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2006年3月

2006.03.31

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」

駒尾真子・著、電撃文庫・刊

さて、アニメ版は最終回を迎えたようですが、
今回はノベライズの感想です・・・

読後の第一印象は・・・やはり、駒尾氏にこの
作品のノベライズはもったいないですね(汗)

この作品の本質はトランスセクシャル(以下TS)です。
男の子が女の子になって、初めて三角関係が動き
だし、成立する。という展開は、男性向け作品
としては新鮮だったと思います。

しかし、あくまでTSもの。「百合」とは似て非なる
もの。
そのなかで、「百合」に成り得る要素を
発見できるかがこの作品の鑑賞のポイントだと
言えるでしょう。

結果としては、TSものとしては非常にポイントを
押さえていると思います。心理描写や、女の子に
なったはずむの描写は秀逸です。

意外とTSものが好きな男性は多いと思いますが
こういう心理描写中心の作品は新鮮に映るのでは
ないでしょうか。

・・・でも、結局はオトコノコ向け

はずむを二人の女の子が好きになるには、この
設定や展開は不自然すぎます。こういう不自然さは
イカニモ、オトコノコ向けラブコメの王道ですよね。

駒尾氏はあくまでラブコメにせず、最後まで丹念な
描写をしているのですが、それ故に、ラストになる
ほど、違和感に襲われます。

はずむの優柔不断さと、繊細な心理描写が遊離して
いるように感じられました。

ただ、中盤は良いところもあります。
やす菜は原作と同様に、特異体質なのですが、
幾分薄めに表現されていましたし、我の強さ
描写は、実は結構私好みでした。

ということで、おすすめ度は
■■■■■■■□□□
とします。

「百合」的には、大きな評価は出来ませんが、
駒尾氏の巧さを感じられたので、良しとします。
後は「百合」作品を書いてくれたら!!

2006.03.30

「苺ましまろ」Vol.3,4

今回も2巻分(5~8話)の感想です。

観賞後の第一印象は・・・なんというか、完成度に
バラツキがありますね。話によって。

Vol.3(5,6話)とかは、原作よりテンポが良いような
印象も持ちましたが、Vol.4(7,8話)はイマイチな
ような・・・
まあ、私の鑑賞時の体調変化も影響しているのかも
しれませんが(汗)

アニメ版は原作のエピソードからより抜いて再構成
しているわけですが、原作も2巻くらいからノリが
確立されてきたわけで、そのより前のエピソード
(海水浴とか)は難産しているような気がしますね。

でも、あのキャラデザにもずいぶん慣れました(汗)

で、肝心な「百合」としては・・・
なんと言っても、5話「そいね」ですね~。

原作は3巻に収録されている、エピソードですが、
故事に曰く、

♪じぇらし~あいのことばは~あいのうらがわ~

といいますし、嫉妬心は愛情ですよね。

愛情表現があると言う点で、この作品でもっとも
「百合」度の高いエピソードと言えるのではない
でしょうか。

嬉しいことにかなり忠実にアニメ化されていますし、
美羽の泣きが妙に迫真の演技で、なんだか本当に
親戚のいたずら娘に世話焼き従姉、という感じが
しました。

等身大「百合」萌えというか、そういうリアル感
味わうことができました。

おすすめ度は・・・Vol.3だけ、
■■■■■■■□□□
としておきます。

このシリーズの感想は以下です。
「苺ましまろ」Vol.1,2

2006.03.29

「プーの一族」#4 森とおばけと迷子の仔猫。

小山たまき・作、サークル「ぽぇM。」刊の同人誌です。

通称プー荘というアパートを舞台にした、ゆる~い
けれど、ときどきほろっとさせられる女の子達の
「百合」な関係が描く、シリーズ4巻目です。

今回は・・・
旅行の途中で、プー荘のメンバーとはぐれてしまった
真依とモモ。暗い森の中で、不思議な少女・未架と
出会う。そして、3人になった彼女たちの前に、
なんと城が!
城の中にはこれまた不思議な少女・有紗がいて・・・
というお話。

この作品は、いままであくまで現代劇だったのですが、
今回は珍しくファンタジーっぽい雰囲気を出しています。
まあ、プー荘の女の子達は元もとファンタジーっぽい
と言えばそうなのですが、今回はいつもとひと味違い
ます。

今回は真依とモモが描かれると思っていたのですが、
予想に反して、有紗と未架の関係が重点的に描かれます。
この二人はお姫様と小姓という雰囲気の関係で、この
設定自体は、私のツボにはまる設定でした。

しかし今回のファンタジーっぽい設定が、イマイチ
浮いているように感じ、ラストの泣かせどころでは、
それが原因で感情移入に欠けるような気もしました。

あとがきで「難産だった」というようなことを吐露
されていますが、まさにそういう雰囲気を感じました。

もう少し落ち着いて煮詰めれば、もっと良い作品に
なったのに・・・という気がして、ちょっと残念な
気がします。

ただ、この作品は初期「マリア様がみてる」のような
寸止め「百合」を正当に継承している、希少な作品と
言えるので、個人的にはとても期待しています。

今回は小説としては難ありでしたが、真依とモモも
未架と有紗も悪くはなかったと思いますし、同人です
から、小説としての完成度は高望みできません。

「百合」小説を書こうという意志はとても評価できる
と思います。

ということで、おすすめ度は・・・
■■■■■■■■□□
ということにします。

9にしようかと悩みましたが、あえて8にしました。
次回作に期待!

このシリーズの過去の感想はこちら。
「プーの一族」#2 虹とダンスと大阪娘。
「プーの一族」#3 夏とパンクとボクらの未来。

2006.03.28

「ARIA」8

天野こずえ・作、Mag GARDEN・刊

もうすぐTV版第2期も始まる本作です。

原作は「百合」的には一進一退を続けている感じ
ですが、果たして今回は?

全体的には、いつもどおりの雰囲気系ですね。

Navigation 38「墓地の島」
はいつもと違う正統派
怪談
という雰囲気で個人的にはなかなか楽しめました。

肝心な「百合」としては・・・
なんと言ってもNavigation 37「記憶喪失」ですね。

「ARIA」はメインキャラである、灯里と藍華には
♂キャラの影があるので、「百合」的な焦点は
アリスに移っていると言っても過言ではないと思い
ます。

しかし、アリスっていままでどうも影が薄い印象で、
「百合」的には心許ないキャラクターだと思って
いました。

でも、このエピソードではアテナがアリスを導いて
くれましたね!

これから「ARIA」の「百合」要素はアテナ&アリス
がメインになると思います。

・・・いくら何でも、ウッディーとのミャクは出て
こないでしょう!(ちょっと不安)
もし出てきたら…ズゴックにつぶされてしまえ!!

