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2008.01.18

「マリア様がみてる 薔薇の花かんむり」

今野緒雪・作、集英社コバルト文庫・刊

「マリア様がみてる」29巻目の感想です。
お話は・・・祐巳と瞳子がついに姉妹に。でも、三年生
を送る会を控え、祐巳は忙しく日々を送る。でも祥子
さまの"ガリ勉"が気になって・・・。
という内容。

読後の第一印象は・・・30冊近く出版した「マリア様が
みてる」という作品の貫禄を感じました。「百合」的に
も良いところが多いです。

今回は、祐巳視点の淡々とした展開で進みます。

瞳子との関係は意外なほど書かれず、三年生を送る会の
準備でたくさんの生徒と会話し、その中で、祥子さまの
不自然な行動が気にかかる。

いろんなことが起こるのですが、祐巳は意外なほど冷静
なのです。これは、祐巳の心理描写をあえて薄めにする
ことで、読者に祐巳の心の動きを追体験させているような
演出ではないかと感じました。もしそうなら、流石は
「マリア様がみてる」です。

多くのライトノベルでは1巻で事件が起こって、収束する
過程を描くのですが、こういうお話ができるのも「マリ
ア様がみてる」ならでは、ではないでしょうか。

この「演出」が効いていて、最後はグッとくるのです。

上手いですよね。実に。

こういうことができる作品のファンになって、その作品
が「百合」をメジャーにしてくれて、本当にうれしく
思います。

さて、「百合」としては祐巳と祥子さまの普段の姉妹
関係が描かれているという点が良いですね。
二人の距離感がとても気持ちよく描かれていると思い
ます。

そして、親友(瞳子)を想う、乃梨子もとても良いです。

さすがは最初の主人公ですね(汗)
でも、祥子さまが急に物語の中心に・・・というのは、
ひょっとして終了フラグ?!

ううむ。次の次が気になります・・・

フューシア:わたくしは3点。濃い「百合」ではない
けれど、薄口がとても甘露に感じることが
あるわよね。まさにそういう作品だわ。

アレサ:私は3点。笑ったり、ハラハラしたり、少し
哀しくなったり、そういう感情のコント
ロールが本当に上手ね。楽しめた。

総評:●●●○○★★★

シリーズの感想はこちら。
「マリア様がみてる イン・ライブラリー」
「マリア様がみてる 特別でないただの一日」
「マリア様がみてる チャオ ソレッラ!」
「マリア様がみてる バラエティギフト」
「マリア様がみてる 妹オーディション」
「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」
「マリア様がみてる 未来の白地図」
「マリア様がみてる くもりガラスの向こう側」
「マリア様がみてる 仮面のアクトレス」
「マリア様がみてる イラストコレクション」
「マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵」
「マリア様がみてる クリスクロス」
「マリア様がみてる あなたを探しに」
「マリア様がみてる フレーム オブ マインド」

・・・ところで、アニメ版「マリア様がみてる」の
第4期はなんとTV放送だそうですね。スゴイ!の
一言です。そして、楽しみ~

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