「乙女ケーキ」
タカハシマコ・作、一迅社百合姫コミックス・刊
百合姫コミックス強化月間中です(汗)
本日のレビューはこの作品!
「百合姫」「百合姉妹」で異彩をを放つ作家、タカハ
シマコ氏の初の「百合」オンリー短編集です!
ではでは、本日は二人がレビューいたします(汗)
キタ、キタキタキター!
日刊アルバイトニュース?
じゃないわよ!この作品よ!
・・・って、アレサちゃんいくつなの。
甘めの「百合」作品が多い「百合姫」
「百合姉妹」の中では、いや、最近の
「百合」シーンを鑑みても、異彩を放つ作品だよね。
そう!わたくしも甘い「百合」は大好物
だけれど、この作品は別腹ね。痛覚を
刺激する「百合」作品ってそんなに多くはないわよ。
その第一人者がタカハシマコ先生と言っても過言では
ないわ。
なんというか、女ロリータだよね。
??男ロリータなんて考えたくもない
わよ!!
いや、そうじゃなくて、通常のロリータ
ものって、悪く言えば男の都合の良い
可愛さじゃない。
ゴスロリとは違うの?
ゴスロリって女の子向けファッション
だし、男性を引かせる効果もあるわよ。
ゴスロリはどちらかというと外見で決定
されるけど、この作品で描かれるロリータ
って生まれながらに持っている、棘がついたロリータ
だと思う。男を引かせるどころか、寄せ付けない。
なるほど。
確かに、毒を持った女っているわよね。
アレサちゃんを虜にする、この、わたくしのように!
(無視して)
でも、基本「百合」なんだな。女の子の
毒と、「百合」の甘さ。そのさじ加減が絶妙だと思う。
それに、毒を持った女性キャラって、とても存在感
あるよね。ある意味リアル。「百合」ってどちらかと
いうとファンタジーだから、この意味でも非常に良い
バランス感覚と言える。
(無視しないで~)
「百合」って王道に走りがちのジャンル
だから、こういう作品は新鮮だわね。
じゃ、じゃ、アレサちゃんの好みの作品は、なにかし
ら~?
私はやはり「タイガーリリー」。
「永遠の百合」を見事に表現した、大傑作
だと思う。あとは「あかいかさ、しろいかさ」や
「夏の繭」も良いね。
わたくしは「ぬいぐるみのはらわた」
「みちくさ」「乙女ケーキ」が良いわ。
痛さ甘さ。堪能~
じゃ、総評。
私は文句なく3点つける。ガチ「百合」
作品でも、このレベルの作品ができるという、良い
見本ね。
わたくしも5点!素晴らしい作品だった
わ~。わたくしも少女のころ~
総評:●●●●●★★★
タカハシマコ氏の作品はこちら。
●「女の子は特別教」
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