オタクネタです(汗)閑話休題。

あとは、アリシアと晃も期待したいのですが。
例によって作者次第ということですね。

おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
としておきます。

今回はNavigation 37だけがめぼしい「百合」要素
でしたが、良い感じだったので、満足度はそれなり
に高かったです。

過去の感想は下記です。
「ARIA」1~4
「ARIA」5
「ARIA」6
「ARIA」7

2006.03.27

「マリア様がみてる 未来の白地図」

今野緒雪・作、集英社コバルト文庫・刊

今月末に最新刊(23巻)が発売されますが、第22巻
(一つ前)の感想です。

今回は、瞳子の謎の家出騒動を縦軸に、祐巳と祥子さま、
由乃と令さまという、卒業を迎える3年生と2年生の
微妙な関係が描かれます。

そして、祐巳の妹決定か?という最大の読みどころも
あったわけですが・・・

「マリア様がみてる」としても、最近になく会話
中心
に話が進みます。なんという地味な展開(汗)
しかし、それでいて読ませるパワーがスゴイのです。
落ち着いた会話劇なのに、スリリングだったり
エキサイティング(?)だったり。そういうのはさすが
は「マリア様がみてる」ですね。

会話劇でここまで読ませるライトノベルは少女小説を
探してもそう多くはないと思います。
それだけ、キャラクターの立て方が絶妙といえる
でしょう。

「未来の白地図」というモチーフも巧いですよね。
読者にも、祐巳や瞳子が抱いているであろう、漠然
とした不安
を感じさせることに成功していると思います。

で、「百合」としては・・・
個人的には祐巳と瞳子の関係って、どう考えても
恋愛は絡まない、「広義の百合」なんですよね。
だから、「百合」度が落ちるのは仕方がないのかと
諦めモードだったのです。

しかし、柏木に嫉妬心をメラメラ燃やす祐巳や、以前
では考えられなかった(二人の世界を創っている)祐巳と
祥子さまの雰囲気など、「百合」としてポイント高いと
思います。
こういうところをしっかり押さえている今野緒雪氏は
やはり、「判っている」と確信します。

祥子さまと令さまの友情が描かれる短編も良かったです。
なんだかんだ言って、祥子さま大好きな私としてはこう
いう一面が読めて嬉しかったです。

個人的に、「マリア様がみてる」のベストカップルは
祐巳と祥子さまだと思っているので、久しぶりに
この二人にスポットがあたったようで、とても楽しめ
ました。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■□□
とします。

祐巳の妹はさらに混沌としてきました。
祥子さまはリリアン大学に進学、ということが決定
したのですが、本当にそうなるのでしょうか。
この時期に決定したのは、逆に一波乱ありそうな
予感がします。

過去の感想はこちら。
「マリア様がみてる イン・ライブラリー」
「マリア様がみてる 特別でないただの一日」
「マリア様がみてる チャオ ソレッラ!」
「マリア様がみてる バラエティギフト」
「マリア様がみてる 妹オーディション」
「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」

2006.03.26

Webラジオ「マリア様がみてる」[第2回]『まだ言いなれていないごきげんよう』

日曜日は隔週でWebラジオ「マリア様がみてる」
の感想になりそうですね(汗)

ということで第2回の感想です。

そういえば、このWebラジオって、トーク中に
BGMが鳴っているのですよね。こういうのって
私の数少ないWebラジオ経験から言っても少ない
のではないでしょうか。

トークは作品の色が出ないので差別化をはかって
いるのかもしれませんね。

あと、今後のWebラジオの展開として「山百合会に
聞きたいこと、解決したいこと」
という企画が
予定されているようなことが告知されましたね。

これが「お姉さまがダンゴムシ」的な企画
なっていくのでしょうか?!(汗)

あと、OVAの内容として「(原作の)どこをやる
のか決まっていない?」
というような話も聞かれ
ました。これはちょっと驚きましたが、これは
中の人が知らないだけかもしれませんね。

さらに、「~春~」のオーディションとか、ファンと
して興味深い内容もありましたね。

トークの部分はなかなか聴きごたえありました。

で、ドラマですが・・・

今回は戦隊物ネタ。ううむ。
戦隊物にしても、性格の悪い祥子さまや祐巳に
しても同人誌みたいなネタですね(汗)

ゲストの清水香里さんも(しっかりした作品だと
思っていた)「マリア様がみてる」でこんなネタ
をするとは、と驚いていましたし・・・

笑えはしましたが、個人的には、ちょっと
ストレートすぎるような。もう少しヒネって欲し
かったですね。

あと、ドラマのネタ応募もするかも?
応募作の方がしっかりしていたりして・・・

2006.03.25

今週買った物など+検索順位

今週はバラエティに富んで8点です。

●DVD「マリア様がみてる~春~ファンディスク」1 紅薔薇
普通DVDはオンラインショップで購入するのですが、
これは特典目当てで(汗)店頭で買いました。
まあ、その甲斐あって、ポストカードゲット(汗)

●DVD「大場久美子 濡れた心~レズビアン殺人事件~」
昨年、私も絶賛した作品、多岐川恭・著「濡れた心」
TVドラマ版DVDです。
タイトルになっている大場久美子は上村トシ役
だったんですね。ということは、トシが主人公
なのか・・・
まあ、典子と寿利は濡れ場があるので、大場久美子
はトシ役なのでしょうね(汗)
ところで、この作品1981年の作品なのです。
(原作は1958年ですが)ああ、81年。読者の中には
生まれていない方もいらっしゃるかも。

「そらとレイラの すごい ○○」RADIO CD COUR_4
なんと4枚目です。ファンにしてみたら、Webラジオが
CDになるのは嬉しいですね。でも4枚で、もう3万円
以上か・・・

●ドラマCD「明日の すごい カレイドスター・ウィンディステージ」
このシリーズ4枚目。なんと新キャラ登場です。
前もそうでしたが、このシリーズは出ると2枚連続
なのでしょうか。

「まんがタイムきららフォワード」Vol.1
芳文社・刊
ストーリー漫画誌です。「きらら」シリーズで
出るということは、「百合」も期待できる?!
と思ったのですが、パッと読んだところ明確に
「百合」といえる作品はなさそうです。残念。

「注文の多いセーラー服」
「evil and flowers」
袴田めら氏主宰の同人サークル・逆ギレ刑事
同人誌です。
前者はセーラー服をテーマにしたアンソロです。
後者は袴田めら氏の初期短編集です。
どちらもそれほど「百合」度は高くないですが、
袴田めらファンとしては入手できたことが嬉しい
です。

そして・・・

「初恋姉妹」1
東雲水生・作、一迅社YH COMICS・刊
「百合姉妹」時代から続くこの作品も、やっとこ
単行本化です。はあ、ここまで長かった。
ところでAMAZONアニメイト1冊づつ買いました。
AMAZONは小冊子。アニメイトはポストカード
ついていました。・・・ああ、お金かかる(泣)
でも、「百合」好きとしては嬉しい出費といえる
かもしれません。

では、検索順位です。
20060325
今週は「かしまし」「極上生徒会」といった、
ライトな物件が軒並み下降です。
12位「マリア様がみてる」が微上昇です。次の
本ももうすぐですね。19位「学園アリス」は久しぶり
のランクインです。

2006.03.24

「舞-HiME コミックアンソロジー」2

一迅社・刊です。

「舞-HiME」メディアミックス作消費月間第二弾(汗)
今回は一迅社アンソロVOL.2です。

例によって「百合」要素のある作品を・・・

「清音LOVE」武梨えり・作
4コマです。"if~もしも~""ガチどす"が良いです。
でも鼻血ネタです(汗)

「錯綜の執行部長」黒瀬浩介・作
静留の手作りマヨネーズネタが笑えました。

「いい子わるい子ふつうの子」内々欅・作
これは珍しい、奈緒とあおいのカップリングです。
「百合」というには一声足りない気がしますが、
こういうのもパロディアンソロの醍醐味ですね。

「不純同性交遊撲滅作戦」上田夢人・作
「舞-HiME」の同性愛要素を網羅した(?)作品です。
でも・・・深みはありません(汗)

「面影の温度」寺本薫・作
なつきが静留に、亡き母の面影を重ねるという
作品。かなり短編ですが、さすが寺本薫氏。
「百合」への踏み込みが良いですよね。
パロディならではの新解釈もあるし、アンソロは
これくらいじゃないと。

