるわけで、私が
もっとも忌み嫌う、「エロの商品的な条件」を満た
している作品です。

しかし、この作品の良い点は多いです。
まず、美由樹とくノ一の頭、薊とのラブストーリー
ともとれる点が優れています。薊と他のキャラの
をちゃんとつけているのもポイントです。

エロシーンはハードですが心理的な描写が多いし、殺伐
としたエロ描写ではないのもオイシイところです。

なにより、「奈々の学園ライフ」のように、この作者
は本当にレズ物が好きなのか?という根元的な疑問を
感じさせなかったのが嬉しいです。

綾守竜樹という作家は、本当に「百合」やレズ物が
好きそうな印象を醸し出している作家で、そういう
のが判るのがとても良いです。

ああ、これでラス前の4Pさえなければ・・・(汗)

でも、久しぶりに納得できるレズ物のエロ小説だった
と思います。

エロ小説でもレズ物が増えるのは良いことだと思い
ます。その中から「百合」として良いものがでてくる
かもしれませんし。

でもエロメディアのお約束である、全員分の濡れ場
全ページの50%以上のエロシーンというシステム部分を
なんとかして欲しいですね。

エロシーン20%でも良いじゃないか、と思うのですが、
ダメなのかなあ。

おすすめ度は、例によって、このblogではエロは
おすすめしない
というポリシーのため、保留します。

2006.02.26

「これが私の御主人様」4

なんだか久しぶりの感じがしますが、4巻です。
どうやら、月刊誌から季刊誌に移動したのですね。

さて、読後の印象は・・・あ、あれ?安奈(「百合」
キャラ)の扱いがヨシタカ並みになってる??

私の印象では、以前はいずみにちょっかい出しつつ
一応友達的なスタンスだったと思うのですが、4巻
では露骨に避けられているような(汗)

特に13話では頭はたたかれるわ、腹にパンチ食らわ
されてるわ、散々です。

まあ、安奈もやっていることが露骨、というかもはや
ヨシタカと同じですから、当然と言えば当然ですが、
ちょっとショックかも。

で、「百合」的な見所としては、その13話かなあ。

理由は安奈が目だっているからと言うことだけなの
ですが(汗)

それにしても「わたしといずみさんがお互いの○○○
を○○合って先に○○させた方が勝ちとか」
って
妙に本気にエロくて、安奈のマジっぷりが出ていて
良いかも、と思ってしまいました(汗)

あと、まだ「百合姉妹」ですね。(安奈の愛読書)
3巻の時点で「百合姫」は発表もなかったので、
どうなるかと思っていたのですが。

おすすめ度は・・・
■■■■□□□□□□
というところです。

2006.02.25

今週買った物など+検索順位

今日は、7点です。

「貧乏姉妹物語」2
かずといずみ・作、小学館SUNDAY GX COMICS・刊
なかなか良い姉妹「百合」を読ませてくれる作品です。
4月21日にはドラマCD発売も決定!ということで、
楽しみですね。

「CLOTHROAD」3
okama・漫画、倉田英之・原作、集英社UJコミックス・刊
2巻は「百合」要素が多かったのですが、さて、今回
は・・・と思ってパラパラめくると・・・ううむ。
ムーリネ姉妹は出てきませんね。巻末のオマケには
出てきますが。

「まんがタイムきららMAX」2006年4月号
芳文社・刊
なんだか久しぶりのような気がしますが、3月号
ちゃんと買っています(汗)でも、最近「キャラット」
を買っていないような・・・
最近、雑誌の発刊ペースが把握できなくなってきて
います。脳が・・・?!

「ホーンテッド!」
「ホーンテッド!」2
「ホーンテッド!」3
「ホーンテッド!」4
平坂読・著、MF文庫J・刊
4冊買いです!
この作品、以前から気にはなっていたのですが、
主人公がオトコノコだし、手が出なかったのです。
最近、タレコミをいただいたので、急遽全冊買いを
してしまいました。
ありがとうございます。--> タレコミ様

では、検索順位です。
20060225
「かしまし」3週連続3位にランク。こりゃいよいよ
「極上生徒会」の再来かもしれませんね。
ところで、「かしまし」6話、また観逃してしまい
ました(汗)TVで全話観られれば、DVDはパスしようと
思っていたのですが・・・買うしかないか。
9位「シムーン」も急上昇。アニメの映像が公開され
ましたが予想以上に可愛いキャラで、「百合」ファン
以外にも訴求しそうですね。
でも、重い展開になりそうな予感もあります。
ああ、でもオンタイムでは観られないのです!(号泣)

2006.02.24

「神無月の巫女」第二巻

第二巻(3,4話)の感想です。

2話から作画がアップアップ状態です(汗)
大切なシーンだと、崩れが目だちますね(汗)
まあ、4話になるとかなり持ち直すのですが。

しかし、作画がどうあれ、「百合」的には良い感じに
なってきた
と思います。

個人的に、介錯氏の作品と言えば、良くも悪くもガチャ
ガチャした演出
という印象を強く持っていたのですが
──実際、原作1巻はそういう感じなのですが──
2巻は1巻よりずっと落ち着いた雰囲気になったと思います。

いや・・・単に慣れただけかも(汗)

と思って、原作1巻を読み直すと、やはりアニメの方が
ずっと自然な演出だと感じました。
というか、アニメ版はかなりオリジナル要素が多くて
そのどれもが、原作のめまぐるしい展開を落ち着かせる
ために入れられているとさえ思えます。

そして、その落ち着きは「百合」としてもプラスに
作用しているのです!

特に千歌音が自身を抑制している演出がよいですね。
姫子の手を離してしまったことを悔やんだり、ソウマ
と姫子のデートを心ならずも応援してしまったり。

千歌音の狂おしい内面が意外としっかり描かれていて、
今のところ良い意味で予想を裏切られている印象です。

まあ、ロボットパートは相変わらずなのですが(汗)

でも、本当に期待できる展開になってきたと思います。

おすすめ度は、
■■■■■■■■□□
とします。+1したかったのですが、まだ先は長い
ので抑えております(汗)

このシリーズの感想はこちら。
「神無月の巫女」第一巻

2006.02.23

「舞-HiME」Side-B 愛と死の輪舞

ナカガワヒロユキ・作、徳間デュアル文庫

さて、後半です。

読後の第一印象は・・・原作(アニメ版)の納得できない
部分の大半が納得できるようにできています。しかし、
「百合」的には?

