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2006.10.25

「黄色い花の紅」

アサウラ・著、集英社スーパーダッシュ文庫・刊

守られてばかりだったヤクザの娘・紅花が、怒濤の
目覚め
を果たす。ガンアクション作品です。

読後の第一印象は・・・ある意味、ライトノベル版
「セーラー服と機関銃」
?!この作品がアメリカの
B級映画としてリメイクされたら、こんな感じに
なるのかもという感じです。
「百合」的にも、これが意外と良い出来でした!

この作品は2部構成になっています。第一部は
ヤクザの仕事を請け負う、工藤商会に籍を置く、
銃の使い手、奈美恵が主人公です。
第二部は奈美恵が守っていたヤクザの娘、紅花が
主人公になります。

こういう構成って面白いですね。もっとたくさんの
視点がある作品ならありそうですが、女性キャラ
二人だけ
というのはライトノベルではありそうで
ない作品だと思います。

そして、奈美恵と紅花がそれぞれ主人公になる
というのは「百合」として非常に重要です。

この作品って、ガンアクションでありながら、
奈美恵から紅花、紅花から奈美恵への視点は
ガンアクションを感じさせないほどウエット
「百合」的にも美味しいものになっています。

紅花に並々ならぬ愛情を見せる奈美恵と、奈美恵
のために?強くあろうとする紅花。
王道かもしれませんがレベル高いです。

「奈美恵のために?強くあろうとする紅花」と
いうのはひょっとしたら賛否ありそうですが、
間違いなく、「あの出来事」が後半の紅花の心を
突き動かしている・・・と信じられるのです。

残念なのは「あの出来事」の本当の意味が語られ
ないことですが、「百合」好きなら自ずと答えを
見つけられるでしょう!

あと、ライトノベルとしても上手いです。
紅花が銃に見せられていく心理の描写と、丁寧な
銃マニア心理の表現は秀逸だと思います。

しかし、敵がよく判らなかったり、敵より凶悪な
味方が後半に出てくるところなんかは、B級映画
(楽しければOKという意味で)を彷彿とさせます。

紅花の描写とB級映画っぽい描写はちょっと違和感
を覚えたのですが、まあ、それもライトノベル
らしいといえばそうかもしれません。

では総評は二人がやります。

ヒューシア:わたくしは4点!奈美恵ちゃんと
紅花ちゃんは最後のシーンでは絶対
デキてるわよ!

アレサ:奈美恵って30歳よ?「ちゃん」って。
・・・私は2点。楽しませてもらった
けど、3点を付けるには何かが足りないと思う。
次に期待するわ。

ということで、二人の総評は
●●●●○★★☆
でした。

アサウラ氏は期待出来る作家かもしれません。
次回作が楽しみです。

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