「PLAN-Revenge from 生徒会執行部」とんぷう・作
遥を優しくいさめる雪之が良いです。原作でもこういう
シーン観たかったですね。

「思情の念」むっちりむうにい・作
キレる瞬間の静留の心情を解釈した作品です。
寺本薫氏もそうですが、さすが「百合」にゆかりの
ある作家はひと味違いますね。
やはりアンソロはこういう作者が感情移入して
いる作品が良いですね。

おすすめ度は、
■■■■■■■□□□
とします。

「面影の温度」「思情の念」が良いです。
普段「百合」(っぽいだけでも)作品を描いている
作家はやはり違います。
健全(百合)な精神(作品)は健全(百合)な身体(作家)に宿る
と言うことですね(汗)

「舞-HiME」のアンソロジー系の感想はこちら。
「舞-HiME コミックアンソロジー」(一迅社)
「舞-HiME FIRST ATTACK!」(ブロッコリー)
「舞-HiME アンソロジーコミック」(HOBBY Japan)

2006.03.23

「ロマンスの温度差」2

怨念バッテリーというサークルの同人誌です。
ライターは岡田桃子氏。2005年の夏コミ本です。

なおとゆかりの学園「百合」ロマンスの第2弾
前作は、本当~に堪能させて頂きました。さて、
今回は・・・

前作で、晴れて(?)恋人関係になったなおとゆかり。
しかし、なおは二人の関係を脅かすかも知れない
存在を意識し始めます。

それは「ヴィーナススクランブル」(以下「VS」)。

二人の通う高校は三流校のため、男子の腕っ節で
女子をモノにしようというイベントがまかり通って
います。それが「VS」なのです。

前回の「VS」でゆかりを守れなかったことを後悔する
なおは、生徒会長になって「VS」を阻止する、「反逆」
を企てます・・・

いい展開ですよね。大事な人を守るため、高校という
小さい社会のなかで反逆者になろうとする心意気に、
非常に好感が持てます。

個人的にこういうの大好きです。

ただ、今回はなおが生徒会長になるべく、画策する
エピソードが中心なので、前回ほどの「百合」度は
高くなかったと思います。

しかし、それでも、前半の7話「ストレイシープ」
グッときました。

この作品はとにかくドキドキさせるのが巧いですよね。
ドライかと思いきや、ウエットだったり、強弱のつけ
方が秀逸だと思います。

なおとゆかりの公然としているけれど、ある一面では
秘めやかな関係もとっても良いです。

とてもクセのある性格の二人が、お互いを恋人だと
認識している、という設定だけで、個人的には狂喜
しそうです。

実に私好みの作品です。

おすすめ度は
■■■■■■■■■□
とします。

このシリーズの感想はこちら。
「ロマンスの温度差」

2006.03.22

「舞-HiME アンソロジーコミック」

Hobby JAPAN・刊です。

実は「舞-HiME」のメディアミックスものはまだあり
ます(汗)
やはりアニメはオンタイムで観ないと、メディア
ミックスの部分までカバーできませんね。

しかし、それは出来ない地方人(溜息)

まあ、しょうがないですね。焦ってもしょうがない
ので、地道に行きます。

今回はHobby Japanのアンソロです。

では、いつものように「百合」要素のある作品のみ
ピックアップします。

「隠し味は愛!?」西脇ゆうり・作
なつきの手作り弁当を力ずくで奪う、静留。
・・・というのは良いのですが、何故、なつきが
剣道部主将に弁当なんてつくるの??
納得いか~ん!(汗)

「守ってあげたい」水無月露葉・作
遥と雪之のちょっとしたシリアス。
ちょっと色っぽい絵柄ですが良い感じです。

「恋は戦い!!」夏野すいか・作
これも「隠し味は愛!?」と同じく「黒幕は静留」
というネタですね。

「着用するために…」内村かなめ・作
なつきにエロ下着を買ってあげる、静留。
その真意とは(笑)という話。積極的な静留がなん
だか良い感じですね。

「ゆるぎない、もの」さとをみどり・作
遥と雪之のちょっとしたシリアス。
「守ってあげたい」とかなりダブりますが、こちら
の方が出来がよいと思います。
雪之の一途な想いが良いです。

「ティータイム」あらきかなお・作
なつきに押し倒され、シアワセ顔の静留が良いです。

えーっと、これだけです(汗)

「舞-HiME」の「百合」ネタはほぼ、なつき&静留と
遥&雪之の2本柱ですね。
ちょっとしたシリアスはあるのですが、個人的には
なにをトチ狂っているの?という位、作者が感情移入
しているようなシリアスが読みたいですね。

アニメのコミックアンソロジーでは、まれにそういう
作品があって、私としてはそういうのを楽しみに
しているのですが・・・残念ながら、今回はその
レベルに達した作品はないように思います。

おすすめ度は、
■■■■■□□□□□
というところかな。

「舞-HiME」のアンソロジー系の感想はこちら。
「舞-HiME コミックアンソロジー」(一迅社)
「舞-HiME FIRST ATTACK!」(ブロッコリー)

2006.03.21

「マイファニーバレンタイン #3 天使のユニゾン」

Peach-pit.studio・すなば薬局というサークルの同人
ドラマCD
です。

幼い頃に死んだ、兄の魂を宿す(かもしれない)
オトコオンナ・安藤奈津が主人公のシリーズ。
3巻目です。

とにかく、奈津は「百合」としては心許ないのです。
転生キャラはトランスセクシャルの次くらいに微妙な
設定ですよね。(最近では珍しいと言えますが)

しかし、この作品には奈津以外にあと二人、小雪と
美紀という「百合」キャラがいるのです。
この作品の「百合」としての価値もこの二人にかかって
いると言っても過言ではないでしょう。

が・・・今回、この二人は登場しません(泣)

今回は、天使の世界に紛れ込んでしまった奈津を
助けるため、天使達が奮闘する話です。
話の大半は天使の世界のシーンなので、人間である
小雪と美紀は出る幕がありません。残念。

転生キャラがイヤじゃなければ「百合」分もある
のですが。

まあ、相変わらず萌えを狙っているのか、何を狙って
いるのか、よくわからない作品ですが、同人作品に
しては意外と真面目だし、私としては好感は持って
いるのですが・・・。やはり「百合」分がないと。

Peach-pit.studioでは現在Webラジオなどをやって
いたのですね。同人なのにスゴイですね。
次回作に期待です!

おすすめ度は
■■■■□□□□□□
とします。

このシリーズの感想はこちら。
「マイファニーバレンタイン チロル PRELUDE-BOX」
「マイファニーバレンタイン チロル~春の号~」

2006.03.20

「神無月の巫女」第五巻

第五巻(9,10話)の感想です。

まず9話

修羅化した千歌音はオロチたちを叩く。叩く!
怖くて格好良くて、個人的にこういうの大好きです。

一方、姫子も単身、儀式を続行。

千歌音のことを深く想いつつ、自分の成すべきことに
向かい合うのです。

千歌音も姫子も、周りに流されず、キャラクターとして
強く描かれているのが好感が持てます。
なんだか、本当に良い展開になってきたと思います。

そして、10話

千歌音と姫子は再会し、たった一夜だけ、かつての
ような親睦を結びます・・・

このシーンも良いですね。強くなったと思われた
姫子ですが、千歌音の前では、弱いところをみせる
のです。泣けますね。

そして、次の朝。千歌音は姫子に死の招待状を突き
つける・・・

あんなに格好いい千歌音に、あんなことを言われる
なんて・・・感情移入しますわ~。

いやー、なんというか、"M"キャラに感情移入する
私としては(汗)姫子って良いキャラです(汗)

いよいよ、次で最後。
千歌音と姫子(とついでにソウマ)を待つ運命とは?!

