「シムーン」4
異世界"大空陸"を舞台に、神に祈りを捧げるための
飛空挺"シムーン"に乗り、戦う少女たちの青春と
運命を描く、ファンタジーアニメ。
第4巻(9~11話)の感想です。
コールテンペストの解散の審問が行われる。9話
解散を免れたコールテンペストは辺境の監視任務
へ。10話
兵士たちと国境の町の奪回作戦を行う。11話
観賞後の第一印象は・・・8話のテンションの高さ
は持続していない印象ですが、目覚めたネヴィリル
がなかなか格好良い!
9話はテンションを高くしようとして、失敗して
いる印象ですね。リマージョンはある意味、ズルイ
ほど一方的な魔法なので、簡単に出過ぎる印象が
するのは良くないと思います。
最初のうちは、リマージョンは難しいという印象
を出して成功していたのですが・・・
ただ、ようやくコールテンペスト(12人の少女たち
の部隊)の活動が軌道に乗ります。
12人もいたら、印象が薄くなるキャラクターが
いそうなものですが、それぞれ存在感があります。
この辺りのさじ加減はなかなか巧いと思いました。
10話はキャラクターの描写が面白い回ですが、
「百合」的にも10話が一番美味しいですね。
身分の違いで素直になれなかった、マミーナと
ロードレアモンの和解エピソードが良い感じです。
この二人がパルになったら面白そうですが、今回
ワンポイントだけ?
また10話は敵の作戦を見破ったり、他のメンバーに
指示したり、とネヴィリルが格好良かったです。
前半は引きこもりだっただけに、ここに来て、
爆発力がありますね。
11話。シムーンと巫女達の美しさと兵士の泥臭さ
のギャップが残酷なまでに表現されている話です。
この作品は、女の子同士のキスという一大テーマ
がありますが(汗)4話といい、こういうシビアな
部分も面白いところですね。
でもフロエの男好きはイケない(汗)
・・・まあ、男好きはフロエとモリナスだけに
任せられたらそれでも良いですが(汗)
あと、監督と作画監督のコメンタリはなかなか
笑えました。特に監督のファーストキス話(汗)
(全く「百合」ではないですが・・・)
あと、ハーモニーの使い方を観て、出崎統の弟子
とは、私も思いました(汗)
では、総評。
わたくしは3点。「百合」度は相変わ
らずね。良い部分もあるのだけれど、
脚を引っ張る部分もあるというか・・・
私は2点。独特の世界観は楽しめた
けど、8話の完成度には及ばない印象。
こんなものかな。
総評:●●●○○★★☆
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