アニメ版は後半になるにつれ展開が早くなっていきます。
そのせいもあってか、キャラクターの細かな設定や心情
まで表現できていなかったように思えます。
(ただ、スピード感のある展開を意識していたという
ことはよくわかるので、このあたりは致し方なかった
と言えるでしょうが)

このノベライズではその辺りのかゆい所に手が届く造り
になっています。本当に正統派ノベライズと言った
ところです。

特に、主人公・鴇羽舞衣の内面の描写を多く補完している
ので、アニメ版で感じた「流されている」印象はずいぶん
薄められたと思います。
主人公がしっかりしていると、作品全体の印象も引き
締まって感じました。その影響か、幾分暗い印象なのです
が、前半から予想した程度の暗さではなかったです。

肝心な「百合」としては・・・
私がアニメ版で一番気になっていた、静留の「キレ」は
ほとんど同じです。しかし、あるたった一つの事実を
補完したことで、「キレ」より腹黒な静留の印象が
強くなったと思います。

静留は最初からなつきを墜とすべく行動していた。
そして、古民家のシーンではどうやら間違いなく、寝て
いるなつきを喰っていたということがアニメ版より
強く暗示されています(汗)

個人的には、「キレ」(=ある意味他人に流される)より
腹黒(=自分の欲望に素直)なキャラの方が好きなので
これはこれでアリだと思います。

そして、遥が消えた後の雪乃もポイント高いです。

遥が消えた後、雪乃が落ち込まずに、遥の意志を次ぐ
強さをみせる、というのは嬉しかったです。

書いてきたように、「百合」的にも良い具合に補完
されてはいるのですが、やはりアニメ版のビジュアル
的なオイシサ
には届いていないように感じました。

「百合」としてポイントが高い心理描写が追加されて
いるわけではなく、ビジュアル的なインパクトもない
ため、「百合」は結局「ワキ」だったという印象が
強くなっているようにも思えました。

結論。

アニメのビジュアルがあり、このノベライズの丁寧な
描写
があったら、完璧だったのに!

ということで、後半のおすすめ度は
■■■■■■■■□□
というところです。

ポイントはアニメ版の総合評価より下ですが、非常に
真面目なノベライズだったと思います。
アニメを鑑賞した後は是非読んで頂きたい物件です。

2006.02.22

「PEACH-PIT初期作品集 もものたね」

PEACH-PIT・作、メディアワークス・刊

この単行本の感想を忘れていたので書いておきます。

PEACH-PITといえば、「ローゼンメイデン」の方が
有名だそうですが、私は「ローゼンメイデン」は全く
知りません(汗)
(アニメ版は一部「百合」要素ありということを小耳に
はさんではいますが)

この単行本を買ってから、あ、あの作家かとようやく
思い出したのですが、思い出した作品が「DearS」(汗)
あわわ、地雷だったか、と思いつつ、おそるおそる
読んでみました。

まあ、結果的には2本ある作品の内、「みずたま」
微「百合」要素あり。「Prism Palette」地雷でした。

なので今回は「みずたま」の感想のみ書きます。

この作品は女子水球部が舞台。
主人公・鈴雫(りんだ)はカナヅチ。そこで、高校入学と
同時に水泳部に入部するつもりでしたが・・・ふとした
ことで水球部にスカウトされ・・・
という話。

女子校スポーツ部なら、熱い友情で「百合」も・・・と
期待したいところですが、この作品コメディなので、
水球シーンは1度もありません(汗)

南国でアイスホッケーするのと同じです(汗)

ただ、鈴雫の先輩・イチ子は「百合」的に良い感じの
キャラで、鈴雫も一目惚れ(?)というようなシーンも
あります。

イチ子はボーイッシュなので、舞台が共学か女子校かで
大きく意味が異なりますが、結局どちらだか最後まで
判りません。

でも女子校です。私が言うのだから、間違いはありません!

でもこの作品、たった2話なのです。
もう少し続いていたら、「百合」要素の拡大も予想された
だけに、残念です。

PEACH-PITって「DearS」のせいでヘテロ色が強い作家と
いうイメージですが、こういうのも描けるということは、
「百合」もやってくれる、ことも、ある、かも、と思い
ました。(歯切れが悪いですが)

おすすめ度は・・・
■■■□□□□□□□
としておきます。

2006.02.21

「歌姫-ロジエル- 虹色の楽譜」

桃井あん・作、集英社コバルト文庫・刊

「歌姫-ロジエル-」シリーズ3作目です。

昨年は「百合」少女小説期待の星だったのですが、
「百合」作品の豊作が予想される今年にあっても、
期待を保てるかどうか、注目です。

読後の第一印象は・・・ううむ。話の完成度は全作より
向上している印象ですが、「百合」度は明らかに下降
しています。有力な男性キャラが出て来るわけでもない
ので、まだまだ有望だと思いますが。

さて、今回は盗まれた楽譜を求めて、ユリアとスイは
男装して農場に忍び込みます。そして、二人を追うように
現れるリアン(♀)とフェディ(♂)。彼らの正体とは・・・。

という話です。

スイが男装して格好いいのは良いとしてユリアまで少年
っぽいとは、歌姫(この世界で女性の花形職業)として
どうよ、という感じはしますね(汗)

それがなんだかお似合いな雰囲気を醸し出していて、
ヅカ的な「百合」と思えないこともないのですが、それは
有効な「百合」エピソードがあればこそ、ですよね。

・・・実のところそこがないのです。

今回は初めて、歌姫同士の戦いの描写があり、それが
この作品に良いメリハリを与えていたと思います。
そういう点でライトノベルとしての読み応えはあったと
思うのですが、肝心なユリアとスイの内面描写は実に
薄かったです。

それでも「ダーティーペア」みたいな古典的
バディもの
と比べたら、まだまだ「百合」の雰囲気を
出していると思うのですが、1,2巻と比べたら落胆して
しまいます。

しかし、それでも、光明があるとすれば、今回は敢えて
抑えた
、と考えることもできるという点でしょうか。

まあ、こういうこともあるさ、ということで、前向きに
第4巻に期待したいです。

おすすめ度は、涙を飲んで
■■■■□□□□□□
とします。

そうそう、「百合」キャラではないですが、リアンは敵ながら
不思議な魅力があるキャラで、ちょっと惹かれました。
これでフェディが女性だったら嬉しかったのですが。

過去の感想はこちら。
「歌姫-ロジエル- 禁じられた歌」
「歌姫-ロジエル- 白い花 黒い花」

2006.02.20

「神無月の巫女」第一巻

第一巻(1,2話)の感想です。

やっと、この作品の感想です(汗)
私の場合、期待の高い作品ほど長く置く傾向があるの
ですが、この作品は期待に応えてくれますでしょうか。

第一印象は・・・うう。こんなバカアニメ(褒め言葉
です)観たことない~。でも、介錯氏らしい作品だと
思い、なんだか少しホッとしました(汗)
実は、バッチリ耽美だったら、嫉妬しそうだとちょっと
心配でした(汗)

さて、お話の内容は皆さんご存じだと思いますので
割愛します。強いて言えば、ソウマ(♂)が巨大ロボット
で戦い、その後ろで、姫子と千歌音がイチャイチャする
という話です。(ううむ・・・端的だ)

1,2話は最初から激しい展開です。多くのアニメは謎の
部分を最後に種明かしするものなのですが、この作品は
最初からほとんどバラします。ある意味潔いです。

個人的には1話はまるまる学園ものにして、2話から
ロボットものにすれば良いのに・・・と思ったのですが、
1クール作品と言うことで飛ばさないといけない理由が
あったのかもしれませんね。

また、コミックス版1巻は既読なので、イキナリの
ロボットものにはそれほどの驚きはありませんでした。
でも、初めからアニメ版を観ていたら、かなりびっくり
したと思います(汗)

耽美趣味巨大ロボットですから。本当に冗談だと
思った方も多かったのではないでしょうか。

さてさて、「百合」的には・・・
もちろん千歌音と姫子の関係ですね!
この二人はなかなか良いと思います。まず、二人とも
超ロングヘアー。その二人がイチャイチャするのですよ!!
それだけで目の保養ですよね(嬉泣←泣くな)

姫子を主人公に据えているのも「百合」的にはグッド
だと思います。千歌音とソウマの間で気持ちが揺れ
動くことが予想されますし、気持ちが千歌音に振れた
際の「百合」度には特に注目したいです。

