「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」1
たあたんちぇっく・画、ufotable・原案、メディアワークス・刊
実はあまりチェックしていなかったのですが、
今月始まったアニメ版が「百合」要素あり、と
小耳に挟んだので漫画版を1,2巻買ってみました。
今日は早速1巻の感想です。
舞台は2035年。この時代、教育制度の多様化に
より、学校に通う生徒も少なくなっていた・・・
物語は主人公にして、元気少女の学美が聖桜学園
に転校してくるところから始まります。
学美は学園の形骸化により、存在が薄くなった
生徒会を立て直そうとする・・・
というお話です。
読後の第一印象は・・・話の大筋は私好みだと
思います。でも・・・問題はロリキャラかも?
この作品、なんだか「極上生徒会」に似てない
でしょうか。
カリスマ性のある生徒会長の周りに、生徒が
集まって、学園をもり立てようとするところは
類似性が見られます。学園をユートピアと考える
コンセプトも似ていますよね。
しかし、違いもあります。
一番大きな違いは、会長の「カリスマ性」では
ないでしょうか。
「極上生徒会」の奏会長は、実際にはあまりカリ
スマ性がありそうな行動をしていないのに「設定」
でカリスマ性を保持しているのに対して、学美は
行動力があり、ムードメーカーでもある。
個人的には学美の方が、好感が持てます。
ただし、この作品の最大のポイントはキャラクター
デザインです。
聖桜学園は高等学校のはずなのに、学美をはじめ
メインのキャラクター全員、ロリっぽいのです。
これは、なにを狙っているのでしょうね??
# 教育制度の多様化により、小学生でも高等学校
# に入学できる・・・とか??
# ・・・だったら、あまりにスゴイ設定です(汗)
肝心な「百合」としては、初っぱなから学美と
ぶつかって、そのあと一緒に行動することが多い
光香と、学美にツンデレ?の芽生、というところ
ですね。
でも、まだ目の保養レベルです。しかも前述の
ようにロリキャラなので、人を選ぶ目の保養
と言えます(汗)
今後のポイントとしては、この作品、意外と
シリアスを狙っている感じもするし、その中で
光香や芽生をどう使うか、というところでしょう。
恋愛感情まで発展する可能性は数パーセント
という印象ですね・・・
アニメのDVDが出るのはまだまだ先だと思います
が・・・どうしましょう。
では、総評です。
わたくしはとりあえず2点。絵が
可愛いのよ。でも、まだそれだけ
ね。教育制度の多様化により女生徒同士の恋愛
が賞賛されるとかならないかしらね?
妄想に同意を求めるな。
私は1点。今後の展開によっては
面白くなりそうな要素はあるけど、今のところ
ロリキャラの萌え萌え作品にしか見えないところ
がつらい。やっていることは「極上生徒会」より地道
なのに。
総評:●●○○○★☆☆
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» レビューセンター: がくえんゆーとぴあ まなびストレート! / 第1話 学美星人、あらわる。 [ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン]
品質評価 42 / 萌え評価 56 / 燃え評価 1 / ギャグ評価 25 / シリアス評価 7 / お色気評価 0 / 総合評価 22レビュー数 155 件
価値観の多様化がさらに進んだ2035年、
高校へ行くことがあたりまえでなくなった時代…
少子化が進み、生徒数の減少から廃校の危機に立たされる学校も多くなっていた。
そんな活気を無くした学校のひとつ「私立聖桜学園」に、一人の転校生が現れる。
転校生の名は天宮学美(通称:まなび)。元気少女のまなびは、転校初日で... [続きを読む]
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