おすすめ度は、
■■■■■■■■■□
とします。

それにしても、中の人達のオーディオコメンタリは
突っ込みばかりですね(汗)

中の人のコメンタリも良いのですが、個人的には
「かみちゅ!」のように、スタッフの声の方が聞きたい
ですね。「百合」のアタリもつけられるし(汗)

このシリーズの感想はこちら。
「神無月の巫女」第一巻
「神無月の巫女」第二巻
「神無月の巫女」第三巻
「神無月の巫女」第四巻

2006.03.19

「どり~む・まいすたぁ 夢は楽しく見たいです」

清水文化・作、富士見ファンタジア文庫・刊

第一印象は・・・ううむ。難しい・・・「百合」的
には良い要素もあるのですが、やはり作者に「百合」
指向がないのがいちばんのネックかも。

さて、お話は・・・
小学生の頃から悪夢に悩まされている、高校生・舞花
が主人公。いつものように授業中に悪夢をみていた
舞花ですが、夢の中で不思議な魔法少女に出会います。
彼女の正体とは。そして悪夢の謎とは・・・

という内容です。

雰囲気は全く似ていませんが、複数の人間と共有する
夢についての設定は、先日感想を書いた、森奈津子
「グースカ夢見る問題児」にちょっと通じるものが
あります。

さてさて、肝心な「百合」としては・・・
舞花と一緒に夢の中で戦う、グウィネヴィアが良い
ですね。舞花はどじっ娘だし、グウィネヴィアは
お姉さんっぽい優しさを感じさせます。
カップリングとしては期待できるのですが・・・

結局、「それだけ」なんですよね。

「百合」指向のある作家なら、もうすこし「百合」
の暗示的な表現をしそうなものですが、この作品
にはそれをほとんど感じませんでした。

次回作があるかどうかは不明ですが、あっても
「百合」的には期待は難しいかもしれませんね。

ということで、おすすめ度は
■■■■□□□□□□
というところでしょうか。

2006.03.18

今週買った物など+検索順位

今週は4点です。

「舞-HiME 爆裂!風華学園激闘史?!」
実は・・・昨年末、某インターネット通販の懸賞で
PSPがあたってしまいまして!やれ嬉やとばかり、この
ゲームも買ってしまいました。
まだ未プレイですが・・・ネット上では評判悪そう
ですね。「百合」的にはあの人も出なさそうだし・・・。
しかし、あの「FIST!」を定価で買ったことのある
この私にはコワイ物はありません(汗)

●雑誌「Cobalt」2006年4月号
集英社・刊
「マリア様がみてる」の短編「黄色い糸」が掲載
されています。あとドラマCD「長き夜の」7/14
発売決定!これも嬉しいニュースですね。
あと「歌姫」第2話も掲載されています。
これも嬉しいですね。

「永遠のフローズンチョコレート」
扇智史・著、ファミ通文庫・刊
「春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン」
を書いた作家の作品です。「百合」的にはキビシイ
かもしれませんが、1ページ目のイラストがエロ
良かったので買ってみました。

「GEMINI KNIVES C列の少女たち」
きむらひでふみ・文、gimik・企画原案
「キディ・グレイド」続編・・・ではありません(汗)
でも、遠未来を舞台にした、バディものという
共通点はありそうですね。アニメ化もするのでしょうか。
でも、gimikって意外と「百合」指向がなかったので
今回も・・・さて、どうでしょう。

では、検索順位です。
20060318
5位「極上生徒会」。本当に根強いですね。
本当に第2期があるかもしれないですね。
あと、10,11位「ストロベリー・パニック」表現が
統一されていれば3位でした。もうすぐアニメも
始まります。良いなあ、観れる人は(汗)

2006.03.17

「苺ましまろ」Vol.1,2

ご存じ、ぬる~ロリ萌え、シチュエーションコメディ
まんがのアニメ版です。

今回は2巻分(1~4話)の感想です。

観賞後の第一印象は・・・キャラデザが・・・(汗)
でも、可愛いポイントは押さえているし、コメディ
としても意外と面白かったです。

まず、コメディとしてですが、個人的にはアニメ版
「あずまんが大王」より取っつき易かったです。
背景を出来る限りリアルに描写し、BGMをほとんど排し、
独自のを造り出そうという意図を感じます。
この点は好感が持てます。

キャラデザは賛否両論あるでしょうね。

原作は完成されたロリ絵なので、スタッフはこの
キャラをアニメでコメディにするのは難しいと感じた
のかもしれませんね。

そういうわけがあって(?)ある意味、まっとうな
アニメ的な(くずせる)キャラデザになっていると思い
ます。

アナや茉莉は原作の可愛さが出ていると思いますが、
くずれたままの美羽とかは可愛くないですね(汗)
そういうキャラクター毎の差を感じてしまいます。

さて、肝心な「百合」としては・・・
3話が良いですね~。

原作はそれほど良いと感じなかったのですが、見事に
伸恵、アナ、美羽の「三角関係のもつれ」してますね。
まるで痴話げんか。美羽の嫉妬が良かったです。

やはり、幼女好き女子大生・伸恵は原作(高校生)より
ヤバさが増しているように思えてなりません。

おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
としておきます。

そうそう、「プレビュー版」も鑑賞しました。
中の人たちのコント(?)は声優ファンには必見かも(汗)

2006.03.16

「これが私の御主人様」3,4

アニメ版です。実は4巻まで買っていました。
やはり、こういう作品はさっさと観ちゃおうという
ということで1,2巻はすぐに鑑賞したのですが、
すぐに力尽き、3,4巻は時間が開いてしまいました。

久しぶりに鑑賞して・・・まあ、相変わらずです。
安奈も萌え4コマに出てくるような、ネタ的な「百合」
キャラだし・・・。

だけど、安奈が意外と目だっているのです。
「百合」作品が不毛だった時代に、このレベルの
扱いだったら、もっと評価しただろう・・・と思うと
憎めないんですよね。

4話の予告、「私の愛読していた百合雑誌が休刊
したんです(泣)」
には不覚にも笑わせて頂きました。
予告台本は原作のまっつー氏か・・・

あと8話で安奈がオランダ語教室に行くというネタも
個人的には好きですね。でも、オランダに行っても
国籍がないと結婚できないんじゃなかったっけ?

そうそう、3巻ライナーノーツはある意味、必見です
よ(汗)植田佳奈さんのインタビューなのですが
「女の子を好きな女の子という役で呼ばれます」など
とおっしゃっておられます(汗)

「『マリア様』とか『御主人様』を観てくださって
いるスタッフさんが呼んでくれているのかなって思い
ます。」
という発言は、ちょっと興味深いですね。
それだけアニメ界に「百合」が蔓延していること
の証明・・・かも?!

おすすめ度は・・・
■■■■■■□□□□
としておきます。

このシリーズの感想はこちら。
「これが私の御主人様」1,2

2006.03.15

「ホーンテッド!2 コトコトクライシス」

平坂読・著、MF文庫J・刊

第一印象は・・・ええっ?また、だまされた??