あと、2話でソウマが姫子を助けに入り、それを口惜し
そうな表情で見る千歌音もポイント高かったです。
こういう細かい演出は後につながるし、「百合」好き
としても嬉しいですよね。

ところで、コミックス版で介錯氏はロボットものは初め
てと書いているのですが、本当に、どうしてロボット
ものにしたのでしょうね。
玩具メーカーのスポンサードを考えているとはとても
思えないし。

この作品最大の謎と言えるでしょう。

個人的には、巨大なものでなきゃイケナイなら、もっと
生物的なものにすれば良かったのにと思うのですが・・・
でも、それだとチャチではないデザインは難しいし、
デザインできたとしても、アニメとして動かすのは
難しい・・・

さて、おすすめ度は、
■■■■■■■■□□
とします。最初から「百合」的にはかなりオイシイ
のですが、まずは様子見と言うことで、この点にして
おきます。

2006.02.19

アニメ「極上生徒会」総括

結果から言えば、「百合」的には開花しなかった
本作ですが、DVDを全部観たので感想を書いて
おきます。

まず、TV放送時に観られなかった作品は下記です。
第05話「華麗なる対決」
第09話「好きはとまらない」
第10話「彼女に水着をきせないで」
第16話「あなたに此処にいて欲しい」
第19話「さらば愛しき友よ」

5,9,10話はまあ、この作品らしいエピソードで
「百合」的には特筆すべき所はありません。
(5話のバカさ加減は笑えましたが)

19話も「百合」ではありませんが、この作品として
は5本の指に入る名作だと思います。
このエピソードを観ていたら、後半のイキナリ感は
多少緩和されていた、と思うと重要な回でもあった
と思います。

また、やはり黒田洋介氏(脚本)は男性キャラの方が
扱いが巧いなと感じました。

そして、16話。「百合」的には第12話「それは雨の
日に」
と同じくらいに重要な回です。
おすすめ度は
■■■■■■■■□□
くらいにはなると思います。

15話「私が此処にいる理由」で銀河久遠を描いて、
16話で矩継琴葉を描き、二人のつながりを表現する
というのは巧いと思います。ただ、この二人のつな
がりが結局それ以上活かされることがなかったのは
残念と言わざるを得ないですね。

作品の後半の感想では毎回、全キャラが横一列に扱わ
れている
ことに不満を書いたのですが、15,16話
後まで活かして、久遠と琴葉だけでも堅いつながり
表現できたら、全体としての評価も変わっていたと
思います。そう思うと、本当に惜しい作品でした。

今にして思えば、アニメ版のスタッフは「百合」的に
健闘してくれたと思います。だって、原作のKONAMI
顔無しの男を主人公に据える愚挙をする会社なの
ですから!

もし、KONAMIが「百合」にちょっとでも理解があれば
アニメ版ももっと良くなっていたのだろうと思うと口
惜しいですね。

では最後に、「百合」をあまり考えずに、ベスト5の
エピソードを選びますと・・・
1位・・・第04話「素晴らしく冴えたやり方」
2位・・・第12話「それは雨の日に」
3位・・・第16話「あなたに此処にいて欲しい」
4位・・・第19話「さらば愛しき友よ」
5位・・・第15話「私が此処にいる理由」

実はこうなります。個人的には4話が一番面白かった
です。もちろんトリックが良かったのではなく、和泉
香の格好良さに惚れました。
黒田洋介氏は前半でこれをやったがために、力尽きた
のではないかと思うほどです(汗)

香もこの頃は良いキャラでしたね。
後半になるにつれ、全キャラ横一列の中に入って
しまうのですが・・・

そうそう、DVDの前半の映像得点でプロモーション映像
が収録されていたのですが、これが笑えるほどシリアス
なのです。
このノリでアニメ化していたら、「百合」的にはもっと
良かったかもしれません。・・・でもKONAMIがあんな
だから結局は同じでしょうが。

過去の感想はこちら。
「極上生徒会」1話 ●「極上生徒会」11話 ●「極上生徒会」20話
「極上生徒会」2話 ●「極上生徒会」12話 ●「極上生徒会」21話
「極上生徒会」3話 ●「極上生徒会」13話 ●「極上生徒会」22話
「極上生徒会」4話 ●「極上生徒会」14話 ●「極上生徒会」23話
「極上生徒会」6話 ●「極上生徒会」15話 ●「極上生徒会」24話
「極上生徒会」7話 ●「極上生徒会」16話 ●「極上生徒会」25話
「極上生徒会」8話 ●「極上生徒会」18話

2006.02.18

今週買った物など+検索順位

今日もおちついて、2点です。

ドラマCD「マリア様がみてる いつしか年も」限定BOX
集英社・刊
このドラマCDのシリーズもこれで10巻目。
個人的には、まだ続いて欲しいです。ところで
ミニフィギュアはなかなか可愛くできています。

「スパーク!!ララナギはりけ~ん」4
もりちかこ・作、小学館ちゃおコミックス・刊
3巻は11月発売だったのに、もう4巻発売です。
しかし・・・最終巻です。ああ、残念(泣)
また、気になるのは「百合」として良い終わりかた
かどうかですね。

では、検索順位です。
20060218
「かしまし」3位に連続ランク。「極上生徒会」
再来になるかどうか、注目です。
ところで「かしまし」5話は観逃してしまいました。
DVD買うかどうか迷っていたのですが、買っちゃい
そうです。まあ、参考物件ということで(汗)
12位「ストロベリーパニック」はこの辺りのランクを
上がったり下がったりしていますね。
19位「キューティーハニー」は久しぶりにランクイン。
「Re」はバディ「百合」としては非常にオイシイ作品
だったので、ランクインはちょっと嬉しいです。

2006.02.17

「スパーク!!ララナギはりけ~ん」3

もりちかこ・作、小学館ちゃおコミックス・刊

4巻(最終巻)も発売された本作ですが、3巻の感想です。

読後の第一印象は・・・ス、スゴスギ!!な、なんですか
これは!!「ちゃお」あなどりがたし!!
でも、一部気になるところも・・・

さて、お話はアジア杯の続きから。激戦の末、アジア
杯を獲得したアスカ(ナギ)たち。今度の敵は海外連合
チーム!さらに、イタリアのイケメンの撹乱作戦で
骨抜きになるナギ以外のメンバー達。あろうことかララ
までも男の子のトリコに!!一体どうなってしまうの~??

という展開です。

始まっていきなり、ララのナギの思い出で萌えです(汗)
その後も、ララのイメージトレーニングとか、ドサクサ
で告白とか、見所満載です!
す、すごいよララ!!時が見える!!

しかし、途中から物議を醸す(?)展開に。

ララが昔のナギそっくりな男の子にゾッコンになる
のです。え~見た目が同じなら良いの?!(泣)

しかし・・・ララは急にナギラブに逆戻り!(嬉泣)

え~見た目が同じなら良いの?!(笑)
まあ、元がコメディ漫画だし、笑えたから良しと
します(汗)

あと、「番外編」も良いですね。
ナギが美形男の子に一目惚れする話です。
最初どうしようかと思ったのですが・・・やはり、
ララはやってくれました。アンタは偉いっ!
(by 小松政男・・・古っ!)

それにしても、返す返すスゴイ作品ですね。
ああ、アニメ化して欲しいなあ。
この作品をアニメ化しないなんて、日本の損失ですよ!

