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2007.10.09

「ウエルベールの物語」Vol.I

そういえば、この作品もリリースが終わっていること
に気が付いて、鑑賞を始めました。

お話は・・・中世のようなファンタジー世界が舞台。
女盗賊・ティナはお宝を求めて国王の城に忍び込む
がそこで、姫・リタが他国の王子を刃傷するところを
目撃してしまう。
その後、諸々あって、戦争を回避するために他国に
親書を届けることになったリタの護衛としてティナも
旅に出る・・・という内容です。

観賞後の第一印象は・・・一般アニメとしても、
「百合」としても煮え切らない作品ですが、妙に
続けてみたくなる魅力は感じました。

個人的に、こういうRPG的というか、中世的ファンタ
ジー世界
は嫌いではないです。(昔は嫌いでしたが)
現実逃避できるのが良いですよね(汗)

ただ、作品を鑑賞しているとヘンな違和感を感じて
しまう時があります。BGMが場面に似合わず妙に軽か
ったり、アレアレ?と思うような演出があったり、
つっこみどころも少なくないのです。

演出の甘さは、なんだか「昔のアニメ」というような
感じさえします。

絵やキャラクターの設定は一見オトナ向けなのです
が、一方で「昔のアニメ」でもある。そういうのが
妙な違和感を生み出す原因なのではないかと思います。

しかし、最近のアニメは難しいと感じている客層には
良いのではないかとも思うのです。実際、「昔の
アニメ」っぽく感じる話は、脚本家や演出家に依存
しないし、どうも、狙っている感じもしないではない
です。

また、第二部の制作が既に決定しているようだし、
この狙いはある程度あたっているのではないかとも
思います。

さて、「百合」的には・・・
基本的に、リタとティナのバディものになると思い
ます。

ティナには恋人(もちろん男)がいるのですが、いか
にもダメ夫だし、1話以降出てこないし(汗)ティナと
いうキャラに釣り合わないキャラなので、かなり
安心感はあります。

恐らく、後半で出てくるのでしょうが、そのときに
は良いアテウマになってくれることでしょう(汗)

あと、女盗賊と姫のコンビというのも、なかなか
美味しいし、バディものとして鑑賞する分には
期待も出来ると思います。2話の買い物のシーンは
アリガチだなと思いつつも、良いデコボココンビ
っぷりを見せてくれますし。

今後、二人の友情・絆がどう結実するのか・・・が
「百合」としてのポイントになるのでしょうね。

では総評です。

フューシア:わたくしは1点。バディものとしての
ポテンシャルは高いと思うわ。でも、
まだまだなのよ。ティナちゃんは男がいるし。
だからまだ様子見ね。

アレサ:私は2点。脚本・演出どれをとっても
突出したものはないけど、世界観や
キャラクターの魅力はあると思う。「百合」とし
てどの程度になるかは、まだ先が見えない感じ。

総評:●○○○○★★☆

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