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2006.11.17

「ドリームノッカー チョコの奇妙な文化祭」

御影・作、電撃文庫・刊です。

ライトノベルでも「百合」がやれる?と感じる
作品の登場です。

主人公・チョコは演劇部に所属する「ボク少女」
文化祭の劇『トイボックス』の主人公に抜擢され
るが、この劇を巡る奇妙な事件に巻き込まれていく。
『トイボックス』の謎とは、チョコを慕う夢野の
正体とは・・・という内容の作品です。

では、本日も二人がレビューします。

アレサ:こ、これは「うる星やつら ビューティ
フルドリーマー」
?と思いつつ読んで
いたら「うた∽かた」になったというお話ね。

ヒューシア:て、的確?!だわ。
でも、「ビューティフルドリーマー」
より観念的だし、「うた∽かた」より「百合」度は
高い
と思うわ。

アレサ:まあ、些細な違いよ。そういえば
現実だの虚構だのが入り乱れる作品って
80,90年代は多かったけど、最近では珍しいね。
でも、80,90年代の虚構を描いた小説に比べたら、
深みも意外性も少ないと思うわ。

ヒューシア:最近ライトノベルを読んでいる若い
世代にとっては、新鮮かもしれないわ。
それより「百合」よ。
この作品の「百合」要素は、ズバリ、主人公の
チョコちゃんと、同じ演劇部の夢野ほとりちゃんの
関係ね。チョコちゃんは夢野ほとりちゃんの想いに
気づいているの。でも重度のブラコンだから、気が
付かない演技をしてしまうのよ。なかなか見所の
ある設定!そして、夢野ほとりちゃんが失踪して
はじめて親友の想いを正直に感じるのよ。
ああ、良いわ~この展開。

アレサ:確かに、そこまでは良かったわよね。
でも夢野の正体の解釈によっては「百合」
から離れてしまうよね。そこが「うた∽かた」っぽい
のよ。

ヒューシア:夢野ほとりちゃんは明らかに意志が
あったわよ。だからあんな仕掛けを
しくんだのだわ。そして、最後はチョコちゃんも
想いに答えようとするのよ!

アレサ:でも、兄との関係を温存しながら・・・
というのは納得できないなあ。その兄
の存在感も薄いし。

ヒューシア:兄の存在感が薄いのは良いけれど、
確かに「少女革命ウテナ」のアンシーの
ような決然とした意志を示して欲しかったわね。
というか、この作品に兄なんて必要だった?

アレサ:まあ、主人公が「ボク少女」だし、
ブラコンだし、作者のシュミなんで
しょうね。

ヒューシア:ううむ。確かに「百合」作品には
なっているけれど、そういう所に甘さ
を感じるわね・・・

アレサ:じゃ、総評。私は2点。ライトノベルと
してはそれなりに楽しめたと思うわ。
ちょっと観念的過ぎなのは-1ね。

ヒューシア:わたくしは4点。間違いなく「百合」
作品だったと思うわ。いくつかの点が
残念だけれど、ライトノベルで「百合」作品が
発表される可能性を広げたと思うわ。

総評:●●●●○★★☆

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