おすすめ度は、
■■■■■■■■■□
とします。楽しめました~

この作品の感想はこちら。
「スパーク!!ララナギはりけ~ん」1
「スパーク!!ララナギはりけ~ん」2

2006.02.16

「ストロベリー・パニック!」第3話

公野櫻子・原作、たくみなむち・コミック

すみません、亀レビューで(汗)

第3話「秘密の花園」
「電撃G's magazine」2006年1月号(11月下旬発売)
(メディアワークス・刊)掲載の作品です。

たくさんのキャラクターが登場してくる回です。
小説版はこういう展開になると誰が誰やらわから
なくなったのですが(汗)さすが漫画版はそんなことは
ありません。

カップリングに集中したような描き方をしているのは
グッドだと思います。ただ、カップリング外との絡み
を描いた方が、話の厚みが出てくるので、是非やって
欲しいと思います。

さて、今回は秘密の花園と呼ばれる図書館が舞台なの
ですが、静的だったり動的だったり、秘めやかだったり
エロかったり、という強弱の付け方がクニいですね。

でも、手が早いキャラがどうしても目だつので、静馬や
夜々はキャラがかぶらないかちょっと心配になって
きます。

個人的にはうちに秘めるようなキャラクターの登場に
期待したいです。今回を読む限り、いろいろなタイプ
のキャラクターが出てくるようですし、その点は楽観
していますが。

そうそう、小説版では作品全体の方向性がイマイチ
見えなかったのですが、漫画版は「エトワール戦」
という目的が明確に据えられそうな展開です。
「百合」だけでなく話としても盛り上がりが期待でき
そうです。

アニメ版もそういう展開になるのでしょうか。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■□
とします。

この作品の過去の作品はこちら。
「ストロベリー・パニック!」第1話
「ストロベリー・パニック!」第2話

2006.02.15

「映画 ふたりはプリキュアマックス ハート」2

上北ふたご・まんが、東堂いずみ・原作、講談社 KCデラックス・刊です。

昨年に発売された単行本の感想です。

2巻が発売されたとき、1巻を買ってなかったことに
気づいて両方買いました。しかし、1巻は意外なほど
「百合」要素が少なかったので、今回は2巻のみの
感想です。

また、2巻と言っても1巻とは続いていないので、特に
「プリキュア」ファンでなければ続けて読む必然性は
ないと思います。

さて、お話は・・・
舞台は雪山。スキー旅行にやってきたなぎさとほのか
たち。楽しい旅行になると思いきや、思いもよらぬ
事件に巻き込まれることに・・・

というような感じです(汗)

まあ、映画版「プリキュア」のご多分に漏れず、
アクションシーンが多いのですが、この「マックス
ハート」2
はひと味違います。

ふとしたことから、なぎさとほのかが喧嘩してしまう
のです。「百合」好きならこの展開だけで期待して
しまいますね・・・(仲直りを見越して期待するとは、
我ながら「百合」好きって因果な趣味ですね)

そう!これが、期待通り、いやそれ以上の展開なの
です(嬉泣)

特に、敵に操られたなぎさとほのかが戦うシーンは
必見です。ああ!やはりほのかはなぎさを愛して
いるのね!!と妄想したくなります(汗)

その後の二人で氷のスケボーのシーンも目の保養
です~(汗)

あとがきで、漫画版の作画・上北ふたご氏はこう
書いています。「なぎさとほのかの気持ちの部分は
ていねいに描きたかったので、こういう形になり
ました」

恋愛要素はなくても、気持ちを丁寧に描けば、
ある程度「百合」になるという見本ですね。
1巻はそれが出来なかったので、心残りだったの
かもしれません。(これは妄想かも)

実は私はアニメ版はほとんど観たことないのですが、
この漫画版は本当に良いと思いました。

DVD全巻借りようかなあ(汗)

ところで、アニメ版はキャラクター交替があり、
新シリーズになっているようですが、「百合」的には
どうなのかなあ・・・上北ふたご氏がまた漫画版を
やってくれると嬉しいですね。

ということで、おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
とします。バディものとしてはかなり良い出来
だと思いました。

2006.02.14

百合バトン/ミ

ギンガム様から「百合バトン」受け取りました。
私はこういうものがあるとは知りませんでした。
ちょっと調べたところ、「バトン」自体はオランダの
ブログ発祥のようですね。
詳細は下記。
「はてなダイアリーMusical Baton」

ただ、トラックバックを使用する形態上、問題点
指摘する方もいらっしゃるようで、私も注意して
参加してみようと思います。

・・・と言うことで、お答えします。
【好きなシチュエーションは?】
うーん。そうですね。私は高貴なお方庶民などの
「身分の差」カップルが大好きなので、お姫様が
が普通の娘にぞっこん。普通の娘の方は生まれの差を
ひしひし感じながらも、やっぱりお姫様が好き、みたい
な感じが良いですね。
ただし、作品として、お姫様にはお姫様なりの、普通の娘
には普通の娘なりの「重さ」を感じさせる程度の
説得力は必須です。

【あなたが萌える台詞は?(受け攻めとも)】
「受け攻め」は追いといて(汗)
上記のシチュエーションで言うなら、私は普通の娘
の方に感情移入します(汗)
お姫様が高邁さをもって、普通の娘に愛の告白する
というのが一番萌えるかも。
表面はすましていても、心の中はラブラブ!!みたいな(汗)
アリエナイ~ですが、そこを納得させるレベルの作品
なら大歓迎です。

【あなたが萎える台詞は?(受け攻めとも)】
「受け攻め」は追いといて(汗)
これも具体的には難しいですが、以下の2点は萎えます。
・さっさとSEXに入る展開。
・背景など上っ面は綺麗なのに、内面が全く説得力に
欠くような作品。

【思い入れのあるカップリングを5つ】
1)ファトラ&アレーレ / 「神秘の世界エルハザード」
ことある毎に書いていますが、実はアニメでは一番感情移入
(というか妄想)しているカップリングです。
「エルハザード」自体は「百合」的におすすめ出来る
ものではないですが、この二人の息がぴったり合った
ところが大好きです。
完全に「関係がある」という設定も良いです。
2)祥子さま&祐巳 / 「マリア様がみてる」
王道ですが好きですね。祥子さまに緊張感があった頃
の方が好きです。何度も泣かされる祐巳に感情移入
しました。
3)スウ&モード / 「荊の城」
結ばれるまでの波瀾万丈があるので、感情移入しました。
4)レイラ&そら / 「カレイドスター」
恋愛「百合」ではないですが、この二人の昂揚感には
感情移入させられました。
5)ミレイユ&霧香 / 「NOIR」
釣り合わなそうでいて、釣り合っているところが良い
です。

してみると、私の場合時間が経つにつれて思い入れが
出てくるようです。クラウ&クリスマス静留&なつき
も時間が経てば今よりもっと感情移入しそうです。

【次に回す5人(受け攻め表記)】
これは・・・省かせてください(汗)(汗)
私は良いのですが、いきなりトラックバックが来たら
困る方もいらっしゃるでしょうから。
ただ、アンカーになるのもアレなので、バトンを振る
指揮者になります!

「百合バトン」を振りたい方は、この記事にコメント
をお願いします。欲しい旨書いて頂くと、トラック
バックいたしますので、軽い気持ちで、ご参加ください!

