「舞-乙HiME」2

舞台は異世界。少女戦士・「オトメ」養成のための
学園、ガルデローベに集う少女たちを描く女子校
バトルアクションアニメ。
# この作品を短くまとめるのは難しいですが、こん
# な所かな(汗)

9月にリリース終了なので、ぼちぼち観ています。
2巻目(3～5話)の感想です。

観賞後の第一印象は・・・設定や話の展開は厚みを
増しているし、アニメとして面白くなってきています
が、「百合」的にはまだまだという感じですね。

2巻の内容としては・・・いろいろあって、ガルデ
ローベへの入学を認められた主人公・アリカ。
しかし、学園の生活には困難と陰謀が待ちかまえて
いた・・・

1巻では派手な「起」を見せてくれましたが、2巻は
妥当な「承」と言えるでしょう。

1,2巻で、前作の「舞-HiME」のほとんどの
キャラクターが登場するのですが、扱い方が実に巧い
ですよね。

「舞-乙HiME」では前作にも増して多くのキャラク
ターが登場するのですが、全員分の性格描写をする
必要がないというのは大きいですよね。その分
ストーリーを動かせるワケですから。

最初の5話でこれほど、キャラクターへの愛着と
ストーリーの深みを出せるというのはスター☆シス
テムの醍醐味だと言えるでしょう。

さて、肝心な「百合」としては、やはりシズルと
ナツキ、ハルカとユキノといった、前作からも
「百合」要素があったキャラクターの動向でしょう。

でも・・・今のところ、このカップリングがほとんど
動きません(汗)

3話のシズルがアリカを抱き寄せ、ナツキが目を背
けるというシーンや、5話のチエとアオイのアイコン
タクトがちょっと良かったですが、全体的にはまだ
まだという感じです。

おすすめ度は・・・
■■■■□□□□□□
としておきます。

そうそう、1巻もそうだったのですが、このシリーズ
は映像特典が豪華ですよね。ほとんど新作映像です
から。こういう特典はDVDを買った人間には嬉しい
ものです。

このシリーズの感想はこちら。
●「舞-乙HiME」1