「シムーン」5
異世界"大空陸"を舞台に、神に祈りを捧げるための
飛空挺"シムーン"に乗り、戦う少女たちの青春と
運命を描く、ファンタジーアニメ。
第5巻(12~14話)の感想です。
カイムとアルティ姉妹の関係を描く、12話。
アーエルがネヴィリルの前で、アムリアを失う
原因になった翠玉のリマージョンの話をして、険悪
な関係になってしまう。13話。
ワポーリフはドミヌーラにシムーンの解体を命令
するが・・・14話。
では、本日は二人がレビューいたします。
4巻はちょっとテンションが下がった
けど、また盛り返して来た印象。
「百合」的にも赤○急上昇だわ!
まずは12話。アルティ(妹)はカイム
(姉)のことを本当に愛していたのね・・・でも、
カイムは敬虔な巫女だから、禁忌を犯した自分たち
が許せなかったのね。イタイお話だわ。
そうだけど、普通、妹が姉を・・・
というのはリアリティないなあ。
たとえファンタジー世界であっても。
そこはほら、戦時下じゃない。
何があっても不思議じゃないわ。
それはそうなんだろうけど、もう少し
細かな動機付けが欲しかったな。
でも、好きなのに、あそこまで嫌われるという
切なさは「百合」的には良いよね。
そして13話!今までで一番「百合」
度高いと思うわ。
それには同意。アーエルとリモネの
お子様っぷりが、逆に本当に愛する
ことの重さを感じさせるね。
13話のアーエルは、クリスタ・ウィン
スローエの「制服の処女」を思い出さ
せたわ。
主人公・マヌエラちゃんが寄宿学校に入る前に、
上級生のエヴァちゃんを好きになるのだけれど、
同性が好きな自分を理解していなくて、ものすごく
苦い経験をするのよ。13話のアーエルちゃんを観て
いて、同じような痛い感覚になったわ。
でも、ああ、なんて甘い痛み!
フューシアが特殊なMということは
理解した。
14話はシムーン自体の謎に言及するお話ね。これも
なかなか引き込まれる演出で良かったと思う。
12,13話でキャラクターの愛憎とシムーンの反応の
相関を感じさせて14話でシムーン自体の謎に言及
する。なかなか巧い展開と思うな。
シムーンって、結局、「百合」が好き
なのよ。
うわ。さらっと核心かもしれない
ことを・・・(汗)
でも、フューシアの言うことが当たっていたら、
「シムーン」という作品は「百合」だったって
言えそう。
もちろん「百合」よ!今後の展開にも
期待だわ!
じゃ、総評。私は2点。盛り返して
きたけど、これくらいかな。でも、
なかなか楽しめた。
わたくしは4点。「百合」度が高く
なってきたわ。やっぱり主人公
カップルが注目されないとね!
総評:●●●●○★★☆
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