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2006.12.19

「シゴフミ~Stories of Last Letter~」

雨宮諒・著、電撃文庫・刊

死者からの手紙を、生前ゆかりのある人物に届ける
超常的な存在の「シゴフミ」。
本作はシゴフミ・文伽の活動を3つの短編にした
オムニバス構成の作品です。

では、二人にレビューしてもらいましょう。

ヒューシア:・・・

アレサ:どうしたの?この前の「白い薔薇の
淵まで」
でも黙ってたけど。

ヒューシア:どうも、わたくし、人の生死を扱った
作品は苦手みたいだわ。

アレサ:それはちょっと意外・・・
ところで、こういう生死に対して、
少しシニカルなアプローチをとるのって、ライト
ノベルらしいよね。ライトノベルは若い読者が多
そうだから、生死は惹きつけるテーマと言える
かもしれないわ。
3話ある中で、1話「飛べない蝶」はかなり「百合」
要素強いけど、どう?

ヒューシア:確かにそうだけど、でも、死んでし
まった後で、お互いの本当の気持ち
に気づくなんて悲しすぎるわ・・・

アレサ:それに、こう言っちゃなんだけど、
お涙頂戴に感じる読者もいるんじゃ
ないかな。

ヒューシア:わたくしはそこまで思わないけれど。

アレサ:そうそう。「百合」って死をテーマ
にした作品って少ないじゃない。
だからこそ、この作品はインパクトあった?

ヒューシア:インパクトという意味では、あったのは
確かね。
でも、「百合」もそうだけど、好き
という感情は、「生」そのものでしょう。
この作品の「死」は、とても理不尽なものだから、
そのあたりに違和感を覚えたわ。
作者は「百合」を描くために「死」をテーマに
したのかしら。

アレサ:それはないわね。オムニバスの他の
作品は「百合」要素は低いから、
「死」を描くために、「百合」要素を持ち込んだ
と考えた方が納得いく。

ヒューシア:ポイントはそこなのね。1話は確かに
感動的だけど、本当に「百合」指向の
作家なら、こういう理不尽な「死」は持ち込まない
と思うのよ・・・
もちろん、作品としてはちゃんとしていたし、
アレサちゃんの言うように、生死というテーマに
引きつけられる読者の気持ちも判かるわ。

アレサ:じゃ。総評ね。私は2点
1話は確かに感動したわ。涙腺の弱い
読者なら泣いたかも。

ヒューシア:わたくしは4点。作者が「百合」好き
かどうかは、とりあえず置くけれど、
1話はちゃんと「百合」になっていたわ。

総評:●●●●○★★☆
【注意】この評価は収録されている3作のうち、
1話だけの感想だと思ってください。

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