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2007.07.15

「シムーン」9

異世界"大空陸"を舞台に、神に祈りを捧げるための
飛空挺"シムーン"に乗り戦う、少女たちの青春と
運命を描く、ファンタジーアニメ。
第9巻・最終巻(24~26話)の感想です。

コールテンペストのメンバーのそれぞれの"選択"を
描く、24話
泉に行かなかったアーエルとネヴィリルと、二人を
助ける人々を描く、25話
元コールテンペストのメンバーのその後を描く、26話

では、本日は二人がレビューします。

フューシア:ああ、堪能したわ~
「永遠の少女」!素晴らしい!きっと
吉屋信子先生も天国でお喜びだわ。

アレサ:確かに「永遠の少女」というテーマは
吉屋信子の少女小説に通じる部分がある
よね。でも、一般的には少女時代は束縛ばかりの暗黒
時代
だと思っている女性も多いと思うな。
だから、「永遠の少女」という考えは男性の願望
ようなイメージもつきまとうよね。

フューシア:それは間違い!間違い!間違いっ!!
確かに、そういう作品もあるけれど、
そういう作品って、たいてい男キャラが美味しい
思いをするだけじゃない。
この作品では、少女たちの強さや優しさ想いをしっ
かり描けているわ!

アレサ:まあ、それにこの世界では、全ての人が
少女として生まれる
わけだから、現実
世界とは比較はできないよね。

フューシア:そーよそーよ。
アレサちゃんのイジワル!

アレサ:ただ、この作品で描かれる「少女の想い」
シンパシーを感じるかどうかは別の話。
男性だって感じるだろうし、女性だって感じないかも
しれない。
だから、この作品は「人を選ぶ」って言われてるん
だと思う。

フューシア:でも、そんな人を選ぶことが判っている
アニメ作品を世に出した。ということが
重要だわ。そう!「百合」が認知されたからこそ、
この作品が誕生できたのよ!

アレサ:イキナリね・・・でも、それには同感。

フューシア:それに、最後の展開は確かに「百合」
だったわ。アーエルちゃんとネヴィリル
ちゃん、ドミヌーラちゃんとリモネちゃんの間に
あったものは確かに"愛"だったわ!
結論!「百合」は永遠に美しいのよっ!!

アレサ:相変わらず突っ走り気味ねえ。
あえて、フューシアに質問するけど
翠玉のリマージョンで別世界に行くというのは逃げ
じゃないの?

フューシア:それならお化粧することは逃げになる
わ!

アレサ:年をとって化粧をするのはある意味逃げ
だと思うけど・・・まあ、フューシアが
言いたいのは美しくあろうとすることは逃げじゃない
ということね。

フューシア:そ、そうよ!
それに、この作品では過去から今までの
全ての少女たちの理想の象徴として、翠玉のリマー
ジョンの存在があるのよ。
多感でありたいとの願い、若く美しくありたいとの
願い。その全てが別世界に行くことに繋がっている
のよ!

アレサ:作品のテーマはそれよね。ただし、私と
しては多少強引に思えるところもあった
な。説明と無説明のバランスが悪いというか。
演出がとても良かったので、引っ張られたけど、もう
少しバランスが悪かったら単なる「変な作品」に
なっていた危険もあったと思う。

フューシア:少女の心を持った、判る人だけ分ければ
良いのよ。この作品はそういう意味も
あると思うわ!

アレサ:というところで総評ね。私は3点
確かに多少強引なところはあったと思う
し、もう少し少女の暗い部分も描くべきだったと思う。
でも、アニメとして良い作品だったと思う。個人的
には名作だった。

フューシア:わたくしはもちろん5点!!最初のうち性別が
変わるという設定が「百合」としてどう
作用してくるのか不安ではあったけれど、結果的に
ちゃんと「百合」作品になっていたと思うわ。
そして、「少女たちの想い」にもシンパシーを感じ
たわ!ああ、少女はそして「百合」は美しい!

総評:●●●●●★★★

このシリーズの感想はこちら。
「シムーン」1「シムーン」5
「シムーン」2「シムーン」6
「シムーン」3「シムーン」7
「シムーン」4「シムーン」8

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コメント

シムーンは前半はいつ見るのやめようか・・と思っていたんですが半分すぎたら、まあ変わりました。いまでは見てよかったかなと思います。
ひとつ気になったのはやっぱり私も「いや少女ってそんなにきれいなもんだけではないから」ということでした。そこがどーしても違和感になっていたのです。大人になって回想するならともかく、少女時代真っ最中って本人たちには嫌なところのほうが目につくんじゃないかなと思ったのですが。

コメントありがとうございます。
★しまれく様

>「いや少女ってそんなにきれいなもんだけではないから」

これは同感です。
個人的には、もう少し暗い欲望を見せても良かった
のでは?と思いますね。
(そういうキャラもいましたが、いつの間にか良い娘に
なっていたりするし・・・)

ただ、暗い部分を描きすぎると、この作品のテーマが
薄れそうだし、方向性がバラバラになる怖さもあるし。
表現者として取捨選択したのなら、しょうがないか・・・
と感じました。

・・・が、この最大の難点を克服していたら、もっと
傑作になったのに、とも思います。

コメントを書くのがちょっと遅れてしまいましたが、
全話視聴お疲れ様でした。
ドミヌーラとリモネのふれあいは良かったですね。
アーエルとネヴィリルについてもですけどそういう
場面をもっとたくさん見てみたい気持ちです。
というかこの26話の時点で少しひっかかっている
所があって、、、。アーエルとネヴィリル、
ドミヌーラとリモネ、女の子同士で愛し合うことを
選んだ人達は、それまで自分達がいた大空陸の
社会から去って(追い出されて?)いるんですよね。
こういう状況を見ていると、人類がすべて女性
として生まれてくるあの世界ですら、女性同士の恋愛が
世の中に受け入れられていないのかなという気がしてきて
しまって、個人的にちょっとやるせない気分になって
いました、、、。彼女達が存分に愛し合っている姿が
たくさん見られたなら少しは安心できたのですけれど
、、、。
まあ後半に行くに従ってキスシーンが少なくなった
ことへの不満なのかもしれませんw。
アーエルとネヴィリルには、永遠のループではなく
輝かしい未来が待っていることを願いたいです。

コメントありがとうございます。
★ギンガム様

>大空陸の社会から去って(追い出されて?)いるんですよね。

なるほど。そういう解釈もできますね。

でも「世の中に受け入れられていない」という
ほどではなく、現実世界と同じくらいではない
でしょうか。

というのも、グラギエフとアヌビトゥフは要職
でありながら、同性で愛し合っていますよね(汗)

アーエルとネヴィリルやドミヌーラとリモネは
同性で愛し合うために、別世界に行ったのではなく
永遠の少女の象徴というか、代表として旅だった
のだと解釈しています。

まず「永遠の少女」というコンセプトがあり、それ
を具体化するための「百合」じゃなかったかとも
考えています。

>輝かしい未来が待っていることを願いたいです。

アーエルとネヴィリルの未来だけが描かれなかった
というのは、巧い演出ですよね。
ある意味、鑑賞者に任せているわけですから。

もちろん、私も二人の幸福な未来を信じています!

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