「はかまゆりいろ」「花鳥風月」

それぞれ「んみゅ」「ユリリンノモト」という
サークルが今年の夏コミで発行した、同人誌の
感想です。
どちらもテーマが同じで、かつ薄いので、一緒に
感想を書きます。

ちなみに、どちらもエロです(汗)
ということで、本日の記事は15禁にさせていた
だきます。

本日は二人がレビューします。

本日は二本立てよ。しかもどちらも
エロ。ムフフ・・・

ヒューシアはエロはどうよ？

必然性のあるエッチ描写なら良いと
思うのだけれど。

「必然性のある」って何なの？
今回の作品も含めて同人誌のエロは
ほとんど性器描写があたりまえのようにあるじゃ
ない。TVドラマや映画でも恋愛ものはあるけれど、
性器描写までする作品は皆無よ。
これはどういうこと？
同人誌や、オタク系サブカルの性器描写は恋愛を
表現するには、必然性はないということではない
かしら？

そうかもしれないわね。
でも、性器描写が必然になるテーマの
作品ってあると思うわ。もちろん、そういう作品に
一般性は持たせられないけれど。

ヒューシアがエロ女だということが
判明したところで、感想に行きま
しょう。

だ、誰が変態レズ女だって?!

相変わらず突っ込み、難しいわ・・・

え、えーと、この2作品のテーマは、
ずばり「矢絣・女袴」ネタよ！
吉屋信子先生も草葉の陰で泣いていらっしゃるわ。

「花鳥風月」の作者は吉屋信子を
知っている可能性は高いけど、
「はかまゆりいろ」の方は、多分、ハカマがテーマ
のエロゲーか何かで知ったのよ、多分。

それは絵を見ての偏見じゃない？
確かに「花鳥風月」は女性作家っぽい
絵だし、「はかまゆりいろ」はエロゲーっぽい
絵だけれど。

話もそうよ。「花鳥風月」はSEX描写に
入る前は大正浪漫をちゃんと感じる。

そうそう！ちょっとドキドキさせる
演出にも抜かりはないし、心理描写も
軽めだけれど、ちゃんと入っているわ。

「はかまゆりいろ」は気になる女の子
と身体を合わせる夢を見たりして、
ドキドキさせるけど、心理的なものはあまり感じ
ない。世界観の描写もおざなりだし。

でも、可愛い絵だし、二人のイチャ
イチャは目の保養だわ～

でもさ、やっぱりこの2作品とも
SEX描写の必然性を感じないわ。
SEX描写に数ページ割くくらいなら、しっかりした
心理描写を充てるべきよ。

え～、良いじゃないの～。エッチ。
ああ、わたくしもアレサちゃんと・・・

そんな目で私を見るな～!
この変態レズ女!!

ああ、もっと言って～！もっと貶めて！

ほんとに、疲れるわ・・・
じゃ、評価ね。両方とも1点。
テーマは悪くないけど、話の短さとSEX描写の
バランスが悪いので1点にしたわ。

わたくしは両作品とも4点。美味しか
ったわ～。確かにエッチものは人を
選ぶけれど、同人誌でオリジナル「百合」自体、
珍しいもの。この点は妥当ね。
アレサちゃんは厳しすぎるわ。

総評：「はかまゆりいろ」
●●●●○★☆☆
総評：「花鳥風月」
●●●●○★☆☆