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2007.04.20

「青い花」2

志村貴子・作、太田出版・刊

本日はこの作品。

松岡女子の万城目ふみ、藤が谷女学院の奥平あきら
の友情を軸に、濃厚にして切ない、時に熱い「百合」
ストーリーが展開するお話です。

シリーズ2巻目

本日はあの二人がレビュー致します。

フューシア:フューシア・デビュー!
心機一転!こんな素敵な作品のご紹介
で再デビューできたことを幸せに感じるわ!
みなさま、よろしくお願い致しますわ!

アレサ:アホなこと言ってないで、レビューを
始めるよ。ヒューシア・・・あ、間違
えたフューシア。

フューシア:ううう・・・。がまんがまん。
さて、この作品!前回に引き続き、
文化祭の演劇エピソードからよ。

アレサ:「百合」作品では演劇ものはオーソ
ドックスな展開ね。それにしても、
志村先生の演出の巧いこと。「演劇的」なコマ割り
をしてるよね。こう言うのに、非凡さを感じるな。

フューシア:でも、最後は波乱ね。恭己ちゃん
の心はまだ各務先生(♂)に向いていた
ことが判るの!
女子校に勤務している男性教師はみんな地獄
に落ちるべきだわ!

アレサ:(アホな意見はほっといて)
でも、ふみはノーテンキね。
なんというか、盲目的でさえあるよね。
これじゃ、最後は涙を見そう・・・

フューシア:ああっ、そんなのイヤ~

アレサ:あとさ、11話でふみが恭己の四姉妹に
いじられるじゃない。そこで、レズビ
アンとかバイセクシャルとかの用語が出るよね。
「百合」感情と、レズビアンやバイのセクシャリティ
の違いを見せつけられる、というのは私たち、
「百合」好きにとっても興味深い展開だったと思う。

フューシア:11話をそういう風に読むとはさすが
アレサちゃん。わたくしは言葉責め
なっているふみちゃんに感情移入して、ドキドキ
していたわ!

アレサ:そんなことを声高に告白されても(汗)

フューシア:あと、そう。その部分もそうだけれど、
ふみちゃんが盲目的で脆い、あきら
ちゃんが熱血という展開から考えても、思った以上に
友情ものとしての意味合いが強くなってきているわね。
このまま行くと、「百合」感情がうつろいやすい心
友情は硬いものという結論に行きそうで、不安を
感じるわ。

アレサ:まあ、それは志村先生のみぞ知る。
ただ、このご時世にわざわざガールズ
ラブ作品をしているわけだし、巻末の「若草物語」
を読んでも、最後は「百合」に落ち着くという
気はするわ。

フューシア:そうね。アレサちゃんを信じるわ。
あとあと、13話。京子ちゃんが恭己
ちゃんにこっぴどく振られるの。あのシーン、ふる
えたわ~
♪痛い。痛い。ああ、痛い、痛い、痛い、痛い、
痛いのよ~

アレサ:應蘭芳ね。誰が知っているのよ。
でも、これでフューシアが本物だって
理解したよ。

フューシア:嬉しいわ~じゃ、総評ね!
わたくしは5点
ほら、よくある「百合」ものって、花火のように
気持ちが高まるじゃない。でも、この作品では、
ふみちゃんの心のくすぶりがとても良く表現されて
いるのよ。そういう等身大っぽさが良いわよね。

アレサ:私も3点。漫画としての完成度は
かなり高いと思う。演出といい、
キャラクターの存在感といい。文句なし。

総評:●●●●●★★★

このシリーズの感想はこちら。
「青い花」1

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コメント

実を言うと、一巻を読んだときの印象は、
私の場合、あまり良くなかったんですよね。
結果的に誰かに頼らざるを得ないのはしようがないとしても、
最初から一人で生きようとする努力をしようともせず、
常に寄りかかれる相手を求めるような人間は、
私は大嫌いなので。
つまり私には、ふみがそういう人間の典型に見えたわけです。
でも二巻に入って描写が進むにつれ、
ふみにも感情移入できるようになり、今は十分楽しんでます。
まあ、甘ったれた奴が多いな、とは思ってますが(苦笑)。
ただそんな感想が出てくるのも、人物描写がしっかりしていて、
キャラクターに存在感があるからこそでしょう。

コメントありがとうございます。
★Mark様

>結果的に誰かに頼らざるを得ないのはしようがないとしても、

なるほど。確かにふみって、弱すぎますよね。
杉本先輩に振り回されて、夢心地なんて・・・

私もそういうのが、「百合」として機能するか
と思って、1巻は9点にしました。
(普通、「百合」メインの作品は10点にしていますが)

>まあ、甘ったれた奴が多いな、とは思ってますが(苦笑)。

ですね。メインのふみと杉本先輩が二人ともああ
ですから。

でも、周辺のキャラクターの配置が巧いんですよね。
今後の「百合」展開も今「百合」やっているカップル
より、周辺のキャラクターに依存しそうですね。

でも3巻はかなり楽しみにしています。

こんばんはー
青い花私も持ってます。志村貴子は敷居の住人という恋愛漫画も買ってたんですが、淡白でダラダラとした人間描写が癖になりハマっていました。その時はまさか百合を題材にするとは思いませんでした。作家特有の間の描き方というか、雰囲気は青い花でも健在でうれしいです。
個人的にはふみとあーちゃんの間に恋愛感情が芽生えてほしいなと思ってます。・・・・うーん、今のままじゃ難しいかな。私は脇役にハマることが多いので主人公カップルが好きになるのは結構珍しいかも。

コメントありがとうございます。
★リグル様

>その時はまさか百合を題材にするとは思いませんでした。

過去の作品から考えると本当にそうですね。
同じような作家が出てこないか、とも思って
しまいます(汗)

>個人的にはふみとあーちゃんの間に恋愛感情が芽生えてほしいなと思ってます。・・・・

ふみとあーちゃんの関係がこの作品の一番の
ポイントだと思います。
親友から「百合」関係という展開は意外とない
ので、ひょっとしたら・・・?という気もして
います。

ただ、今の時点で先が読めないので、わくわく
しています。

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