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2007.01.18

「コミック百合姫」VOL.6 (後編)

関東圏ではVOL.7は今日発売ですね。
こちらはVOL.6、後編の感想いきます(汗)

「百合の花粉は落ちにくい」
今回は「ベルばら」「パロスの剣」ですね。
前者は実はあまり知らないですが、後者はよく
知っています~。名作ですね。
でもこの2作って、似て非なるものだと思います。

「パジャマ夜話」かずまこう・作
ちょっと懐かしい感じの絵柄ですね。でも、お話
は切ない~。たった一言で自分に気がないと気づく
瞬間がとても切ないのです。
それにしても、眼鏡少女と保険の先生がデキて
いるという「秘め事感」にドキドキ。

「百合×ユリ見聞録」森島明子・作
今回は「百合」の総本山?、女子校
うう。いいのう。私も生まれ変わったら・・・!
あと、作者のハシャギっぷりが可笑しいですね。

「氷砂糖の欠片」タカハシマコ・作
「百合」というより、少女の心の闇と光がテーマ
です。光の部分はずばり友情。それにしても美しく
儚げな作品です。あと、闇をコマ枠を黒にして
表現するなんて、なかなか面白いですね。
確かに明確な「百合」ではないですが、こういうの
もアリだと思います。

「真説ユリム童話」
今回は「ツンデレラ」。ううむ。どこがツンデレ(汗)
話は、ちょっと消化不良な気がしますが、王女が
花嫁を選ぶために、舞踏会を催すなんて、なんて、
なんて、良い国なのよ?!

「南波と海鈴」南方純・作
よくわからないのだけど、海鈴って、いわゆる
ツンデレなのでしょうか?
なんだか不思議なキャラですよね海鈴って。
でも、これも新しい「距離感」なにかも?

「初恋姉妹」東雲水生・作
8話です。それにしても、この作品の登場人物って
みんな不器用ですよね。それにヤキモキしたり
ハラハラするのがこの作品の楽しみ方だなあと
つくづく思います。
そうそう、今更ですがめそめそタイプのお姉さん
キャラってかなり珍しいですね。

「マーメイドライン ゆかりとまゆこ」金田一蓮十郎・作
男女と、女女の関係の違いの表現が絶妙で、
ものすごく説得力あります。
女女の関係に安らぎを覚えつつも、それを諦めて
いく、なんとも言えない切なさが良いです。
こういう作品は大人のキャラじゃなければ
説得力でないですよね。
一見ビアン系ですが、もっと間口が広いテーマの
とらえ方も良いと思います。

「射手と蠍の境界線」袴田めら・作
占いに一喜一憂するのは「百合」も同じ。なんと
も可愛い。かと思うと、袴田めら氏の「百合」
作品にしてはストレートに、秘め事を描いていて、
ドキドキさせられます。
少女時代の「揺れ動く心」が実に新鮮に捉えられ
ているのが良いですね。

ではでは、総評は二人が担当します。

ヒューシア:「百合」は良いわね~、「百合」は
心を潤してくれるわ。人類が生んだ
文化の極みだわ~。

アレサ:(シラ~)それ、古すぎる。
クビチョンパされたいの?

ヒューシア:クビチョンパはもっと古・・・

アレサ:はいはい。総評。私は3点
個人的に好きなのは、「射手と蠍の
境界線」
「マーメイドライン」かな。
「逆襲の赤ズキンチャン」もマンガとして面白い
展開になってきていると思う。

ヒューシア:わたくしはもちろん5点満点
わたくしが好きなのは・・・
「星空サイクリング」「百合籠」切なくて甘くて
ハッピー
。これが「百合」のキャッチフレーズね!

総評:●●●●●★★★
です!

