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2006.04.03

「青い花」1

志村貴子・作、太田出版・刊

昨年末、突如光臨した本格「百合」漫画の感想です。

読後の第一印象は・・・
「百合」の神様は、また我々に奇跡を与えたもうた!!

古き良き、少女漫画で、ごく稀に、奇跡のように
存在していた「百合」漫画が、幾度かの輪廻を経て
再びよみがえった!という感じです。

そして、もちろん「百合」作品がそれなりに出現して
いる今日でさえ、この作品は非常にレベルが高いです。

お話は・・・ふみとあきらは幼なじみ。しばらくの間
別れ別れになって、別々の女子校に通っていましたが、
あるとき再び巡り会う・・・という内容です。

話の本筋としては、女の子ばかりの四角関係と言える
のですが、二人の主人公、ふみとあきらの配置が実に
巧いですよね。

この二人には幼なじみ、という確かだけど細い線
持たせ、ふみはあきらも気になるけれど、魅力的な
先輩という太い線を絡ませる。

お嬢様高と進学校という学校の違いも、微妙に
ふみとあきらの距離をとる舞台になっているし、
「手の届かなさ」というか、そういうヤキモキした
感じを楽しませてくれます。

ラブストーリーの王道とも言えますが、奇をてらう
ようなこともなく、至極、真面目にお話を紡いでいる
という点も好感が持てます。

また、ふみが良い。こういう真面目そうな眼鏡っ娘が
女の子との恋愛沙汰で揺れる。なんて、なんて胸が
焦がれるようなシチュエーションなの!!

ああ、忘れかけていたトキメキがよみがえりそうです。

もちろん、ふみというキャラクターの掘り下げや、
心理描写も言うことなし。女子校物で、演劇を持って
くるあたりも、作者が「百合」ものが好き、という
確信を持たせてくれます。「百合」ファンやってて
良かった!という感慨です。

それにしても、こういう作品こそ本当の意味で本格
「百合」作品
というのでしょうね。

おすすめ度は・・・
■■■■■■■■■□
としておきます。

満点でも良かったのですが、次もあるということで、
あえて9点にしました。2巻も裏切らない、と確信して
います。

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