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2007.12.06

「ティンクルセイバーNOVA」3

藤枝雅・作、一迅社REX COMICS・刊

美咲輝学院内の"正義の味方部"と"世界征服部"の
抗争(?)を描く、まったりアクション漫画
第3巻です。今回もドラマCD付属ですね。

読後&鑑賞後の第一印象は・・・原作はイマイチ判り
にくい展開です(汗)でもドラマCDは「百合」的にも
良い感じ
です!

まず漫画版ですが・・・今回、アクションのウエイト
が高い
です。しかも少年漫画のように同時多発的に
バトルが発生したりするのです。

まあ、それはアクションとしては良い展開なのですが
どうも、藤枝雅氏がそういうのに慣れていない雰囲気
が出ているのがマイナスです(汗)

また、この作品は当初から、闘いを描きながら、部活
のまったり感
を同時に描く、という難しいことをして
いるので、ストーリー漫画としての完成度はどうも
低いです。・・・というか、マイルストーン的なイベ
ントもないので、展開の起伏がとても判りにくいです。

1巻分を一気に読んで、そう思うのだから、雑誌掲載時
はかなり判りにくい作品になっているのでは?と危惧
しています。
(一介の読者としては余計な心配でしょうが)

確かに、キャラクターの魅力は出ているし、少年漫画
的な熱いアクションも今更感があるし、こういう方向
は間違っていないと思うのですが・・・なにか足りない
ですよね。

もうすこし、(臭くても)青春もの的な雰囲気を出した
方が良いのではないでしょうか。

その点、ドラマ版はテーマがはっきりしていて、判り
やすい造りになっています。

ドラマCD「Crossing☆Star」

テーマはズバリ「甘~い友情」!!
はやなと葵のジャケ絵が期待を高めます。

お話は・・・占いアクセサリーを通じて、正義の味方
部の、はやなと葵、さつきと稜の"友情"が描かれます。

最初から「百合」を意識したネタもあるし、全体的に
良い雰囲気の会話劇になっているし、なんというか、
ムズムズするような、甘ったる~い気持ちにさせられ
ます。

はやなの「(今でも仲良しだけど)もっと仲良くなり
たい」
という発言に萌えました(汗)

このあたり、流石の藤枝雅!という感じです。

あと、國府田マリ子さんの声、久しぶりに聴きました
が、まだまだお若いですね!

では、総評。

フューシア:わたくしは漫画は1点。ドラマCDは3点
なんと言ってもドラマCDが良かったわ~
もう、2カップルとも結婚しちゃえば良いのに!

アレサ:私は漫画は1点。ドラマCDは2点。漫画版
はどうも焦点が定まっていない印象よね。
その点ドラマCDはテーマがはっきりしている分だけ
よかった。「百合」してたし。

漫画:●○○○○★☆☆
CD:●●●○○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「ティンクルセイバーNOVA」01
「ティンクルセイバーNOVA」2
単発ドラマCDの感想はこちら。
「ティンクルセイバーNOVA 湯煙★スター」
「ティンクルセイバーNOVA スクランブル★スター」

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