2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 「魔法のじゅもん」2 | トップページ | 今週入手した物件など+検索順位 »

2007.11.16

「カレン坂高校 可憐放送部」

ひびき玲音 鈴木紅・著、集英社コバルト文庫・刊

「マリア様がみてる」のイラストを手がけている、
ひびき玲音氏が、著者になっているという点でも期待
した作品です。

お話は女子部と男子部が分かれているカレン坂高校が
舞台。カレン坂高校の名門放送部に集う、生徒と
学園に巻き起こる事件を描くストーリーです。

読後の第一印象は・・・「百合」要素はあるのですが
「マリア様がみてる」のような「百合」を狙っている
という予想は見事に外れました
(汗)

ストーリーは時系列で進んでいきますが、登場人物4人
(女性3人、男性1人)が順繰りで各章の一人称をする
というちょっと珍しい構成の作品です。

実は、この作品、どちらかといえばゆるやかな会話劇
だと思っていました。まあ、基本的には会話劇なの
ですが、作中で発生する事件がスゴイのです。

巻の中頃に、ええっ!?という大事件が発生します。
これだけでかなり驚きましたね。

そのあとも頻発する事件。当初の「ゆるやかな」予想
は全く外れました(汗)

登場人物達は、その事件にほとんど傍観者として登場
します。このあたりの構成も普通の小説ではあまり
無いですね。

しかし、あとがきを読んでちょっと納得しました。
もともとこの作品はWebコンテンツだったのですね。

それで、あっと驚くような展開が満載なのですね。
ただ、それが小説として成功しているかどうかは
ちょっと微妙だと思いました。というのも、最初に
発生する事件があまりに現実離れしているし、その後
も色々あるので、メインキャラ達の影が少し薄く感じ
のです。

まあ、この巻が事件発生編で、次が解決編。そのとき
に各キャラが頑張る、という展開なら納得ですが・・・
さて、どうでしょう。

で、肝心な「百合」としては・・・
放送部の唯一のパーソナリティ、なちると放送部を
手伝う、みひろの関係ですね。

この二人は他者から「友情バカップル」と言われて
いるほど仲が良いのです。みひろは地味な娘なのに
美少女で元気ななちるにべったり。なちると男子生徒
が一緒にいると嫌な気がしたりと、なかなか良い感じ
ではあります。

ただ、友情の域を出るかどうか、これはかなり微妙
です。

この作品は男性キャラも登場するし、一寸先は判ら
ない
というところです。

しかし「百合」を狙っているのはある程度当たって
いると思うし、男性も出てくる状況で「百合」的な
進展になるのは、かなり嬉しいので、期待はした
ですね。

では、総評。

フューシア:わたくしは2点。「百合」的にはまだ
まだという感じね。みひろちゃん、
頑張れ!「百合」はあなたの双肩にかかっている
のよ!

アレサ:私は1点。「あの事件」には正直驚いた
けど、小説としての完成度はそれほど
高くない印象よね。まあ、いろいろな伏線もあるし
そのつなげ方によっては面白い作品になりそうだ
とは思う。まあ、次巻に期待。

総評:●●○○○★☆☆

« 「魔法のじゅもん」2 | トップページ | 今週入手した物件など+検索順位 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/17093972

この記事へのトラックバック一覧です: 「カレン坂高校 可憐放送部」:

« 「魔法のじゅもん」2 | トップページ | 今週入手した物件など+検索順位 »