「舞-乙HiME」7
感想強化月間中です(汗)
7巻(18~20話)の感想です。
少女戦士・オトメ養成のための学園、ガルデローベに
集う少女たちを描くバトルアクションアニメ。
本日は二人のレビューです。
アルタイに国も学園も盗られたところ
で終わっていたわね。
話は佳境に入ってきているけど、なんだか乗れない
展開だと思うのは私だけ?
「百合」要素が薄いから?
それもあるけど、それだけじゃないわ。
なんというか、薄いの。全体的に。
たとえば、マシロが追われる身になって、辛い展開が
あるのだけど、次の回であっさりアリカと合流しちゃう
じゃない。しかも、アリカはミドリと合流しているし、
予定調和が目だつのよ。
佳境に入れば入るほど、脚本の都合が見える感じが
するのよね。
マシロちゃんのエピソードは良いお話
だったわ。「物語!」という感じがした
もの。良いお話が部分々々にあって、それを、コメディ
を含めた、ちょっと薄い部分でつなげているのね。
そういう演出が必ずしも良い方向に向いていないような
気はするわね。
でも、予定調和はドラマにはある程度必要だわ。
まあ、さじ加減なのでしょうけど、
私には行きすぎた予定調和に感じた。
「百合」的にはどう?
一番大きな動きは、トモエちゃんね。
いままで水面下だったけど、いよいよ
動き出した感じね。
でも・・・これは「百合」的には非常に良くないわ。
トモエちゃんって、「設定の悪意」を感じるもの。
「叶わぬ思い」は素敵だけれど、単なる悪者にされ
そうで怖いわ。
シズルがあれで墜ちるとは思えないし
ね(苦笑)。前シリーズからの鑑賞者で
あの演出に騙された人はいないでしょうね。
まあ、トモエちゃんのおかげで、シズル
ちゃんとナツキちゃんのラブラブが加速
すればそれもまた良いのだけれど、「百合」キャラが
当て馬にされるのは辛すぎるわ。
当て馬は男で良いのよ!!
じゃ、評価。私は1点。良いところもあ
ったけど、悪いところが目だった印象。
わたくしは2点・・・トモエちゃんにも
幸せになって欲しいけれど、演出に
殺されるのでしょうね・・・(涙)
総評は・・・
●●○○○★☆☆
ね。
このシリーズの感想はこちら。
●「舞-乙HiME」1
●「舞-乙HiME」2
●「舞-乙HiME」3
●「舞-乙HiME」4
●「舞-乙HiME」5
●「舞-乙HiME」6
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コメント
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舞乙で一番の鬱巻でしたねー。こまかいところは考えずに王道展開を楽しむのがこのアニメの楽しみ方であると思います。
次の21話はわたしが一番印象に残る話です。
シズルさんは……シズルさんです(笑)
投稿: いおり | 2006.10.18 06:41
コメントありがとうございます。
>鬱巻
個人的にはそれほど鬱に感じなかったです。
前シリーズの方が鬱だったような。
>王道展開を楽しむ
そうですね。もう少し生きた「百合」要素が
あればもっと楽しめるのですが・・・
>次の21話
これは楽しみです。終盤戦に向けてテンション
あげて鑑賞したいですね。
投稿: 虚人ねこ | 2006.10.19 00:04