---------------------------------------
★百合バトン
【好きなシチュエーションは?】
【あなたが萌える台詞は?(受け攻めとも)】
【あなたが萎える台詞は?(受け攻めとも)】
【思い入れのあるカップリングを5つ】
【次に回す5人(受け攻め表記)】

2006.02.13

「もっと極上生徒会」VOL.1

メディアワークス・刊

アニメ「極上生徒会」アンソロです。
アニメは後日、総括するつもりですのでその前に、
昨年発売されたアンソロの感想です。

普通アンソロというと、コミックというのが普通です
が、この本はコミックとノベルのアンソロという
商業誌では珍しい形態をしています。

観賞後の第一印象は・・・ううむ。ハジけっぷり
足りませんね。アニメ版はかなりハジけていたので
見劣りしてしまいます。そして「百合」的にもめぼしい
ところはありませんでした。

なので、アンソロ恒例の「百合」要素がある作品
ピックアップは、今回ありません(汗)

まあ、意外と真面目なパロディものなのですが、
どうもこぢんまりとし過ぎな印象です。

主人公・りのが極上生徒会に入ってすぐ、みんなで
合宿に行くエピソードは、アニメ版を上手に補完
していて巧いと思いましたが・・・それ以上でも
それ以下でもないし(汗)

せっかくのアンソロなんだから、久遠と琴葉や
奈々穂と奏とか、この作品の「百合」的な見所に
焦点をあてて欲しかったですね。
(上記カップリングは、ほんの少~し絡みますが)

ということで、おすすめ度は・・・
■■□□□□□□□□
としておきます。

2006.02.12

「舞-HiME」Side-A 秘密の花園

ナカガワヒロユキ・作、徳間デュアル文庫

アニメ「舞-HiME」ノベライズです。オビには
「大人気アニメを、本気度120%で小説化!!」との
文句があるとおり、分厚いです。330ページもあり、
しかもそれで上巻だけですから、本当に「本気度
120%」と言う感じです。

読後の第一印象は・・・
アニメ版とはずいぶん印象が違います。アニメ版より
納得できるところも多いです。でも「百合」的には
アニメ版の前半と同程度と言う感じです。

さて、話は、主人公・鴇羽舞衣がやってくるところ
から、シアーズ軍がやってきて撃退されるところ
までです。

大まかな流れはほぼアニメと同じですが、オーファン
退治のエピソードはほとんどなく、その代わりに深優
が暗躍していたということになっていたりします。

また、アニメ版より納得できる部分も多いです。

たとえば、アニメ版では命は後半になってブラック化
(?)するわけですが、ノベライズでは前半からそういう
兆しがあります。こういう伏線は大事ですよね。

舞衣もHiMEの強大な力に溺れそうになる描写があったり、
クラスメイトから嫌がらせを受けたりします。

アニメ版の舞衣って最初から最強っぽいし、強いくせ
に周りに流されているという、なんだか不自然な印象
がありましたから、個人的には、こういう設定の方が
説得力があるように思います。

肝心な「百合」としては・・・
なつきが生徒会室のパソコンを無断で使用し、静留が
忍び寄るシーンなんかはアニメ版よりなまめかしい
感じがします。

創立祭では静留がコスプレ喫茶を提案して、なつきに
コスプレさせ、本人はカメラ撮影。などという同人誌
まがい
のキャッチーな展開もあります(汗)

あと、アリッサと美優(の前身)の過去のエピソードも
興味深い所です。

アニメ版前半であったような、キャッチーなエピソード
は創立祭だけで置き換えられたような印象です。
しかも、シアーズが攻めてくるのは、創立祭の真っ最中。
そのためノベライズは全体的に、アニメより数段暗い
印象になっています。

後半(Side-B)はもっと暗くなるのでしょうか・・・
でも、この巻の説得力の付け方を考えると、ちょっと
楽しみかも。

ということで、前半のおすすめ度は
■■■■■□□□□□
としておきます。

2006.02.11

今週買った物など+検索順位

今日はおちついて、3点です。

「魔法のじゅもん」1
あらきかなお・作、芳文社・刊
「まんがタイムきららMAX」で連載されている作品
の単行本化です。「百合」っ娘が出てくる、萌え
4コマという感じの作品です。かわいいです。

「カレイドスター ポリスの すごい 結婚」
中瀬理香・著、JIVE・刊
ご存じ「カレイドスター」の初のノベライズ。
しかし、初だというのにポリスの結婚がメインとは。
「百合」的にはどうかな、と思いつつ買ってみました。

「F II」
坂入慎一・作、電撃文庫・刊
前作では意外な程「百合」要素があり、掘り出し物
という感じだったのですが、さて、今回はどうでしょう。
しかし期待しています。

では、検索順位です。
20060211
「かしまし」3位にランクアップ。アニメ版は
人気が出ているようですし、3位が定位置になるか
どうか注目です。
9位「ストロベリーパニック」も今年は上位に入る
かもしれませんね。15位「アカイイト」が先週に
引き続きランクイン。そろそろゲームプレイしたい
ところです。
17位「シムーン」も入って来ています。「百合」
アニメとして企画されている本作。どこまで注目
を集めるか。

2006.02.10

「学園はっぴいセブン」VOLUME1

川崎ヒロユキ・原作、COM・作画、JIVE・刊

始めにお断りしておきますが、本日はハズレ物件
です。わざわざ書くべきか迷いましたが、「今週
買ったもの」
に書いた手前、責任はとらないと・・・
ということで書きます。

※この作品のファンの方はこれ以上読むことは
おすすめしません。

女の子が主人公らしい、ということとあまりチャラ
チャラした絵ではないと言うことで買ってみたの
ですが・・・これが、大ハズレでした(汗)

主人公は女の子というのは当たっていましたが、
男が好きなのでした。さらに悪いことにメインの
女性キャラ(7人)全員、この男が好きなのです(ガーン)

要するに、女性キャラ視点のハーレムものだったの
です。確かに、パターンとしては目新しいかも
しれませんが、こう言うのを引いてしまうなんて
・・・まだまだ修行が足りませんね(汗)

やはり、女性キャラが主人公で、メインの女性キャラ
が多いからと言って、少しくらいは「百合」にひっか
かるだろうという思い込みはよろしくないですね。
良い勉強になりました。

おすすめ度は・・・
■□□□□□□□□□
とします。

1点は、少ないけれど、目の保養分があるためです(汗)

2006.02.09

「サグラダ・ファミリア[聖家族]」(1998)

中山可穂・著、朝日新聞社・刊

さて、早速読んでみました。購入した8冊の内
一番最初に発表された作品です。

第一印象は・・・前半は典型的なビアンものの作品
だと思いました。しかし、読了するとビアンもの
独特の重さを不思議と感じませんでした。
軽い話ではないですが、にも関わらず、最後には
カタルシスに近い印象さえ持ちました。

お話は、かつては天才的だったピアニスト・響子と
透子の出会いから始まります。
響子は(ビアンものとしては)典型的なキャラクター。
ハイソで芸術家肌、真性レズビアンで手も早い(汗)
そして子供嫌い

個人的には、こういうキャラクターをハード・ビアン
と呼んでいます(汗)
レザーのコスチュームなんていらないのです(汗)

閑話休題。

一方、透子はノンケらしく、人なつっこく、子供好き。

この二人が惹かれあうのです。

レズビアンカップルは子供をつくれない。前半は
同性愛を扱った作品として普遍的な葛藤が描かれます。
また、この部分ではセクシャルな描写がありますが、
巧いと思いました。かなりエロチックな描写なのですが
ポルノ的な惰性を感じさせないのが良いですね。