さてさて、初っぱなから本編の主人公・久遠悠紀は
女性であることが明かされます。潔いです(汗)
でも、このことで悠紀が「僕少女」であることが確定
したわけで、それはそれで、好き嫌い別れそうな気は
しますね。

今回は、修学旅行。古都京都で、萌えありーの、恋の
さや当て
ありーの、下ネタありーの、ボマーとの対決
ありーの、てんこ盛りの展開です。

それにしても、今回までに女性3人、男性2人に告白
される主人公・悠紀って一体・・・

sneg(それなんてエロゲ)という気もしますが(汗)
もちろん、この作品はエロゲなんかと比べてもらって
は困ります。

主人公が男装の少女。知的なのにヘタレな性格。そして
男女ともに告白される、というのはあまりに希有な
作品ですよね。エロゲにするにしては、レズもの
以上にリスキーな設定です(汗)

しかも、射撃の名手とは。一体いくつの引き出しを
持っているのでしょうね。まさにびっくり箱ノベル
という感じです。

「百合」としては・・・
今回、悠紀はモテモテ展開だったので、そのあたり
マイナスかなと。しかもモテモテ展開にしては、心理
的なドキドキ感の描写が少ないし・・・

しかも、個人的には、本命はあくまで悠紀と深春だと
思っていたのですが、今回とんでもない事実が発覚
します。

なんと、深春は悠紀に告白した女性キャラ3人の内、2人
に手を出していたらしいのです(驚!!)
しかも、悠紀と深春は、実は、○○関係らしいのです。
え~!!という感じです。

この作品は、何度驚かせてくれるのでしょうね。

まあ、確かに正統派「百合」にはほど遠い作品だし、
好き嫌い分かれそうな内容ですが、こう言うのがあって
も良いんじゃない?という気がしますね。

ライトノベルとしてもテンポ良いし、なにより楽しい
ですしね。

ということで、おすすめ度は
■■■■■■■■□□
とします。

そうそう、男性キャラが有力になるかもしれなない
可能性が出てきました。3巻は予断を許さない展開に
なりそうな・・・

このシリーズの感想はこちら。
「ホーンテッド!」

2006.03.14

本日は、風邪のため・・・

お休みいたします。

私は毎年一度は風邪引いているのですが、今年は
元気!年末に柿をたくさん食べたのが良かったのかな、
と年寄りっぽいことを考えていました。

でも、今年最後の(?)寒波で一発ダウンです・・・

来年はもっと柿を食べねば。

2006.03.13

「グースカ夢見る問題児」

森奈津子・著、文鳥出版・刊です。

文鳥出版と言っても、実は同人誌です。
もともとレモン文庫の単行本だった作品を同人誌で
復刻した作品です。

私は森奈津子氏のレモン文庫時代の作品である、
「あぶない学園」シリーズ、「お嬢さま」シリーズ
は全て読んだことあるのですが、この作品は存在
さえ知りませんでした。それだけレアな作品だと
言えます。

しかし、ここで残念なお知らせが・・・

森奈津子氏はレモン文庫時代も「百合」要素あり
の作品を書いているのですが、この作品には全く
「百合」要素がありません。
実は、少しは期待して
いたので、ちょっとガッカリ・・・

それでも一応レビューします。

登校拒否児だけが見る、不思議な夢の話。
主人公・秀子はちょっとしたことで学校と対立し、
登校拒否になってしまう。そこで、登校拒否児だけ
が通う夢の学校に・・・
そこでは、秀子を惹きつける男の子が・・・
この夢の謎とは。そして、秀子たちの運命やいかに。

という話です。森奈津子氏にしては、実に真面目に
ジュヴナイルした作品
です。登校拒否児だけが見る
夢と夢に寄生する超能力という発想がよいですよね。

しかし、本当に森奈津子氏らしくないヘテロ路線
なのです。しかも、後書きに書いているように、
シリアスとコメディが妙な具合で入り交じって、
なんだか不思議な雰囲気を醸し出しています。
まあ、それも「味」だと言えなくもないですが。

確かに「百合」ではないですが、なんだか懐かしい
雰囲気に浸れただけで良しとしましょう。

ということで、おすすめ度は「保留」とします。

2006.03.12

Webラジオ「マリア様がみてる」[第1回]『紅薔薇づくしでごきげんよう』

早速聴きました~。

ので、感想を。

今回は紅薔薇ファミリーの登場。
今後、白薔薇、黄薔薇も登場するのでしょうね。
一応、パーソナリティは植田佳奈さんなので、他の
出演者はゲストと言うことになるのでしょう。

私もいくつか他のWebラジオを聴いているのですが、
かなり落ち着いた方ですね。こういうのって珍しい
かもしれません。

まあ、初回だからノリが固定されていないという
のも大きいでしょう。

で、今回は伊藤美紀さん一人でテンション高いです。
他の二人は引っ張られっぱなし(汗)
実は、個人的には伊藤美紀さんは祥子さま役より
地声の方が好きなので、ちょっと嬉しいです。

そうそう、「マリア様がみてる」の今年の商品展開
の告知コーナーもあるので、忘れっぽい私には重宝
します。

今後、投稿企画コーナーとかあるのでしょうか。
いろいろな意味で気になります(汗)

で、なんと、ミニドラマもあるのです。
しかも完全オリジナル

聴いた第一印象は・・・なにこのジェシー(笑)
かなりサドっぽい祥子さまが、ジェシーっぽい
のです。
「バトルアスリーテス大運動会 ラジオ番外地」
を思い出してしまいました(汗)

でも、「マリア様がみてる」でこう言うのは、
ちょっと賛否両論ありそうですね。

あまり外すのはどうかと思いますが、オリジナル
の話は、個人的には「アリ」だと思います。
どんなドラマが聴けるか、期待したいです。
(でも、コントばかりかも・・・)

ところで、祥子さまの夢の中で、なぜ瞳子は小笠原邸
にいたのでしょう。原作でも何故かいる場合が多いので
それに倣っているのでしょうか。

で、おすすめ度は・・・Webラジオなので「百合」として
の評価が難しいので、今回は保留とさせていただき
ます。

2006.03.11

今週買った物など+検索順位

今週は8点です。
2週連続で目玉物件アリです!

●CD「きゅんきゅんフリル」
アニメ「ストロベリー・パニック!」のオープニング
テーマ曲です。まあ、それだけなら「百合」ではないの
ですが、Webラジオ「ストロベリーパニック」の
名物コーナー、「姉川柳」が10本収録されています。
そういえばこのコーナーだけをCD化というのは、私の
予想(要望?)があたっていましたね。
まあ、かなり小っ恥ずかしい小芝居ですが、激甘
「百合」が好きな方は是非どうぞ!!

