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2006.10.08

「舞-乙HiME」6

感想強化月間中です(汗)
6巻(15~17話)の感想です。

少女戦士・オトメ養成のための学園、ガルデローベに
集う少女たちを描く女子校・バトルアクションアニメ。

観賞後の第一印象は・・・OPもシリアスなものになり、
内容もシリアス路線へ。演出などの盛り上がりは良い
感じなのですが、ちょっと気になる点も。

本日もあの二人にはお休みしていただきます(汗)

さて、物語の中心としては、やはりセルゲイです(汗)

当初黒幕になるのではないかと思っていたのですが、
17話までの展開で、なんというか、中途半端さ全開
です。

17話最後の展開で、「二人とも戦うな」とかって・・・
おもいっきり自分が原因でしょうに(汗)
(結局は優柔不断さが悪い結果を招いたような)
やはり、どうせやるのなら黒幕フェイクっぽい演出
ではなくて、最初から悩めるシリアス男にすれば
よかったのに・・・と思ってしまいます。
(まあ、「百合」好きがそういう指摘をするのも何
なのですが)

さて、もう一つ気になる点は、やはりエルスティン
ですね。

だって、最初から自分が何者か知っていたなら、あの
普段のリアクションはおかしくないですか?

頭の良い子なら、誰とも交われないと思います。
わざと明るく振る舞っていたらなら、反逆心満々とも
とれるし・・・

最初から影のあるキャラならともかく、17話で
インパクトを出すためだけに設計されたキャラの
ように思えてしまいました。

まあ、要するに伏線も張らずに、あれはズルい
と思ったわけです。

ついでに、もう一つ気になるのは、結局は前作と同じ
判りやすい黒幕がいるっていうことです。

個人的には、国家間の複雑な利害関係から、黒幕が
生じるような、ちょっと賢い展開にして欲しかった
ですね。
(26話でそういうのをやるのは難しいでしょうが)

6巻はなかなかの盛り上がりを見せる展開なのですが
個人的には、計算が合わないところが目だって
しまった印象です。
(このところ「百合」要素が少なかったので、冷静に
観られたからかもしれませんが)

「百合」的には、チエとアオイが逢瀬を重ねていた
と判明する所でしょうか(逢瀬だったのか・・・汗)

では、総評はあの二人にまかせましょ。

ヒューシア:前回にも増して「百合」的な見所が
少ないの~。エルスティンちゃんも…
なので2点

アレサ:1点ね。良い盛り上げ方で、観るところは
あったけど、演出の手の内が見えてしまった
部分も多いので。

ということで、二人の総評は
●●○○○★☆☆
ということになりました。

このシリーズの感想はこちら。
「舞-乙HiME」1
「舞-乙HiME」2
「舞-乙HiME」3
「舞-乙HiME」4
「舞-乙HiME」5

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