そして、二つの事柄がこの作品を大きく転換させます。

透子の出産。
そして、透子の死。

透子は響子の知らない所で子供を作っていたのです。

これだけなら、ドロドロの展開を予想して引いて
しまうでしょうが、この後の展開が実に巧い。

透子の死に打ちひしがれながら、透子の残した子供と
正面から向き合わなければいけなくなる響子。
このあたりの淡々とした、時に激しい心理描写は
見事だと思います。グッときます。

そして徐々に、家族とは何か、という疑問に集約
されていきます。こういうのも文芸作品的で良いです
ね。普通のビアンものには、ビアン世界の外でも
通用する普遍的な要素が存在しない場合もありますが、
その点を押さえているのは巧いです。

最初のうち、響子というキャラクターは何だがギラ
ギラしていて取っつきにくいキャラクターですが、
後になるにつれ、良い具合に変化して行きます。
透子が死んでも愛人・カノン(ちなみに日本人で人妻)
をつくるようなヤツですが、なんだか憎めないし
格好良く思えるのが不思議です。

あと、この作品って、重いところも多いですが、
茶目っ気も多いのです。そういう全体的なバランス
感も、良好だと思います。

ということで、おすすめ度は
■■■■■■■■□□
とします。

響子は30代だし、アダルトな内容だし、正直言って
普通の「百合」好きの方におすすめするのはため
らわれます。(それで8点にしていますが)
しかし、甘々「百合」に胃がもたれたら、お口直しに
ちょうど良いと思います。

2006.02.08

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第4話

「少女三角形」です。

いよいよ三角関係になる展開です。
原作と比べるとかなり早いペースです。これは
本当に1クールで終わるかもしれませんね。

原作はギャグパートと一体になっていたことが
多かった気がしますが、アニメ版は完全に分離
しているような印象さえします。

さて、内容ですが・・・
一見いい話に思えますね。でも、なんというか
ヘテロラブコメ王道の展開ですよね(汗)

偶然の出会いで険悪な雰囲気になったり、不可
抗力
の事態が突然発生したり(汗)

ヘテロラブコメ作品は、あまり詳しくないですが、
ほとんどこんな展開ではないでしょうか。
(殊に男性向けメディアでは)

唯一目新しいところは、はずむが女の体である
ということで、その点から言えば、原作者の狙い
どおりのことをやれていると言えるでしょう。

# そういえば本物の「百合」作品ってこういう王道
# 展開が少ないように思えるのは私だけでしょうか。

# 王道展開はヘテロ臭がするので、敢えてしない
# 作家も多いのかもしれませんが。

まあ、個人的には目の保養が出来れば良いという
スタンスですが(汗)

そうそう、展開が早いせいで、やす菜の意のまま
になっているという印象が強いですね。
その印象のせいで、やす菜の存在に少し邪悪な影
が差しているようにさえ感じてしまいます(汗)

個人的に自分の欲望に正直なキャラクターって
好きなので、やす菜にはもっとかき回して欲しい
気もします。

次回はやす菜の特異体質が明かされる回のよう
ですね。。。もともとテンション低かったですが
もっと下がりそう・・・

おすすめ度は、とりあえず
■■■■■■■□□□
としておきます。ほとんど目の保養だけのポイント
ですが、目の保養だけでこの点はかなりの高得点
だといえるでしょう。

以前の感想はこちら。
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第1話
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第3話

2006.02.07

ドラマCD「マリア様がみてる ファースト デート トライアングル」

ヴァレンタインイベント後の半日デートのお話。
いろいろなキャラクターの行動を多角的に眺めることが
できるお得なエピソードです。

しかし、それだけではないのが「マリア様がみてる」
という作品の非凡さですね。

イベント色が強いし、キャラクターがよく動くので、
アニメ版のこのエピソードで「マリア様がみてる」
ファンになったという方も多いのではないでしょうか。

さて、鑑賞後の第一印象は・・・
ふう・・・堪能しました~

確かに完全に原作どおりでない部分もありましたが、
必要最小限のカットだったと思います。ドラマCD版
そういう取捨選択が巧いですね。

さてこのエピソードは3つの読み(聴き)どころがあります。
・祐巳と祥子さまのラブラブデート
・志摩子さんと静さまの緊張感のあるデート(会話)
・由乃さんと田沼ちさとの対決
そのどれもがいい感じで表現できていたと思います。

特に志摩子さんと静さまのシーンは良かったです。
まず静さまの声って、こんなに色っぽかったの??と
驚きました(汗)
その声で攻めてくるのですから、聴いているだけで
タジタジです。
志摩子さんも、平静を装いつつ追い詰められていく、
という感じを巧く表現できていました。

ああ、静さまに攻めてほしい ← オイオイ

・・・とにかく、聴きごたえありました!

このエピソードはアニメ版もそれなりにちゃんとできて
いましたが、やはりドラマCDの方が原作本来の良さを
引き出せていると感じました。
絵がないのに鮮明にイメージできるんですよね。

それにしても、志摩子さんの泣きはグッときました。
あああ、泣かせちゃった・・・オロオロ・・・
という感じです(汗)

ドラマCDは声優の演技に依るところが大きいので、
アニメ版より演じ甲斐があるのでしょうか。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■■
です!

このエピソードを最初に読んで、どれだけ時間が
経ったでしょうか。しかし、良いものはよいのです。

このシリーズの感想はこちら。
ドラマCD「マリア様がみてる」1
ドラマCD「マリア様がみてる」2
ドラマCD「マリア様がみてる 黄薔薇革命」
ドラマCD「マリア様がみてる いばらの森~白き花びら」
ドラマCD「マリア様がみてる ロサ・カニーナ」
ドラマCD「マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物」

2006.02.06

「ストラトス4 ADVANCE」CODE:X-3~6

3~6話までの感想です。

それにしても、こんなに早く購入したDVDの感想を
書くとは、私としては快挙です(汗)
まあ、それだけ「百合」としての期待が出来なく
なったからなのですが・・・

この「ADVANCE」シリーズは6巻でおしまい。
しかし、この6巻がスゴイ

ある意味「舞-HiME」のラストよりスゴイですよ。
絶対にあっと驚きます(汗)

・・・まあ、隠してもしょうがないので書きますが
ほとんどの謎が解決しないまま、しかも主人公が
○○されて終わるのです。
まあ、要するに「続く」だったわけです。

それにしてもOVAもそういうノリで始まったのに、
さらに続くとは、神をも恐れぬ所行とはこのこと
ですね(汗)

話としてはX-4くらいから、それなりに面白く
なっていると思います。ただ、男性キャラが活躍
した方が面白くなるというのは、「百合」好きと
しては、複雑な気がします。

でも、この作品、いやコンテンツは話が面白いとか
そういう基準で判断するものではないな、と感じ
ました。飛行機好きのオジサン達が楽しんで作品を
造っている。それで良いじゃないか。という達観した
ノリ
がありますよね。

個人的にもアニメパートよりオジサン達のこだわりの
放談を聞く方が面白いなあ・・・という気がしてきま
した。(私は決して飛行機好きではないですが)