「まんがタイムきららキャラット」2006年4月号
芳文社・刊
あわわ・・・また3月号を買い逃してしまったよう
です(汗)最近は「きらら」系の感想も滞っているし
どうしましょう・・・
最近本当に定期的な事柄に対応できないように
なってきています。本当にやばいかなあ。

「電撃G's magazine」2006年4月号
メディアワークス・刊
「ストロベリー・パニック」漫画版はもちろん掲載。
そして「ストロベリー・パニック」アニメ版の情報
「シムーン」の情報まで載っています。今月はいつに
なくお得な感じですね。いつもこうだと嬉しいです。

「舞-乙HiME コミックアンソロジー」
一迅社・刊
ついに「舞-乙HiME」もアンソロが登場。
「百合」ネタあるかな。でもアニメを観るまでオアズケ
です。

「サンダーガール!」2
鈴木鈴・作、電撃文庫・刊
シリーズ2作目。前回、なかなか良い感じだったので
今回も期待です。

「animal fancy」
「秘密の箱庭」
「OSARUの会」というサークルの同人誌です。
メインライターは宇佐美渉
前者かかわゆ~い、耳キャラの微「百合」という感じ
です。でも、後者は本格的な「百合」作品!!
それもそのはず、「百合天国」の再録ものでした。
でも、書き下ろしも少しあるようです。

では、本日の目玉商品(?)は・・・

見たいですね。

そして、本日の目玉商品は・・・

「ストロベリー・パニック!」1
公野櫻子・著、電撃文庫・刊
長かったですが、「ストパニ」がやっと一つの身を
結びました。正直言って、公野櫻子氏の小説はあまり
期待していないのですが(汗)それ以上に、「百合」
不毛の地だった、電撃文庫に「百合」の花が咲くことに
大きな期待を持っています。

では、検索順位です。
20060311
「かしまし」5位にダウン!ううむ。意外ともろかった
ですね。次週は持ち直すか。
12位「ストロベリーパニック」は、ここ1週間くらいで
大きな動きをみせています。
第2の「百合」ブームを生み出せるか。大注目です。

2006.03.10

Webラジオ「マリア様がみてる」開始!

本当は昨日の記事だったのですが、ココログの
前代未聞の大障害
のため、本日の記事になって
しまいました。

では、改めて・・・
Webラジオ「マリア様がみてる」

実はまだ聴いていません(汗)

昨日は、なかなかつながらなかったようで、私も
すぐ諦めてしまいました。
でも、4週分の放送が残されるようで、さすがの私も
聴き逃すことはないと・・・思います(汗)

もともと、このWebラジオはOVAを見越しての企画
です。ということは、放送中に何らかの情報が公開
される、ということになるのでしょう。

雑誌「cobalt」は隔月刊だから、即急な情報は望め
ません。したがって、今年の「マリア様がみてる」
情報は、このWebラジオからと言うことにもなる
のでしょうね。楽しみです。

「アイドルマスター」1 やすらぎの旋律

斉藤ゆうすけ・著、ファミ通文庫・刊

ナムコのアーケードゲーム「THE IDOLM@STER」
ノベライズです。この作品に「百合」要素がある
ということは聞いたことなかったのですが、今回は
斉藤ゆうすけ氏が書いているということで、買って
みました。

斉藤ゆうすけ氏といえば、あの「アーケードゲーマー
ふぶき#恋愛STAGE」
で奇跡のような「百合」を読ま
せてくれたお方・・・というわけでちょっとは期待
していたのですが・・・

結果としては・・・ううむ。「百合」的にはハズレ
でした(汗)

敗因はやはり、私がこのゲームがどういう内容なのか
をチェックしなかったことにあります。反省です。

さて、どういうゲームかというと、プレイヤーは
「プロデューサ」になり、アイドルを育てることを
目的にします。そして、そのプロデューサがなの
です。つまり、ギャル・エロゲーの顔のない主人公と
同じなのです(汗)

やはり、大手メーカーのギャルゲーには「百合」は
望めないという法則
(?)があるように思えます。

このノベライズでは、完全な恋愛感情ではないことと、
文章が簡潔で遅読の私でも数時間で読める内容だった
ことが、不幸中の幸いと言えるかもしれません。

ということで、おすすめ度は
■□□□□□□□□□
とします。

一応2巻も買っているのですが、望み薄かもしれません。
でもアイドル同士の対立やら、和睦やらのテーマに
なってくると少しは「百合」の芽も出来てそうな気が
しますし、もうちょっと期待したいです。

2006.03.08

「断罪者 TETRAGRAMMATON LABYRINTH」2

いとうえい・作、ワニブックス・刊

中世から近代化に突き進むヨーロッパを舞台にした
スプラッターありの妖魔(?)ハンター物2巻です。
アンジェラとメグの行く先に待っている物とは?

読後の第一印象は・・・スプラッターにはかなり
慣れました。そして、バディ物として良い感じになって
きていると思います。しかし、最後の展開は「百合」と
して福となるか凶となるか・・・

この作品って、スプラッター要素を除けば、良作の
少年マンガ
という感じがします。熱いし、ノリが良い
し適度にファンタジーだし。

「COMIC GUM」というとどちらかと言えば、青年向け
ですが、こういう作品が出てくるのは、やはり
「鋼の錬金術師」の成功にならって、と言えるかも
しれませんね。

「百合」的には前回に引き続いて、バディ物として
良い線いっていると思います。出血描写が多いせいか、
通常のバディ物より幾分ウエットな感じがして、その
影響で「百合」的にもよく見えるのかもしれません。

今回は前回以上に、二人が互いに想っているという
描写が盛り込まれ、「百合」的に期待させてくれます。

しかし・・・

この2巻の最後で、ついにアンジェラの過去が明らかに
なります。

果たして、血がつながっているのか、エス関係なのか
で「百合」としては大きく評価が分かれるところです。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■□□□
とします。

相変わらずスプラッターですが、「百合」としては良い感じ
になってきていると思います。アンジェラとメグの過去の
話が描かれるであろう、3巻に期待したいです。

このシリーズの感想はこちら。
「断罪者 TETRAGRAMMATON LABYRINTH」1

2006.03.07

「まるくすタン~学園の階級闘争~」

おおつやすたか・著、サンデー社・刊

内容的にアダルトに分類されるのかかなり微妙なの
ですが、amazonも警告を出さないし、一般作品として
扱います。

第一印象は・・・私を苦しめる不思議な作品です(汗)
この作品が存在することが最大の謎といえるかも
しれません(汗)正真正銘の怪作です。

筒井康隆「虚航船団」の第2章「鼬族十種」を彷彿
とする、世界史パロディです。
しかし「虚航船団」と比べたら、完成度の低さは否め
ませんね。

というか「虚航船団」があまりにスゴイ作品なので
比べるべき作品があるのかどうか判りませんが。

閑話休題。

「百合」としても難しいですね。こういうネタ小説で
「百合」要素が大きなウエイトを占めているという
のは光栄なことではあるのですが、どうせやるなら
もう一歩踏み込んで欲しかったです。

あと、この作品。意味なくエロいのですが(汗)エロ
としては珍しくエロ率(全ページにしめるエロ描写の
割合)が低い(20%程度)のです。

そういう意味でも謎な作品です。

まあ、悪口ばかり書いているような感じなのですが
まるくすタンとえんげるすタンが活躍する第1章
それなりに面白かったです。

二人の凸凹コンビっぷりが、意外と楽しいのです。

でも第2章は、なんというか歴史をなぞるだけで
アップアップだったという印象です。
それなのに、意味なくエロ度は増すし、空回りして
いるような印象さえ受けました。

ということで、おすすめ度は
■■■■■■■□□□
とします。

あまり声を大きくしておすすめできる作品ではない
ですが、エロがあっても変わった物が読みたいという
方はどうぞ。

やはり最後はこれで閉めましょう。
♪ゲ~バルト、デカンショ~~ホイ!
(大城晋「資本論のブルース」から)

2006.03.06

「神無月の巫女」第四巻

第四巻(7,8話)の感想です。

物語が大きく動く展開です。

まず7話
前回の感想で、千歌音が思い詰めるという展開はこれ
以上やれないのでは、と言うようなことを書いたの
ですが、「トドメ」がありましたね。

まあ、なんともエロいサービスいっぱいの(汗)精神
攻撃ではありますけど、大きく外れているような
印象は持ちませんでした。千歌音の女性の部分が
重要になるわけですし。

また、追いつめられているだけの描写よりこういう描写の
方が、良くも悪くもアニメ的といえるかもしれません。

そして7話の最後で、千歌音はある決意をします・・・!