「百合姫」シリーズの感想はこちら。
「コミック百合姫」VOL.1 (前編)「コミック百合姫」VOL.1 (後編)
「コミック百合姫」VOL.2 (前編)「コミック百合姫」VOL.2 (後編)
「コミック百合姫」VOL.3 (前編)「コミック百合姫」VOL.3 (後編)
「コミック百合姫」VOL.4 (前編)「コミック百合姫」VOL.4 (後編)
「コミック百合姫」VOL.5 (前編)「コミック百合姫」VOL.5 (後編)

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コメント

「初恋姉妹」の良さってそこだと思うんです。良さ、というか他にないオリジナリティは。
いわゆる「お姉さまと妹」系っていろんな美辞麗句に彩られた学園のスター、ということが結構あるのですが(私はマリみてとストパニくらいしかぱっと上げられないけど百合読書を重ねている虚人ねこさんはもっと上げられるのではないですか? ちなみに私はもともと男女でもシンデレラ物語に興味がないのでこの手の作品にはちょっと食傷気味なのです。関係ないけど個人的に玉の輿願望はないし。だから自分の作品は、片方を王女さまにしてももう片方が仕事を持ってたり王女さまより背が高かったりして)、最初はそんな平凡な「お姉さまと妹」ものだと思っていたのですが、最近は榛菜さんのそういう部分が「千夏が見つけた宝物」という感じがして、今、この作品に非常に注目しているのです。
ただ、虚人ねこさんの好みからは少し外れてしまうかもしれませんね。

コメントありがとうございました。

>美辞麗句に彩られた学園のスター

確かに、このパターンの方が多いですね。
高邁なお嬢様というのは、実に絵になりますから、
「ついていきたい!」という気持ちはわかります。

「初恋姉妹」は確かに、暗いお姉さまという点で
オリジナリティありますよね。
このパターンの他作品は、私もすぐには思い出せ
ません。強いて挙げれば、川端康成の「乙女の港」
くらいでしょうか。

個人的には、べにすずめ様もご指摘のように
「高邁なお嬢様」が好きですが(汗)「初恋姉妹」の
ように、「私がお姉様を支える!」という妹役の
心意気みたいなのも好きですよ。

ポリシーのない意見ですみません(汗)

いや、「これ以外認めないっ」って、なるよりは柔軟なほうがはるかに素敵だと思います。

美辞麗句に彩られた学園のスターと普通の女の子、というパターンの作品、あげてみていただけますか?(あ、「おにいさまへ……」もこのパターンでしたっけ? 読んだなあ)。

コメントありがとうございます。

>美辞麗句に彩られた学園のスターと普通の女の子、
というパターンの作品、あげてみていただけますか?

吉屋信子の「花物語」あたりが原点かと思って
ちょっと調べてみたのですが、「花物語」も上級生・
下級性の関係を描いた作品はありますが、学園の
スターのようなキャラクターっていないんですよね。
(調べ方が悪かっただけかも)

してみると、「学園のスター」は「エースをねらえ!」
(1973年)あたりから始まり「おにいさまへ…」(1974年)
に引き継がれた、比較的新しい歴史かもしれません。

そのあと「百合」としては、山岸凉子「白い部屋の
ふたり」(1975年)「エースをねらえ!」の変形版?
佐伯かよの「スマッシュ!メグ」(1981年)、藤田和子
「小麦パニック!」(1985年)などと続き、
「エスカレーション~今夜はハードコア~」(アダルト
アニメ)(1984年)からオタク系に浸透したような感じ
ですね。
(ただ、オタク系では「百合」自体が発展しなかった
ので、お嬢様キャラの形骸化が進みます)

そして、近年「マリア様がみてる」(1997年)で少女
漫画系とオタク系が融合して、「ストロベリー・
パニック!」(2003年)に・・・という流れではない
でしょうか。

ととと、作品を挙げるつもりが歴史を書いてしまい
ました(汗)
でも、思ったより「美辞麗句に彩られた学園のスター
と普通の女の子」というパターンって少ないですね。

でも、「おにいさまへ…」や「マリア様がみてる」
のようなメジャーな作品が存在するので、こういう
パターンが多いと錯覚しているだけかもしれません。

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