X-5オーディオコメンタリはスゴイですよ。作品の
内容は1割も喋らず、あとはずっと飛行機の話をして
いるのですから。(しかも延長するし)
X-6特典映像も凄かったですね。キャラクターデザ
インの山内氏と、軍事評論家、岡部いさく氏が
声優に空(身振り)パイロットの訓練をさせるのですから。
女性声優の引きっぷりは見事と言うほかなく、
前代未聞の映像得点でした(汗)
ずっとノートをとっていた水橋かおりさんには
涙を誘われました。

で、「百合」的には・・・TV版から「百合」度は
下がる一方
です。メインの女性キャラ4人さえ影が
薄いのですから、「百合」どころか友情ものにも
なりようがない、というのが正直なところです。
(友情要素はほんの少しありますが)

飛行機にこだわるように、女性キャラの内面にも
こだわって欲しいですね・・・

ということで、おすすめ度は・・・
■□□□□□□□□□
というところかな。

このシリーズは恐らく続くのでしょう。
確かに憎めない作品だし、コンテンツとしてはキライ
ではないです。なんだかんだ言ってDVDも買うと思い
ます。でも「百合」作品として取り上げることは
もうないかもしれません・・・。

このシリーズの過去の感想はこちら。
「ストラトス4 ADVANCE」CODE:X-1,2

2006.02.05

「鋼鉄の白兎騎士団」I

舞阪洸・作、ファミ通文庫・刊

読後の第一印象は・・・明確な「百合」展開はあり
ません。しかし、「百合」に発展しそうな要素は
多いです。あとは作者次第と言うところです。

お話は、剣と魔法のヒロイックファンタジーもの。
この世界には通称「鋼鉄の白兎騎士団」という女性
だけで構成された軍団がありました。
この1巻では主人公・ガブリエラを中心に、白兎
騎士団への入団試験の顛末が語られます。

最近としてはあまり例にないような重厚なヒロイック
ファンタジーに仕立てよう、という意図が感じられ
ます。もっとも、女性だけの軍団という時点で、
リアル指向ではないのですが(汗)こういうのを真面目
にやろうという意図は悪くないと思います。

主人公・ガブリエラが智者である、という設定も
目新しくて面白いです。

肝心な「百合」としては・・・
ガブリエラと彼女を慕う従者・レオチェルリ、ガブリ
エラの実力を認めているライバル・ドゥイエンヌ
と従者のマルチミリエなど、期待できそうな要素は
多いです。

しかし、今のところ、はっきりと「百合」に発展しそう
なのはガブリエラを慕うレオチェルリだけですね。

また、舞阪洸氏は「プリンセス・ミネルバ」などで
強い女性キャラが好きというのは知っているのですが、
「百合」要素ありの作品は今までなかったと思います。
その辺りがポイントになりそうです。
(全作読んだわけではないですが)

しかし、話としては面白そうなので、次回作も買う
つもりでいます。化けてくれたらモウケモノ、という
スタンスです。

ということで、おすすめ度は、まずは
■■■■■□□□□□
としておきます。

2006.02.04

今週買った物など+検索順位

今日はDVDを中心に16点です。

●DVD「極上生徒会」Vol.7
最終話です。本放送時は「百合」としてはそれほど
評価していなかったのですが、最近DVDを連続して
鑑賞して、ちょっと再評価しています。
シリーズ通しての感想はいずれ。
ところで、今日はコミックアンソロジーとノベライズ
がでていたのですが・・・買いませんでした。
アンソロの方は顔のない男がいるし、ノベライズも
ゲーム版のノベライズだそうで・・・
・・・KONAMIなんかキライだ~(泣)

●DVD「ストラトス・フォーADVANCE」6
最終巻です。この作品も「百合」的に厳しくなって
いますが・・・近日シリーズ通しての感想など書く
ことになると思います。

●DVD「苺ましまろ」5
もうラス前ですね。もうそろそろ鑑賞開始したい
ところです。

●DVD「かみちゅ!」Vol.6
例によって「百合」かどうかはかなり怪しいです。
ところでANIPLEXのスリムケースって良いですね。
他に会社も見習って欲しいなあ・・・。

●DVD「ぱにぽにだっしゅ!」第3巻
みかん箱がセンス良いですね。下はガムテープ、
上は開封という芸の細かさも良いです。

●DVD「舞-乙HiME」1
新シリーズです。スター☆ミシステムです!
なるべく情報を仕入れないようにしていますが(汗)
有名な作品の情報はどうしても聞いてしまいます。
最近はやはりシリアスまっしぐらのようですね。

●DVD「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.1
こちらも新シリーズ。というか続編
こちらは「百合」的にどうだったのでしょうね。
最初から最後まであまり聞かなかったような。

●DVD「ARIA The ANIMATION」Navigation.1
こちらは「百合」的には大した評価はしなかった
のですが、DVDは買っています。
「舞-乙HiME」の後半で鬱展開になって来たら、
交互に観ましょう(汗)

●DVD「カレイドスター~レイラ・ハミルトン物語~」
OVAです。「カレイドスター」はこれが本当に
最後の作品になるかもしれませんね。万感の想いを
こめて鑑賞致します。

それにしても半端でないDVDの量・・・
枚数は良いのですが、ボックスばかり・・・ああ、
もう入れるところがないです。どうしましょう。

「サモンナイト」
「サモンナイト2」
PSのゲームです。以前から欲しいと思って、店頭を
探していたのですが、結局AMAZONで通販してしまい
ました。実は今PS版「ガーディアン・リコール」
やっているのでいつプレイできるか不明です(汗)
最近ゲームをする気力が続きません。困ったもの
です。「ガーディアン」も長いこと置いて、ちょっと
やって、長いこと置いての繰り返し(汗)

「かみちゅ!」1
鳴子ハナハル・漫画、メディアワークス・刊
漫画版です。アニメ版を買っているので買って
みました。でも、これをパラパラめくっても「百合」
要素ほとんど無しですね。作品としては面白そう
ではありますが。

「はやて×ブレード」4
林屋志弦・作、メディアワークス・刊
ご存じ、女子校チャンバラ漫画(お馬鹿あり)です。
この作品が4巻まで続くとは、正直言って予想して
いませんでした。ドラマCD化の次はアニメ化??

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」
駒尾真子・著、電撃文庫・刊
ノベライズです。「百合」的にはそこそこということは
判っていますが、駒尾真子氏が書いているのは
ちょっと興味深いですね。

「アイドルマスター」1 やすらぎの旋律
斉藤ゆうすけ・著、ファミ通文庫・刊
NAMCOのゲーム「The iDOLM@STER」のノベライズ。
それだけなら特に買わなかったのですが、書いたのが
斉藤ゆうすけ氏ということで買いました。
「アーケードゲーマーふぶき#恋愛STAGE」のような
ミラクルにちょっと期待して買ってしまいました。

「電撃G's magazine」2006年3月号
メディアワークス・刊
ついにアニメ版のキャラクターデザインが公開です。
あたりまえですが、アニメっぽくなってます(汗)
「苺ましまろ」と同じ人か・・・
キャストは2月14日から順次公開と言うことだそうで、
やっとやる気になってきたなあと言う感じです(汗)
でも、放送日時はまだ未定・・・やはり夏以降でしょうか。

はあ・・・我ながら良く買っていますね(汗)
でも上記全部の金額でも吉屋信子先生の色紙には
届かないかも(大汗)

私もそろそろ老後のこと考え始めないと・・・

では、検索順位です。
20060204
「極上生徒会」がまた上昇。それにしてもこの作品
そんなに人気があるのでしょうか。
6位「かしまし」は連続上位。それなりに人気が
出てきているようですね。この作品が「百合」好き
のとっかかりになってくれれば、それだけで結構な
ことです。
9位「森林みるく」。例の単行本でこの作家の知名度
はかなりアップしたでしょうね。
17位「MADLAX」おお、この作品が再びランクイン。
ちょっと嬉しいかも。
18位「プリキュア」はキャラクター交替だそうですね。
スター☆システムと真逆なので「ブラックホール●
システム」
と名付けましょうか?!

