「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.5
魔法少女たちの活躍を描く、バトルアクション
アニメ。Vol.5(10,11話)の感想です。
鑑賞後の第一印象は・・・バトルシーン中心の2話
です。所々に光る演出もあるのですが、「百合」的
には満たされません。あと、シリアスになればなる
ほど、なのはのキャラクターとしての薄さが気に
なります。
前回、覚醒した闇の書。圧倒的な魔法力がなのは
とフェイトに迫る。対抗する手段はあるの?!
というお話。
観ていて、なんだか本当に「ドラゴンボール」を
思い出しました。
圧倒的な敵への恐怖感を抱かせる演出が似て
いますよね。しかし、この作品はある程度「リリ
カル」に展開しないといけないので、バトルに対する
スタンスは「ドラゴンボール」ほどの徹底ぶりでは
感じませんでした。
その代わり、11話ではフェイトの望んでいた夢と、
それを否定しなければならなかったフェイト自身の
心理を、なかなか光る演出で描けていましたね。
なかなかグッとくるものがありました。フェイトって
スタッフに好かれているキャラだなあと感じました。
で、11話は覚醒した闇の書になのはは果敢に
立ち向かうワケですが・・・フェイトに対して、
なのはって、どうも感情移入しにくいキャラクター
ですよね。(これは前シリーズからですが)
個人的には、はやてとなのはが最初から知り合い
だったとか、消えてしまったフェイトのことを
深く想っているとか、そういう演出が欲しかった
ような気がします。
ということで、おすすめ度は、
■■■■■□□□□□
としておきます。
さて、泣いても笑ってもあと一巻。
「百合」的にどうなるか・・・注目したいです。
この作品の感想はこちら。
●「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.1
●「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.2
●「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.3
●「魔法少女リリカルなのはA's」Vol.4
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