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2007.06.14

「BLUE DROP 吉富昭仁作品集」

吉富昭仁・作、メディアワークス・刊

遠未来。地球には宇宙人と戦った影響が残っていた。
人類と宇宙人の黄昏と、少女たちの青春を描く、SF
漫画です。

では、本日は二人がレビュー致します。

アレサ:今日は、この作品。SF漫画

フューシア:どれどれ。・・・青いわね。

アレサ:見たまま。あなたは小学生ですか。

フューシア:ふむふむ。こういう緩やかな終末を描く
のってどちらかと言えば古いタイプの
SFよね。ふむふむ・・・なにこれ!ヘテロじゃない!!
変な男に孕まされるお話なんて・・・(怒!)

アレサ:まあ、続けて読んでみて。

フューシア:これ以上ヘテロだったら、押し倒すわよ!
ふむふむ・・・あ、「百合」?・・・・
わ、「百合」よ「百合」。間違いないわ・・・
・・・わわ。凄いわ~。うひょ、うひょ~!
くらいマックス!・・・ふう。久しぶりに「百合」
度の高い作品で、堪能したわ~

アレサ:村木正人の「くらいマックス」からね。
だれが知ってるの。

フューシア:それにしても、1話以外は全部「百合」!
女性しかない異星人なんて、素敵だわ~

アレサ:そうそう、私もこれほど「百合」作品
とは思わなかった。確かに、男性作家
っぽく、心理描写メインの「百合」ではないけど、
1000年に渡る壮大な物語を背景にした「百合」って
良いよね。それなりの重みを感じるし。

フューシア:それに、作者は男性キャラもしっかり
描くけれど、「百合」が好きというの
は感じるわ。好きじゃなければ1話以外は「百合」
なんてこと、普通はやらないわよ。
作画能力があって、ちゃんとした話も描ける作家が
「百合」好きというのは、心強いわね。

アレサ:ただ、ちょっとオリジナリティが希薄
かな。人類の発展が宇宙人にコントロール
されているという設定は意外と多いよね。最近では
(ヘテロだけど)「スクラップド・プリンセス」とか。

フューシア:良いのよ、そんな小さいこと。わたくしは
レジスタンスの少女とか、同性しか
愛せない女性学校医
とか、そういうムラムラする
設定が美味しかったわ!

アレサ:そんなアホなことをはっきり言われても。
・・・ムラムラって。

フューシア:では、総評!
わたくしは4点。ちゃんとしたお話と
「百合」が高い次元で結びついていると思うわ。
吉富昭仁先生の次回作に期待するわ~!

アレサ:私は2点。凄く面白い!とは言いにくい
けどまじめな作品であることは確か。
作画も綺麗だしね。こういう作品がもっと出てきて
ほしいね。

総評:●●●●○★★☆

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