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2008.01.17

「WORKING!!」4

高津カリノ・作、SQUARE ENIX、ヤングガンガンコミックス・刊

ちょっとヘンな従業員が集う、ファミレス「ワグナ
リア」を舞台にした、コメディ4コマ漫画。第4巻。
息が長いですね。この作品。

読後の第一印象は・・・なんだかヘテロネタが多く
なってきている感じがするのは私だけ?
「百合」的に良いところもあるのですが・・・

今回は何故か小鳥遊ことかたなし(♂)がモテモテ
(死語)。ロリコンで女装癖でMのクセにー!!
なんだかなあ。

で、「百合」的にはやはりワグナリアの(一応)チーフ
轟八千代と、(一応)店長・白藤杏子ですね。

今回は「65品目」、バイトに小言を言われた杏子が
落ち込み、八千代もおろおろするお話が良いです。
"杏子の気持ち"では八千代が一番好きということを
仄めかしたりするのもグッド!

そして、「66品目」「67品目」の杏子が出張に行く
お話も、良い・・・のですが・・・
これを期に、八千代に気がある佐藤(♂)が役得
なるのはイタダケマセン!

さらに悪いことに、「75品目」では八千代と佐藤(♂)
の間のミャクが太くなったようなネタさえあります。
これを読んで愕然としましたよ・・・
まあ、完全に杏子と八千代のカップリングが壊れた
ワケではないのですが・・・

とまあ、毎度ゆるい4コマ漫画だなと思いつつも
八千代の扱いで一喜一憂する私がいるのです(汗)

それだけ、キャラクターの設定が上手なのでしょうね。

また今回、ワグナリアの人達がある意味、ファミリー
の様に感じて、ちょっと羨ましくなってしまいました。
・・・ああ、私も疲れているのかなあ(汗)

では、総評。

フューシア:わたくしは2点。たかなしとか佐藤なんて
死ねばいいのよ!でも、「75品目」は
きっと杏子ちゃん大逆転の伏線なのよ!きっと!

アレサ:私は1点。長いことやっているのに、まだ
パワーがあるところがスゴイ。キャラ
クターも上手いと思うし。でも、もう少し何か欲しい
ような気がする・・・

このシリーズの感想はこちら。
「WORKING!!」
「WORKING!!」2
「WORKING!!」3

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コメント

個人的には百合要素がなくても好きな作品ですし、小鳥遊や佐藤がいなければコメディとして成立し得ない作風だと思います。
そもそも百合を掲げた作品でもないわけですし、今回の展開に憤るのはお門違いではないかと思います(Mで女装癖というのも作中の事実とは異なりますし、曲解しているように思えます)。

小鳥遊も佐藤も個人的には好きなキャラなので、「死ねばいい」という表現には少なからず不快感を感じました。もちろん感想を持つのは自由ですが、せめてもう少しソフトな表現にしていただけたらと思います。

フューシアちゃんの芸風だとわかってはいるけれども「死ねばいい」は確かに言い過ぎだなあ、と思います。まあ、古い百合スキーな方は、過去に辛い展開をよく見ていらっしゃるから、男性の存在には過敏になるのはわからないでもないのですが。SAVOIAさまがおっしゃることもわかるなあ……作品を読んでからだともっと的確なことが言えるのですが。
ちなみに今回のような使われ方をしていらっしゃるブログを多く読んで以来、ワタシは一時期「ヘテロ」という言葉を使うのが嫌になったことがあります→これが原因になって、気持ちの落ち着け先を見つけて「2007年型西山香葉子」も育まれたので結果的に良かったと思っているのですが。
そういえば、女性同士の関係を「百合」、男性同士の関係を「やおい」「BL」というのに、男女の恋愛関係だけきちんとしたセクシュアリティの名前で呼ばれているのも不思議な話だな、と思いました。セクシュアリティを聞かれたら、異性愛の方は「異性愛者」「ヘテロセクシュアル」と答えた方が円滑に話が運ぶのですが、恋愛もの創作のセクシュアリティ的傾向を表現するのに、こちらだけ現実の真似をするのは変な気がしてきます。創作物なんてどこかに夢が入っているものですし※。ちょっとこのあたりも探ってみるとしましょうか(他に表現方法もないのかもしれませんが。私は肯定的に捉えることが多いので「男女カップル」という表現をよく使ってます。「「ノーマル」「ノマカプ」というと嫌がる人もいるので。
蛇足ですが、私は初読でよほど違和感を感じない限り読んだ作品に関して文句を言わないあほなので……)。
※その夢の配分が、どちらかの性別にとって都合の良い存在にキャラクターが感じられて虚人ねこさまが嫌だとおっしゃるのは知っているのですが。
長文失礼しました。きちんと読む機会がありましたらこの作品を自ブログでも書かせていただきます。

コメントありがとうございます。
★SAVOIA様
★べにすずめ様

フューシアも以前より角が取れてきていたのですが
突っ走ってしまいましたね。不快感を与えて申し訳
ありません。

しかし、SAVOIA様もおっしゃるように、私自身は
この作品の男性キャラは嫌いじゃないのです。
(というか、キャラクターが嫌いになることは
ほとんどありません。男女とも)

その気持ちを・・・

>ワグナリアの人達がある意味、ファミリーの様に感じて、

というような表現で表したのですが・・・
フューシアのは配慮が足りませんでしたね。

以後気を付けますね。・・・っとフューシアにも
言っておきます(汗)

>「ヘテロセクシュアル」と「ヘテロ」

言葉って難しいですね。
同じ意味でも人によって違ったり、時代によって
違ったり・・・。特にセクシャリティのような微妙な
事柄の言葉はなおさらです。

それゆえ、アンテナを鋭敏に張り巡らせるべきなの
でしょうね。その点では最近の私は怠けてます(汗)

プロの作家は、本当に尊敬します。

お二人とも、ご指摘感謝いたします。

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