「神無月の巫女」第三巻
第三巻(5,6話)の感想です。
作画は安定してきた印象です。
そして、作画以上に、内容が安定してきました!
実に良い感じになってきています。
5話は、ロボットアニメパートが熱いエピソードです。
作画も良いし、ロボット物としても熱いし、悪くは
ない出来になっていると思います。
無力な自分を、表情を崩さず悔しがる千歌音も良い
ですね。ソウマに声を荒げたり、良い演出です。
そして、なんと言っても6話が良いのです。
いままでも、自分で自分を追いつめるようなところが
あった千歌音ですが、6話ではさらに追い打ちをかけ
ます。痛くて切なくて、涙さしぐみます。
この作品はあくまで姫子が主人公だから、千歌音の
内面をこんなにつまびらかに描くとは思ってもいま
せんでした。良い方向に裏切られています。
千歌音ってとことん自分を押し殺す性格みたいだ
から切れたときが怖そうですよね。
視聴者にそういう風に思わせる演出は、いまのところ
大成功、という気がします。
ただ、これ以上やると、逆効果じゃないかな、という
気もします。次回辺り、変化がありそうな予感です。
そうそう、6話の中の人たちのオーディオコメンタリは
必聴ですよ。「千歌音の立場だったら」という問いの
植田佳奈さんの答えが笑えます(汗)
おすすめ度は、
■■■■■■■■■□
とします。
このシリーズの感想はこちら。
●「神無月の巫女」第一巻
●「神無月の巫女」第二巻
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