2006.02.03

「フェアリーアイドルかのん」1~3

袴田めら・作、ポプラ社・ブンブンコミックス・刊

昨年「最後の制服」で多くの「百合」好きを驚喜
させた、袴田めら氏のもう一つの顔を物語る作品
の感想です。

最初に、お断りしておきますが、この作品は「百合」
ではありません。
(あくまで私の見立てでは)
私もそこまでどん欲な期待はしていないので、
もちろん、落胆はしていません。

読後の第一印象は・・・か、かわいい・・・なんて
邪念のない作品なのでしょう!「最後の制服」では
「百合」ばかりに目が行っていましたが、こんなに
絵が丁寧だったなんて、と今更ながら驚きました。

さて、お話は・・・
妖精の国を救うため、かのん、まりか、こだまの
3人の少女が、芸能界で大活躍?!
という内容です。

異世界から助力を求める存在がやってきて、主人公
たちが協力する、というのは良くある話です(汗)

ただ、魔法少女ものではなく、あくまでも芸能もの
にしているのは新鮮ですね。
敢えて言い表すなら、「アイドル伝説えり子」あたり
のリアル路線の芸能アニメから、シリアス分をフィル
タリングして、「おじゃ魔女どれみ」を足して2で
割ったような感じです(汗)

こういう作品でも「百合」好きとしては、堅い友情
ものを期待したい所ですが、3巻までの展開では、
まだ強い友情!という感じではないです。
ただ、3巻では、かのんたちは連続してピンチに陥り、
否が応でも友情を強めざるを得ない展開です。

よって、今後の展開とポプラ社ブンブンコミックス
編集者しだいでは友情「百合」の要素が出てくる
かもしれません。そのあたりに期待したいです。

実は・・・私はかのんたち3人組より、ジュリアと
シャープ組の方が好きだったりします(汗)

かのんたち3人って、作品の性格上「よい子」として
描かれる必要があるので、どうしても小さく纏まって
しまっている印象です。逆に何をしでかすか判らない
悪役に感情移入するというのは、「タイムボカン」
シリーズの例を出すまでもなく、世の定めということ
かもしれません。

・・・いかにも大きなオトモダチの意見ですね(汗)

「百合」としてのおすすめ度は、保留させてください。
しかし、漫画としては小さなお友達にも、大きな
オトモダチ
にもおすすめ出来る作品だと思います。

2006.02.02

つ、ついに買ってしまいました!!

なにって、アレです!

吉屋信子先生の色紙です!!

本日、会社を休んで熟考したすえ、ついに、
ついに買ってしまいました。

20060202
※無断転載を禁止します。

北原白秋の詩にて
なつかしき柳河の
城下町を見たるに

昭和十六年新春

吉屋信子

・・・と書かれています。
(実際にはガラス面の額に入っています)

実は、これを買うにあたって、私はかなり悩み
ました。というのも、この色紙、疑問点が2つある
のです。

まず一つは、落款(署名)。

最近はネット上でも吉屋信子のサインを見ることが
できます。それらと比べると、「信」の字が少し堅い
ように思えなくもないです。

ただ、この色紙はあらたまって書いているような
雰囲気なので、気を入れて書いた結果かもしれ
ません。

そしてもう一つ。こちらの方が重要です。

実は、吉屋信子が昭和16年1月に福岡県柳川市で
この色紙を書くことはあり得ないのです!!

なぜなら昭和15年の年末から翌年の2月にかけて、
吉屋信子は日本にいなかったのです!!

「ゆめはるか吉屋信子」田辺聖子・著
「風を見ていたひと 回想の吉屋信子」吉屋えい子・著

にそのあたりのことが書かれています。
実は会社を休んだわけは、事実関係を図書館で調べる
ためだったのです。「ゆめはるか」は所持しているので
他の文献を漁りに。(・・・何やってんだか)

ちなみにその海外渡航の記録が
「私の見て来た蘭印」という1冊にまとめられている
そうです。(これは図書館にもなかった)

しかし、買う決断をした理由はあります。
まず、落款。「信」が少し堅いと言っても、ほかの字は
文献に見られるものに近いです。全体のバランスも
良好です。

そして、もし私が贋作者とするなら、吉屋信子の贋作は
造らないと思うのです。
より高額取引される作家なんてたくさんいるわけです
から。(という思い込みを狙って造られた可能性も
ありますが)

また、旧暦の1月なら新暦の2月でもおかしくないし、
日本に戻ってきた直後に書いたのであれば「新春」と
言っても問題ないように思えます。

また、吉屋信子は蘭印から戻ってきてから、日本各地
で公演を行ったそうです。その時に、福岡に来たの
かもしれません。郷土の有名人を出したり、ちょっと
リップサービスっぽい文章の内容は来訪があったこと
を裏付けているように思えます。
(ただし「ゆめはるか」には福岡の記述はなかった)

私が福岡出身だから、というのも背中を押された理由
になると思います。

そして・・・古書店の店主も、「絶対間違いない」
言っていましたし・・・
# でも、私が昭和16年1月に日本にいなかったことを
# 伝えると、トーンダウンしていましたが(汗)

そうそう、店主はこうも言っていました。
「クレームをつけるような人がいたら、返金してやる」

・・・ということで、どなたかこの作品の真贋を
見抜ける方はいらっしゃらないでしょうか。

店主が忘れてしまう前に・・・!

2006.02.01

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第3話

「はずむの心、やす菜の心」です。

2話を観逃してしまったので、あれ?という感じです。
それほど原作とはだいぶ違った展開です。

原作1巻のいろいろなエピソードを切り張りしつつ、
メインのはずむとやす菜がヨリを戻す、という展開は
オリジナルみたいですね。

ギャグパートはイカニモあかほり作品という感じです。
水谷優子さんが登場すると、さらにあかほりっぽく
感じるのは私だけでしょうか(汗)

それにしても、やす菜とヨリを戻すための、はずむの
行動が、美少女ボーイミーツガールものの、(イワユル
ヒトツノ優しい)男性主人公を想起させて、のめり込み
を拒絶してくれます。

やす菜の特異体質についての暗示もされています。
はたしてやす菜は「百合」娘なのか、という点でも
意見が分かれそうです。

それにしても、TSといい、特異体質といい、どうして
正面から「百合」であることを拒否するのでしょうね。

それが「新しい」と思っている可能性は高いのですが。
ううむ。やはりこの作品は微妙な気持ちにさせて
くれます。

ああ、こういう気持ち、あかほりさとる氏には
判らないだろうなあ・・・

(毎回書いてしまいそう)

ところで、キャラクターデザインは丸っこくて可愛い
ですよね。その事実がますます微妙な気持ちにさせて
くれます(汗)

おすすめ度は、とりあえず
■■■■■■■□□□
としておきます。

以前の感想はこちら。
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」第1話

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