8話。いやー、なんというかスゴイ展開です。

「舞-HiME」22話を彷彿としますね。

ビジュアル的には「舞-HiME」の方が良いと思いますが、
説得力はこちらの方があると思います。

千歌音は事に及ぶ前に、生徒会の腕章を返却したり
するのです。こういう演出は巧いですよね。
千歌音は決してその場の思いつきで、切れたのではなく、
冷静に何かの意図を持って行動した、ということを
さりげなく物語っていますよね。

私は原作の1巻は読んでいるので、実はそれほど驚き
ませんでしたが、長いこと千歌音が追いつめられると
いう展開のあとで、このエピソードを持ってきたのは
ちょっと感心しました。

原作の展開では、たとえ千歌音の本心では、どう思って
いようと、説得力を持たなかったと思いますし。

さて、この事件をきっかけに千歌音と姫子の関係は
どうなるのでしょう。そして、千歌音の本心とは・・・
最終的な展開に向けて、良い下地が出来たと思います。

ところで、8話の中の人たちのオーディオコメンタリ
必聴ですよ(汗)

おすすめ度は、
■■■■■■■■□□
とします。

このシリーズの感想はこちら。
「神無月の巫女」第一巻
「神無月の巫女」第二巻
「神無月の巫女」第三巻

2006.03.05

「魔法鍵師カルナの冒険3 流転の粉」

月見草平・作、MF文庫J・刊

ファンタジー世界を舞台にした、鍵師・カルナと
彼女の師匠・ミラの物語。シリーズ3作目です。

読後の第一印象は・・・うほっ!良い展開!待っていた
甲斐がありました!でも、これで終わりじゃないハズ!

今回のお話は・・・
伝説の鍵師ランキンの魂を受け入れた、ミラの友人・
エクセラに会うための鍵が見つかります。それは
「流転の粉」。このアイテムの情報をつかんだ矢先、
ミラが学生時代の後輩・ヴェルナが現れます。
ヴェルナはミラに、あるアイテムを奪還する依頼を
持ってきたのでした。
ミラはその依頼を引き受けるが、話は意外な方向に・・・

「ミラが学生時代にラブレターを受け取った唯一の相手」
という話の真相はいままで謎であり、「百合」の有力な
ポイントだったのですが、今回いきなりその本人
(ヴェルナ)が登場。これには驚きました。
しかも、ヴェルナはミラを「お姉さま」と呼び、学生時代
「交際」していたとまで言うのです。
つまりエス関係だったのです!!

でも、話はそれでは終わりません。
ミラがヴェルナとつき合った理由が、実はエクセラ絡み
ということが暗に示されます。

以前から、ミラはエクセラに対して深い思い入れが
あるということは明かされていたのですが、ますます
意味深になっていきます。

さらに、本作の各章では、前回カルナが入手したエクセラ
の日記の内容も明かされます。

しかし、そこに書かれていたのは、ミラに対する敵意
嫉妬、悪感情の数々なのでした・・・

こういう引っ張り方は良いですよね。非常に期待しちゃい
ます。

「百合」向きの話ばかり書いてきましたが、この作品は、
奇をてらうわけでもなく、真面目に冒険ものになっている
のが嬉しいですね。ファンタジーとして普通に面白いです。

ライトノベルとして、良作であることは間違いないと思います。
その作品の根幹部分が「百合」かもしれないのですから
期待しますよね。

ということで、おすすめ度は
■■■■■■■□□□
とします。

先週、最終巻(4巻)が発売されました。「百合」として
どういう結末を迎えているか・・・期待と不安が半々
というところです。

このシリーズの感想はこちら
「魔法鍵師カルナの冒険」
「魔法鍵師カルナの冒険2 銀髪の少年鍵師」

2006.03.04

今週買った物など+検索順位

今日はもー、いろいろ18点です。
ああっ、お金に羽が生えているっ!!

●DVD「苺ましまろ」6
ラストですね。この作品もそろそろ観始めたい
ところです。

●DVD「舞-乙HiME」2
なんだかまだ楽しげな感じです。そういえばTV放映
はもうすぐ終了ですね。果たしてシリーズ3作目
あるどうか。順当にいけば「舞-乙乙HiME」ですが(汗)

●DVD「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.2
なんだか、戦ってばかりのようなイメージですね。
大丈夫でしょうか。観る前から不安が・・・

●DVD「ARIA The ANIMATION」Navigation.2
「百合」的には薄いですが、気持ちが重くなった時に
見たいですね。

●DVD「ぱにぽにだっしゅ!」第4巻
1~4巻までは凝ったパッケージやイラストだった
のに、急に普通ですね(汗)

●DVD「かみちゅ!」Vol.7
ラス前です。パッケージには誇らしげに「祝!!
平成17年度文化庁メディア芸術祭アニメーション
部門優秀賞」
のシールがありますね。
「文化庁メディア芸術祭百合部門」ができない
でしょうか?(←できません)

「もっと極上生徒会」VOL.2
メディアワークス・刊
アニメ版に近い内容なので買っています。しかし
帯に「最後の」書いていますね。本当にこれで最後
と言うことになるのでしょうか。

「魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS」
都築真紀・原作、長谷川光司・漫画、NORAコミックス・刊
アニメのDVDもリリースされていますが、漫画版です。
でも、読むのはDVDの後になりそうです。

「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」3
桂遊生丸・作画、あかほりさとる・原作、メディアワークス・刊
TVアニメはなかなか好調のようですね。
ところで3/30発売のゲーム版はどうしましょうか。
悩みます。

「ドラゴンズヘブン」#01
「ドラゴンズヘブン」#02
深見真・原作、笠原夕生・漫画、ヤングガンガンコミックス・刊
ついに出ました。コミックス版
正直言って「百合」的にはまだまだ先が見えません
第3章ではなにかやってくれると期待しています。

「魔法少女ケミカルネオン」
ぱへかへというサークルの同人誌です。
ライターは「貧乏姉妹物語」でおなじみ、かずと
いずみ
氏。今回も微「百合」ですよ。

「リリカル・ミステリー 盤上の四重奏~ガールズレビュー~」
友桐夏・作、集英社コバルト文庫・刊
シリーズ3作目です。ストレートな「百合」ではない
ですが、期待しているシリーズです。今回はどんな
風に騙してくれるでしょうか。

「R.O.D」第十一巻
倉田英之・作、集英社スーパーダッシュ文庫・刊
1.5年ぶりの新刊です。でも、パラパラ読む限り、
ドニー・ナカジマが大活躍?みたいですね。「百合」
的にはキビシイか。でもこの作品も次で終わり。

「アイドルマスター」2 ときめきのSummer Days
斉藤ゆうすけ・著、ファミ通文庫・刊
早いペースで2巻目です。「百合」を見極めるため
にも1巻を早めに読まねば。

「魔法鍵師カルナの冒険」4
月見草平・作、MF文庫J・刊
「百合」的にどうなるか注目度高い最終巻です。
そういえばこの作品もオリジナル作品に薄情な
MF文庫4巻まで行った作品になりましたね。

●ドラマCD「明日の すごい カレイドスター・キャンサーステージ」
このシリーズ3枚目。久しぶりですね。ところで、
キャンサーはミアだったのですね。「百合」的には
キビシイかも・・・

そして、本日の目玉2点・・・

「ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感」
深見真・作、徳間ノベルズEDGE・刊
出ました!シリーズ3巻目!!意味深なサブタイトルです。
それはそうと、2/14発売だったのですが、発売日を
1週間間違って覚えていて、いざ買いに行ってもなかなか
買えませんでした。今週中に入手できて良かったです。

●ドラマCD「初恋姉妹」第1巻~天使のプレゼント~
このシリーズ通算3枚目。それだけでもスゴイの
ですが、「第1巻」ということは、まだ続くという
ことなのでしょう。うう、嬉しすぎます!!

