「京四郎と永遠の空」第三巻
王子様との出会いを夢見る少女・空と、転校生・京
四郎そして、絶対天使・せつなの三角関係をメイン
に繰り広げられる、学園ラブ・バトルアニメ。
3巻(5,6話)の感想です。
東月封魔女学園のミカが攻勢を開始。京四郎とちょ
っと幸せな生活を送っていた、空は再びさらわれ、
そして、衝撃の事実を知らされます・・・
観賞後の第一印象は・・・この作品を鑑賞している
と感じる、ヘンな違和感の正体がやっと判りました。
それは・・・
この作品って、鑑賞していると、なんだかヘンな
違和感を感じる時があります。
一番判りやすいのは、東月封魔女学園のミカとその
取り巻きの女の子達ではなかろうか。
なんというか、取り巻きの女の子達って、研究者を
のぞいて・・・書き割りのような存在感に思えません?
その薄い存在に崇められるミカも薄く感じてしまい
ますよね。
で、その背景を前にして、かおんとひみこはシリアス
なドラマを演じている・・・そういう風に思えて
しまいます。
これはヘテロさんチームにも言えることで、前巻の
感想でも書きましたが、京四郎と空は薄いのに、
せつなは重い。
そういう重いモノと軽いモノの距離が非常に近くて、
既視感にも似た、ヘンな感覚を味わってしまいます。
この違和感がスタッフの狙いなら、逆にスゴイですが、
そうではないですよね(汗)
(せいぜい、対比を表現しているだけでしょうね)
まあ、ちょっとマイナス?な面を書いてしまいました
が、「百合」的には3巻も引き続き良いです。
「百合」的にも、決して抜群というワケではないです
が、両想いのかおんとひみこと二人を虐めるミカ、
という構図が判りやすくて良いですね。
あと、ラブラブの二人に、狂おしいことをさせるミカも
良いですね。私の中に眠るエムっ気が呼び起こされ
そうです(汗)
そうそう、5話のオーディオコメンタリの川澄さんの
女子校話は必聴ですヨ!(汗)
あと、松岡さんが小西さんに言った「BLやってん
じゃん」も笑えました。タイミング良くて(汗)
では、総評。
わたくしは4点。ああ、ひみこちゃんの
切ない描写が良いわ~。でも、愛は
障害があればあるほど燃え上がるのよ!わたくしも
少女のころ
私は2点。空の正体が判明し、お話は
面白くなってきたと思う。でも、これをどう収拾させる
かなあ・・・と思うと不安感も。
総評:●●●●○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「京四郎と永遠の空」第一巻
●「京四郎と永遠の空」第二巻
漫画版の感想はこちら。
●「京四郎と永遠の空」1
●「京四郎と永遠の空」2
« 「つぶらら」Vol.2 | トップページ | 「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第23,24話 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント