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2006.02.28

「Venus Versus Virus」1

鈴見敦・作、メディアワークス・刊

昨年末になにげに良さそうだったので買ってみた
作品の感想です。

読後の第一印象は・・・こ、これは「断罪者
TETRAGRAMMATON LABYRINTH」
?(汗)
何というかプロットが似ていますよね。

さて、お話は一言で表現すれば、妖魔ハンター物です。
霊能力がある少女・スミレはふとしたことで、ハンター
を家業にしているルチアと行動を共にすることに。
・・・という話です。

「断罪者」は非常にクセのある作品ですが、中世ヨー
ロッパが舞台だとか、スプラッタ要素は差別化の役割を
果たしていると思います。
それと比べると、正直言って、この作品はヒネリがない
印象です(汗)

ただ、絵の完成度は高いと思います。そういう意味で
多分、「断罪者」よりずっと一般受けする作品だと思い
ます。

また、ルチアが良いですよね。眼帯して、クールなのに
意外と世話焼きお姉さんという雰囲気を持っているので
「百合」的には期待させてくれます。

バディものとしては良いセン行きそうな感じではあり
ます。しかし・・・そこまでが限界かなあという印象
もあります。
そういう意味では「断罪者」の方が将来性はあるような
気がします。

まあ、結局は春に発売される2巻次第ですね。
ルチアとスミレがどう絡むか注目したいです。

おすすめ度は・・・
■■■■□□□□□□
としておきます。

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