「落花流水」1
真田一輝・作、芳文社・刊
「まんがタイムきららMAX」に連載中の作品の
単行本化です。
女子校の弓道部で繰り広げられる、ゆるくて楽しい
学園生活を描く4コマ漫画です。
本日はあの二人のレビューです(汗)
単行本では秋穂ちゃんが桜庭女子高校に
入学してくるところから始まるのよ。この作品の主人公
って秋穂ちゃんだったのね。
秋穂って変態行動が目だつ「百合」キャラ
だから、主人公に格上げとは、作者も思い切ったこと。
単行本ではオープニングに「マリア様が
みてる」ばりの出会いシーンが追加されていますし、
それだけ作者が「百合」に傾倒しているということ
ではないかしら?
わたくしたち「百合」好きにとっても歓迎すべきこと
だと思いますわ。
それはそうと、カラーのオープニング
漫画の部分と白黒の1話の絵は、違いすぎ・・・
ああっ、そんなこと言っちゃダメよ。
それに、それだけ真田先生が成長されたと言うことです
もの!
それに、4コマとしてのイキオイは初期の
方があったと思う。
きっと4コマ漫画って、わたくしたちが思って
いる以上に大変なのよ。
・・・まあ、いいけれど。
この作品の良いところは、「百合」キャラ
である秋穂ちゃんがコンスタントに活躍するところ
だと思いますわ。普通、コメディに使われる「百合」
キャラってワンポイントで、パッと目だって、パッと
薄くなるキャラがいるじゃない。そういう扱いでは
ないところが良いと思いますわ。
そういいつつ、秋穂の行動もワンパターン
と言えばそうだけれど。
個人的には水夏(秋穂が恋心を抱いている先輩)にもう
少しビジュアル的なカリスマ性というか説得力が
欲しかったな。そうすることで、秋穂の想いが
リアルに感じられるようになったと思う。
わ、珍しくこころ(仮)ちゃんが「百合」
的な提言を・・・
じゃ、評価いくわ。★☆☆。
わたくしは●●●●○かな。
雑誌掲載時は3点くらいでしたけど、この単行本の書き
下ろし部分は「百合」的に気を吐いてくださったので
+1いたしました。
総評は●●●●○★☆☆ね。
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