では、検索順位です。
20060304
「かしまし」4週連続3位にランク。こりゃ本物か。
ところで、7話も観逃してしまいました・・・
途中から観るのもアレなので、もう後はDVDで鑑賞
しようと思っています。
4位「くもりガラスの向こう側」は、寺尾明の名曲
「ルビーの指輪」の歌い出し・・・ではなく3月末
発売される「マリア様がみてる」の新刊ですね。
サブタイトルがこんなに上位に来るのは久しぶりかも。
注目度高いということでしょうね。
11位「ストロベリーパニック」も放送局が発表され
ました。が、例によって観れないことが決定(泣)

2006.03.03

「神無月の巫女」第三巻

第三巻(5,6話)の感想です。

作画は安定してきた印象です。
そして、作画以上に、内容が安定してきました!
実に良い感じになってきています。

5話は、ロボットアニメパートが熱いエピソードです。
作画も良いし、ロボット物としても熱いし、悪くは
ない出来になっていると思います。

無力な自分を、表情を崩さず悔しがる千歌音も良い
ですね。ソウマに声を荒げたり、良い演出です。

そして、なんと言っても6話が良いのです。
いままでも、自分で自分を追いつめるようなところが
あった千歌音ですが、6話ではさらに追い打ちをかけ
ます。痛くて切なくて、涙さしぐみます。

この作品はあくまで姫子が主人公だから、千歌音の
内面をこんなにつまびらかに描くとは思ってもいま
せんでした。良い方向に裏切られています。

千歌音ってとことん自分を押し殺す性格みたいだ
から切れたときが怖そうですよね。

視聴者にそういう風に思わせる演出は、いまのところ
大成功、という気がします。
ただ、これ以上やると、逆効果じゃないかな、という
気もします。次回辺り、変化がありそうな予感です。

そうそう、6話の中の人たちのオーディオコメンタリは
必聴ですよ。「千歌音の立場だったら」という問いの
植田佳奈さんの答えが笑えます(汗)

おすすめ度は、
■■■■■■■■■□
とします。

このシリーズの感想はこちら。
「神無月の巫女」第一巻
「神無月の巫女」第二巻

2006.03.02

「ホーンテッド!」

平坂読・著、MF文庫J・刊

2004年の作品です。すでに4巻で完結しているのですが
今頃読み始めています。

以前から気にはなっていた作品だったのですが、主人公
が男性らしいし、買うのをためらっていました。
しかし、最近になって、タレコミでおすすめして頂いたので
読んでみることにしました。

第一印象は・・・ダ、ダマサレター!!
でも、1巻を読んだだけではまだだまされている可能性も
あるのですが・・・

この作品を端的に表すのは難しいですね。
敢えて言い表すなら「読者を巻き込んだダマシ合い」
とでも言いましょうか。

さて、お話は・・・
主人公・久遠悠紀と白咲深春は幼なじみにして、
恋人未満の関係。ある日、深春がダンプカーにひかれて
死ぬのです。まさに出た死んだです(汗)
しかし、この世界では死者の10%がゴーストとして生き
残る(?)ことになっており、幸運にも(?)深春もその中
に含まれていました。
ゴーストになった深春は恋人気分で悠紀につきまとう
のですが、ある日、悠紀は死にたがり少女・ひかりを
助けます。悠紀、深春、ひかりの関係は、どうなる?!

という感じの内容です。

しかし、主人公・悠紀って賢そうだけど、ヘタレでいけ
好かない感じで、イカニモ最近のライトノベルらしい、
ヤツだと思っていました。
そヤツが深春とひかりに好かれるわけで、ナンダカナー!
という感じですよね(汗)

作品としては、プロローグが3つもあり、世界観や
主な登場人像と上記の三角関係が語られます。
そして「便宜的本編」としてテロリストとの息詰まる
時間稼ぎが描かれたり、なかなか興味深い構成
作品です。

私は、この構成からは作者の自信を感じ取ることが
出来ました。実際、非常に面白かったです。ライト
ノベルとしては間違いなく上位に入る面白さだと思い
ます。

どちらかというとオリジナル作品に薄情な、MF文庫J
4巻も続かせただけの手腕はダテではないと思います。

今考えると、一番のフェイクは深春の一人称が「ボク」
というところでしょうね。
これ以上は語るまい。今更読んだ私が言うのも
なんですが、読んでください(汗)

ということで、おすすめ度は、「ある前提」のもと
■■■■■■■■□□
とします(汗)

なかなか楽しい作品です。あと3巻も読めるなんて、
喜ばしいことです。

2006.03.01

「かみちゅ!」1

さてさて、「百合」的にはかなり微妙だと知りつつ、
アニメとしての評判の高さと、あわよくば「百合」も
という考えで買った作品です。

観賞後の第一印象は・・・
「尾道」といえば「大林宣彦」「作画」といえば
「ジブリ」(汗)でも「百合」的には?

まず特筆すべきは作画のすごさです。

10年前に「新世紀エヴァンゲリオン」が放映されて、
この作画をTVアニメで超えるのは難しいだろうと
思っていたのですが、この作品は超えていると思い
ます。まさにエキサイティングな作画です。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
ダテではありません。

しかし、それでもジブリ映画には届いていないと
思います。

オーディオコメンタリ(以下AC)で舛成監督が(ジブリ
とは)予算が3桁違うと言っておられますが、それでも
2桁以内には収まっていると思います。スタッフの
努力のたまものでしょう。

あとACでは倉田氏が「千と千尋の神隠し」を観て
いないと語っていたのは驚きました(汗)

それにしても、ACはファンが言いたいことを全て
言い表していますね(汗)
「R.O.D The TV」もそうでしたが、舛成&倉田の
ぶっちゃけトークは実に面白いです。それでいて
作品への思い入れも感じますし。

話の内容は、なんというか中学生日記というか
古き良きジュヴナイルというか、実にそういう感じで、
良い悪いは別にして、力を抜いて鑑賞できる作品だと
思います。

でも・・・(これもACで語っていますが)舛成&倉田
ペアの作品としては、実に最初からヘテロなのです。
主人公・ゆりえは、ちょっと素っ気ないオトコノコに
気があるし・・・この辺りも80年代テイストといえば
そうなのでしょうが。

うろ覚えですが「R.O.D The TV」のACで、普通の
中学生もの
を造ってみたいと言うようなことを語って
おられたと思いますが、その答えが「かみちゅ!」
なのでしょうか。

「普通」「非百合」という意味だとしたら、「百合」
ファンとしてはちょっと寂しいですね。

まあ、妄想次第(汗)という気もしますが、メインの女の子
3人組だし、「百合」が入り込む余地があまりない
印象が強いです。

ところで・・・どうせ尾道なら、方言を取り入れれば
良かったのにと思うのですが、なぜ標準語なので
しょうね。方言は演技指導がしっかりしていなければ
かなりドッチラケになるので、あえてリスクは負わ
なかったということでしょうか。

あくまで「百合」としてのおすすめ度は
■■□□□□□□□□
としておきます。

でも、アニメファンなら、好き嫌いは置いておいて、
必ず観るべき作品だと思います。

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